焔(男)
重い体を引きずるようにして、焔はぽんとベッドの上へ倒れ込む。
ーームニッ……
手に妙な感覚がした。 柔らかい、未知の弾力?
疑問符が頭を掠めたとき、焔はようやく瞳を開けて、自分が倒れ込んだ場所を見た。
焔(女)
焔(男)
焔は、驚きいてベッドの上から転がり落ちつつ、何とか見知らぬ女から距離を取る。
焔(男)
焔が見知らぬ女から離れた後、彼女はユックリと上体を起こすと、右の手首をもう方の手で掴み、背伸びした。
ーープルン…ッ
彼女の豊か過ぎる双丘が揺れる。
まるで高級なマスクメロンが2つ。
焔の目線は、本能的にそれに釘付けとなった。
焔(女)
焔(男)
彼女の顔を、よくよく見ればーー他人と思えないほど、顔立ちが似ていた。目鼻立ちも、骨格も、身長もーーすべて、よく似ている。
焔(女)
焔(女)
焔(女)
焔(男)
焔(女)
焔(男)
焔は、1つ試して見ることにした。
本当に、彼女が未来の自分であるのなら、出来る筈だ。
焔は、見知らぬ女をチラチラと警戒しつつも、豊満な双丘に何度か目線を奪われそうになるのを耐えながら ーー勉強机の下にある椅子を引っ張り出し、自分と彼女との中間へ置く
焔(男)
焔(女)
椅子を中心として離れ、焔は左回りに、彼女は右回りに歩み、間もなく出会う。
焔(女)
焔(男)
二人は離れると、再び椅子を中心として周り、出会う。
焔(男)
焔(女)
焔は、彼女が未来の自分であると確信した。
焔(女)
優しく微笑む彼女に、焔は自らの頬が徐々に熱を持ち始めるのを感じだ。
自分を愛せるのは、自分だけ。
それが、焔の持論だった。
彼女の見た目も性格も、何もかもが焔にとってドタイプであったのだ。
焔(女)
彼女は焔の手をそっと握ると、一歩、ニ歩と歩みを進める。 じっと見つめる彼女の熱い瞳に、期待と不安、動揺が胸の内を這う。
ーーコツッ…
焔の踵がベッドの縁に当たり、わずかにバランスを崩した途端、焔はベッドに押し倒された。
焔(男)
焔の胸板に、豊満な胸がこれでもかと、押し付けられる。柔らかく形を柔軟に変えるソレの感触に、ブワリと体が熱くなる。
焔は、何か言おうとしたが、開いた口は、彼女の口によって塞がれた。
ヌメリのある舌が口内を這う感覚に、わずかな快感と混乱が脳内を乱雑とさせてゆく。
彼女の手がおもむろに、腰から下腹部に掛けて這い上がってくる。 彼女の指先は服の中へと入り込み、焔の脇腹をくすぐるようになで上げる。
焔(男)
そのまま指先は胸の突起へと向かった。彼の薄い乳輪を、クルクルと焦らすようになぞったーーかと思えば、その突起を爪先でグニャリと潰す。
焔(男)
焔の肩がビクリと震えた。ソレが痛みなのか、快感なのか、焔自身もよく分からなかった。
しかし、自身が興奮しているという、自覚はあったのだ。
彼女が、焔から唇を離す。 タラリと銀色の糸が引き、焔の唇に垂れた。 その様が、なんとも艶めかしい。 頬は熱く、思考が溶けてゆくような感覚だ。 ぼんやりと、妖艶に笑う彼女を見つめていると、まるで夢の世界に引き込まれるような心地を覚えた。
いや、実際に夢だろう、と焔は思う
おもむろに服をたくし上げられ、乳首の先端に温かいくヌメリのあるモノが這う。
焔(男)
くすぐったさから、快感へ変わりつつある己の体へ戸惑いつつも、焔は現状を受入れつつあった。
焔(男)
焔は、受け入れるように、やっと彼女の背中に腕を回した。
彼女が乳首から唇をわずかに離し、笑う。そのわずかな吐息でさえ、快感に変換されるのだ。
彼女は、しばし焔の体をくすぐり、乳首を柔く弄っていたがーーー ーーやがて唇を離すと、焔の着用しているズボン、その膨らんだ1つの丘へと指先をすべらせた。
焔(男)
彼女は優しく、指先で、もしくはて平全体で微弱な刺激を波の導きのように繰り返した。
焔(男)
無論、絶頂に達することはできず……胸の内には欲が溜まるばかりである。 まるで、懇願するように焔はじっと彼女を見上げる。 彼女は優しく妖艶に微笑みながら、けれども焔の反応を楽しんでいるようだった。
焔(女)
焔(男)
焔は頬を赤らめながら、それでも真っ直ぐに彼女を見つめて告げる。彼女は嬉しそうに微笑んだ。
焔(女)
焔(男)
彼女は、コロコロと鈴の鳴るような声で笑うと、焔のズボンとパンツを脱がせてゆく。 それに焔は羞恥心を覚えつつも、前屈みになって見える彼女の豊満な胸の谷間に目線が釘付けになっていた。
彼女はすべてを脱がし終えると、焔の足の上に乗りる。 焔の股間の中央で勃起してしまった肉棒を視界に納めた彼女は、戸惑う事なくそれを手で掴みゆっくりと上下させる。 そのまま、もう片方の手は焔のお尻を探るように触り、やがて1つの窪みで止まる。
ビクッ…と、焔の肩が反射的に跳ねる
焔は冷水を浴びせられたように、 ギョッとして彼女を見上げた。
焔(女)
焔(男)
焔(男)
彼女は、焔の静止の声を無視して、焔の後孔に指先をゆっくりと挿れてゆく。 焔は、本格的に身の危険を覚えてベッドから這い出ようとするにも、彼女が足の上に乗っている上に、起き上がろうとすると上体を無理やりに押し倒された。 彼女の方が歳を食っているとはいえ、焔の方が華奢な体躯をしていた。 年齢を重ねた彼女は、性転換して女性ホルモンの影響の為か脂肪(体重)が付いていた。その豊満すぎる胸にも原因があるだろう。 マウントポジションを取られている上、体重でも負けている。力負けしてしまうのも、仕方がない。
焔(男)
彼女は、焔の後孔中を押し広げるように解してゆく。
脳内から発せられる未知の、快感に焔は混乱していた。
中をゆっくりと押し広げ、やがて彼女は2本、3本と指先を増やした。
彼女は、焔の肉棒を柔く扱きながら、一瞬で見つけた前立腺を指圧するように刺激してゆく。
焔(男)
焔(男)
ぼたぼたと、焔の肉棒から白濁とした精液が吐き出された。 焔は、絶頂に達し、荒い息を吐きつつ、体を震わせてた。焦点の定まらない視線は、ぼんやりと天井へ向いている。 天井の照明を眩しく感じ、目の前がチカチカと眩む。
焔(女)
焔(女)
焔(男)
彼女は、再び焔の前立腺を責め立てる。満ち引きする波のように、強弱とリズムを付けて、肉棒と一緒に刺激する。 すぐに焔は、また絶頂の波が近づくのを感じた。
焔(男)
焔(男)
その時だった、彼女は急に手を止めた。焔は、快感に達することは無かった。
焔(男)
焔(女)
焔(男)
焔は、その言葉にゾクリと震えた。
二人の時間は、まだ始まったばかりである。
コメント
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わっぁっ…… みたいと言った。見たいと言ったがまさかの52歳の女性になっているとは…… あと僕の解像度高すぎない……? すごくえっちでした。 これ僕の方で紹介していいですか?