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春の日差しは
おれたちの心の中も照らしてくれる
1年の月日というのは
春で始まり春で終わるのだと
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予想外の話をされて、一瞬間が空いた。
驚いて横を見たおれの顔に春風がそよそよと当たり、
せっかく整えた髪が乱れてしまった。
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『変?』と言いながら頬をかくジェヒョン。
クスッと笑って、そんなことないよと言ってみせる。
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訳分からない理由を述べていくジェヒョンは
いつもと変わらなくて
一年が嘘だったのではないかと錯覚してしまう
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ジェヒョンのように上手く言葉は紡げないけれど
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日差しに励まされたのか、すっと喉から言葉が出てきた
春にも感謝しないと
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何か困っているのだろうか
そのまま口をパクパクさせながら体をもじもじさせる ジェヒョン
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そんなに感動するような話なのか
そんなに勇気のいる話なのか
俺が聞いたのは後者だ
その理由が嘘だってことくらい分かってる
どれだけ一緒にいたと思ってるの
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おれが口を開く時間もなく、
ジェヒョンは階段の方へと向かって行った
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ジェヒョンには届かないことを知っていながら
少しの期待を胸に
返事をした
卒業を前にした3月に
おれの春は始まるのかな、なんて
3月はもうすっかり春をまとっていて
この時間帯でも空はまだ青い
隣で歩いているジェヒョンは
時々おれをチラチラと見ている
ゆっくりとした雲の流れに逆らうように
おれたちの歩くスピードは速かった
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正直、聞きたくてたまらなかった
ジェヒョンから話し出すのを待ちきれなくて
こちらから聞き出してしまったけど
そんなこと言えない
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歩くのを止めたジェヒョン
おれはすぐに反応できなくて
反応して足を止めた時には彼の半歩先だった
何が最後なのかは分からなかった
けど、
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どうやら、おれの春は
まだ終わらないみたい