いつもの朝 いつもの号令
先生
がらりと入ってきた男の子はどちらかというと不良といった風貌の子だった。
竜胆
無愛想な挨拶をしたその子はにこりともしなかった。
先生
竜胆
ぼーっと眺めていたけどそこって私の隣じゃん
隣に来た竜胆くんは乱暴に席についた。 頬杖をつきまじまじとみつめ挨拶をしてきた
竜胆
驚いて身がすくんでしまい声を出すことが出来なかった。
竜胆
ゆめ
竜胆
ゆめ
竜胆
竜胆くんはそういいそっぽを向いてしまった。 聞いといてその態度何よ! 私は少しムッとしてしまった。
竜胆
ゆめ
竜胆
悪戯っぽく笑う顔は意外と可愛かった。
先生
竜胆
何事も無かったように寄ってきた 近くに来た竜胆くんは柑橘系のような爽やかな匂いがした。
ゆめ
竜胆
ゆめ
竜胆
それから授業が始まり教科書が届くまでは見せることになったんだけど…
ゆめ
竜胆
ゆめ
竜胆
ゆめ
竜胆
竜胆
竜胆くんはそういい教科書をパラパラパラっとめくった。 教科書の隅にはパラパラ漫画が描かれていた。
よく出来てるだろっと誇らしげな竜胆くんを見て、意外と上手で2人でくすっと笑ってしまった。
他にも私が先生に当てられると皆には分からないように変顔をしてくるので笑ってしまって怒られてしまう。
ゆめ
竜胆
ゆめ
竜胆
ゆめ
竜胆
ゆめ
竜胆
ゆめ
頬を膨らませると指で挟んで両頬を押してきた。 そのせいで変な音が出てまた、みんなの注目を浴びてしまった。
ゆめ
竜胆
ゆめ
竜胆
ゆめ
平凡な日々だったのに竜胆くんのせいで毎日が楽しくなってしまった。 私は何処かで竜胆くんに特別な気持ちを抱いていた。
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