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ニキ

あちー

しろせんせー

さすがに外は暑かったな

俺たちが部屋に戻ってみると、まだキャメたちは帰ってきておらず、つけっぱなしで出ていたエアコンの音だけが室内に響いていた

ニキ

はぁ……

ニキ

ニートには日差しが辛い

しろせんせー

せやなぁww

ガチャッ

りぃちょ

たっだいまー✨✨

キャメロン

ニキくんたちもう帰ってたんだね

ニキ

暑かったからさぁ

しろせんせー

さっき帰ってきたとこやで

りぃちょ

みてみてー

りぃちょ

じゃーん!!

りぃちょは持っていた大きめのビニール袋を差し出してきた

ニキ

ん?

しろせんせー

何入っとん?

ニキ

うわぁww

しろせんせー

よくこんな買ってきたなぁww

袋の中を覗き込むと、そこには大量の見たことが無い酒とツマミが沢山入っていた

りぃちょ

キャメさんと色んなお店覗いたんだけどさ

りぃちょ

めっちゃ地酒みたいのあるの!!

りぃちょ

たのしくない?

キャメロン

りぃちょくんノリノリだったもんねww

しろせんせー

お!

しろせんせー

オリオンビールやww

ニキ

聞いたことあるやーつーww

りぃちょ

とりあえずさ

りぃちょ

夕飯と風呂終わったら飲もうぜー

しろせんせー

明日、ダイビング予約しとるから

しろせんせー

早めに始めようか

ニキ

だねぇ

夕飯の時間は18時からとチェックインの時に言われていた

現在の時刻は16時過ぎ、俺たちは大浴場にいって汗を流すことにした

夕食を終え、俺たちは部屋の冷蔵庫から酒を取りだし日頃の疲れを労いあった

ニキ

あー

ニキ

ビールうまぁ

しろせんせー

ホンマやなぁ

しろせんせー

汗かいたからか

しろせんせー

余計に染みるわ

りぃちょ

ねね、キャメさん

りぃちょ

これおいしい!!

キャメロン

りぃちょくん、それ強いからね

キャメロン

飲みすぎないでね?

りぃちょ

でも、まだ早い時間だし

りぃちょ

寝るだけだし

りぃちょ

いいじゃーん

しろせんせー

しろせんせー

なぁにき

ニキ

んー?

ニキ

なぁに?

しろせんせー

ニキもあれ飲んでみてや

ニキ

どれ?

しろせんせー

りぃちょが飲んどるやつ

ニキ

あー

ニキ

あの度数の強ーいやつ?

しろせんせー

そうそう

うーんと小さい声で唸りながらボビーの顔を見る

何かを期待したようなキラキラした目でこちらを見ている

ニキ

なぁに?

ニキ

俺を酔わせてどうするの?

しろせんせー

いや…

しろせんせー

あの…

言い淀むボビーに、俺はにやりと笑ってりぃちょの方をむく

ニキ

りぃちょー

りぃちょ

なぁに?

ニキ

それ、俺飲むからお前別の飲め

ニキ

めっちゃ強いからそれw

キャメロン

そうだよー

キャメロン

ほらこれ、おいしそう!

りぃちょ

あ、ほんとだー

りぃちょ

じゃあ、ニキニキあげるー

ニキ

おう

俺はりぃちょから酒の瓶を受け取ると、一気にあけた

さすがに強い酒だったので、食道がカッと熱くなった

ニキ

ふぅ…

しろせんせー

お前すごいな…

しろせんせー

というか…

しろせんせー

少しは躊躇しろよ…

俺は、少し酔いが回り始めたのを感じながらボビーとの距離を詰める

ニキ

で?

ニキ

どうするの?

しろせんせー

ぁっ…

キスが出来そうなほどの距離に詰め寄り、少し熱っぽい視線を送ると、ボビーは途端に瞳を潤ませはじめた

ニキ

ほら…言って?

しろせんせー

ぁの…

しろせんせー

酔ったら…

しろせんせー

襲ってくれたりせんかなぁって

ニキ

ふふふ

ニキ

襲われたいの?

俺が耳に口を寄せて低い声で聞くと、全身をビクッと震わせてなにかに耐えるように目を閉じていた

ニキ

ボビー可愛い…

俺が頬に手を添えてキスをしようとすると、キャメが慌てたように声をかけてきた

キャメロン

ニキくん!

キャメロン

はじめちゃうの?

ニキ

んだよ…

ニキ

邪魔すんな

キャメロン

いやだって…

キャメロン

俺らいるのに…

りぃちょ

んー?

りぃちょ

いいなぁせんせ

りぃちょ

ニキニキがせんせーしかみえなくなってるのうらやましーよー

キャメロン

りぃちょくん…って

キャメロン

また強いの飲んで…

りぃちょ

ねぇ…

りぃちょ

きゃめさんも

りぃちょ

ちゅーして?

キャメロン

ちょっ…

俺らのことを気にしてチラチラこっちを見てくるキャメを、頑張って押し倒そうとしてるりぃちょ

キャメロン

ちょっ…んっー

ニキ

ほらボビー

ニキ

目、閉じて

しろせんせー

ん…

素直に目を閉じるボビーが愛おしくて、俺は優しく口を押し当てた

チュクッピチュッ…チュクチュク…

チュパチュ…レロレロレロ

部屋の中は2組のキスの音が響き渡っていて、それだけでも興奮が強くなっていった

ニキ

チュッ

しろせんせー

んっぁ…

俺が口を離そうとすると、物足りなさそうな顔をして俺を見上げてきていた

りぃちょ

んっ…きゃめさ…

キャメロン

んっ…チュッ

りぃちょ

もっとぉ…もっとしてよ

強い酒に酔ったりぃちょと、酒の匂いと雰囲気によって乱れそうになっているボビー

どちらもえろくて可愛くて…

俺とキャメは目を合わせて、苦笑いをうかべた

ダブルデート?w 本編⑩

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