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ライラック様について行ったら
エルフの国へ辿り着いた。
少しすると金髪エルフがやってきて、
キラキラした乗り物に乗って
大きなお城に着いた。
そしたら
頭にひらひらをつけて
ひらひらしてる服を着ているエルフが
俺を囲んで色々してきた。
気がついたら俺は
緑色の服を着ていた。
服を着ている。
妖精の頃は
服なんか着てなかったから
とても新鮮だ。
なんだかエルフっぽい。
まぁ、事実、
エルフなんだけども。
俺が服を着たあと、
大きな部屋へ通された。
そこにライラック様もいた。
ライラック様は、
なんだか可愛くなっていた。
最初から可愛かったけど、
もっともっと可愛くなっていた。
嬉しくなって俺は
ライラック様に抱きつく。
すると
ライラック様は俺の頭を撫でてくれた。
優しい手、、、
すき。
そんな様子を
金髪エルフが
羨ましそうに見てた気がする。
大きな机の上には
いっぱい食べ物が置いてあった。
どうやらここで食事をするらしい。
俺は机の上に置いてある、
カラフルな石を見た。
あの石、
石のくせにとっても美味しそう。
一つとって食べてみる。
さっくりとした食感の中に
しっとりとした甘い何かが
俺の舌を弄ぶ。
ナニコレオイシイ
俺は
カラフルな石を夢中で頬張る。
後からライラック様に聞いたが、
あの石はマカロンというらしい。
マカロン美味しい。
俺、
マカロンすき。
お腹いっぱい食べた後、
俺とライラック様は馬車に乗った。
『ごえいきし』と一緒に。
ライラック様はなんだかとても楽しそう。
スライムという奴に会いに行くらしい。
スライムってなんだろう?
美味しいのかな?
馬車から降りるとライラック様は
スッライムスッライム〜と、
ご機嫌に歌い始めた。
俺も
なんだか楽しくなって
手を叩いた。
スライムってなんだろう?
しばらく歩いていくと
腐った肉のような香りが漂ってきた。
臭い。
臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い!!!!!!!!
スライム
足にベチャとヌルヌルした何かが
張り付いてきた。
素早く下を見ると
汚物中を纏う茶色い何かが
俺の足に張り付いていた。
急いで足を上げると
ねっちょりと
足から床へゆっくりと落ちる。
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
俺があまりの気持ち悪さに
足をジタバタさせていると、
そのべちゃべちゃした臭いのが
噛みついてきた。
スライム
痛い!
汚い!
そんな様子の俺を見て
『ごえいきし』が淡々と言った。
護衛騎士
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
赤い妖精(スゴク・ビケイ)
俺は思わず絶句した。
ライラック様は本当に
このべちょべちょした汚物が
欲しいのだろうか?
何か別のやつと
勘違いしているんじゃないか?
ちらりとライラック様の方を見ると
ニコニコとした表情で
俺の足に噛みついているべちょべちょを眺めている、、、
これ、
マジだ。
俺は勇気を出して
自身の足に噛みついている汚物を
手掴みで引き剥がし、
全力で笑みを貼っつけて
ライラック様にどうぞと汚物、
いや、
スライムを渡す。
大丈夫だよね?
汚物渡された〜!
ってならないよね?
いや、
ならないほうがおかしいんだけれども。
ライラック様は
ニコニコした顔でスライムをガシリと掴み、
スライムまみれ(汚物まみれ)の手で、
俺の頭を撫ででくれた。
ねちょ・・・
ねちょ・・・
うん、
ライラック様が喜んでくれて
俺は嬉しい。
でもスライムを触った手で
頭を撫でないで欲しい。
ばっちいですよ。
コメント
1件
うわあ、第9話!主人公がエルフの国でお着替えして、マカロンに「ナニコレオイシイ」って夢中になるシーン、すごく可愛かったです🤍 でもスライムの衝撃……あの「臭い!気持ち悪い!」って叫ぶ感じと、ライラック様がニコニコしながらスライムまみれの手で撫でてくるギャップに笑いました。主人公の「ばっちいですよ」がじんわり来ますね。