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はるきもなつとも小学生に上がった。 わたしも無事大学生に。 ひかるも公立の進学校に進学した。 はるきとなつとは 大学生のわたしが保護者役を やっていることについて 少し疑問を抱いているようだった。
なつと
ななか
なつと
ななか
なつと
なつと
ななか
なつと
なつと
ななか
ななか
ななか
なつと
はるき
はるき
はるき
はるき
ななか
はるき
ひかる
はるき
ひかる
ななか
ひかる
はるき
なつと
ひかる
ななか
3年後 わたしは結婚してこの家を出た。 はるきが20歳になった時、 はるきには、はるきがほんとうは この家の子じゃないこと、 なつとが20歳になった時、 なつとには、なつとがほんとうは 子の家の子ないこと、 2人の両親は亡くなっていることを 伝えるそうだ。 はるきとなつとの世話は母が仕事を やめて見てくれるそうだ。
ななか
母
ひかる
その日はみんなで笑った。 なつとが寝たあと…
ななか
ななか
はるき
はるき
はるき
ななか
はるき
なつと
なつと
父
母
なつと
はるき
なつと
はるき
なつと
ななか
ななか
ななか
ななか
なつと
ななか
ひかる
はるき
なつと
なつと
はるき
ななか
わたしの両手はいつも塞がっていた。 なんでもやりたがる兄 はるき と 臆病な甘えんぼな弟 なつと とで。 あんなに小さかった2人は もう、こんなに大きくなった。 中学生の私にとっては とても大変な毎日だった。 でも、もうこんなに大きく こんなに大きくなったんだね。 幸せになりなさい。 わたしの手にはいつも 小さな手が2つ握られていた。