この作品はいかがでしたか?
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コメント
1件
なぜそんな自分勝手な人がいるんでしょうね。動物、生命の大切さを実感させられる物語でした。私のペット猫も元捨て猫でした。大切に愛情いっぱいに生活していきたいと思います。
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飼い主
アナタはボクを抱き抱えてそう言いました。
店員
店員
飼い主
そう。
それがボクとアナタの出会いでした。
生れたてで、
なにも知らなかったボク。
最初はアナタに怯えてたの知ってますか?
知りませんでしたよね。
ボクの鳴き声は何も通じてなかったのですから。
でも、そのときはアナタは笑顔でボクを見つめていました。
とても、嬉しかった。
これからすごす人なんだな。
昨日兄弟を連れていった人も満面の笑みだったのを覚えていました。
その満面の笑みはアナタの顔にもありました。
そこでボクはアナタを信用しはじめたのを覚えてます。
アナタのおうちにお邪魔して、もう結構たったころ。
アナタが可愛い女の人を連れてきたのを覚えています。
飼い主
アナタはボクの頭を撫でながら言いました。
女の人
女の人
飼い主
女の人もボクの頭を撫でました。
ボクは鳴きました。
「もっと撫でて。」
だけど、伝わらなかったみたいです。
アナタは女の人とリビングにいきました。
飼い主
アナタはボクに言いました。
はいっ!
ボクは鳴きました。
そろそろお腹がすいたころにアナタは帰ってきました。
ボクの大好物のおやつをもって。
飼い主
やったぁ!
ありがとう!
ボクは鳴きました。
飼い主
ボクはおいしくておいしくてたくさん食べました。
ボクが食べてる間
アナタはずっと背中を撫でてくれましたね。
アナタはボクに色んな事を教えてくれました。
よく食べるのはいいこと。
花はとても綺麗で、
うにょうにょ動く虫はアナタは大嫌いでしたね。
でも、ボクは捕まえてましたよね。
ボクが一番嬉しかったのは
ボクの6歳の誕生日の時です。
アナタは朝早くから出かけていましたね。
ボクを置いて。
ずっと置いてきぼり。
でも、夕方にガタンとドアの音がしたから、行ってみたら。
飼い主
飼い主
ボクのためにたくさんの動物用の食物のお店を回って探してたみたいでした。
アナタははぁ…はぁ…と息切れしてましたね。
アナタは苦しそうなのに、ボクを撫でてくれました。
アナタの涙を見たのは
ボクが9歳の時です。
アナタは女の人と怒鳴りあって喧嘩してましたね。
女の人がここを去った時アナタはボクの近くに来て泣いてましたね。
アナタといた時間は
一瞬
一瞬が
楽しかったです。
お散歩もご飯もボール遊びも。
アナタとの時間はとても楽しかったです。
ボクはアナタの事がとても大好きです。
誕生日ケーキよりも。
大好物のおやつよりも。
大大大大好きです。
いつからでしょうか。
アナタはだんだん忙しそうになりました。
ボクとあまり遊んでくれなくなりました。
とても寂しかったのを覚えています。
でも
アナタの時間は邪魔したくなかった。
だから、
アナタを待っていた
ずっと。
でもね、ボクとアナタは大好きで繋がってるからね。
少しくらいさ。
ぜーんぜん平気だよ。
飼い主
久しぶりに聞いたアナタの声
やっと思いが通じたんだ。
ボクはアナタのもとにかけよります。
久しぶりの散歩だね。
ここにチューリップが咲いてたのを覚えています。
この公園はボクの大好きなボールを無くしましたよね。
今日は違う散歩道
なんで?
でも、いいよ。
ボクはアナタといれるなら。
ついた所は来たことありませんでした。
アナタは知らないおじさんにボクを渡しました。
また忙しくなるのかな。
でも待つよ。
アナタが来る日を待ってるから。
おじさん
おじさんはボクの頭を優しくなでていましたね。
おじさん
おじさんはボクを撫でながらアナタに聞きました。
飼い主
おじさん
飼い主
おじさん
飼い主
アナタはまた帰っていきました。
ボクを残して。
おじさん
ちょっぴり悲しそうにおじさんはボクを抱き抱えました。
その手はとても慣れた手つきでした。
ボクは冷たい部屋に入れられました。
おじさん
ボクみたいな犬がたくさんいました。
おじさん
でも、寂しくなかった。
だって、アナタはまた帰ってくるんだから。
だって、おじさんはいつも優しく撫でてくるんだから。
おじさん
おじさんは優しく撫でてくれました。
毎日毎日
夜になったら
暗くて寒くてどうしようも無かったけど。
おじさんは朝になったら来てくれた。
アナタは来てくれませんでした。
一週間がたちました。
今日はボクたちが入ってる檻を悲しそうな目でおじさんは見ていた。
そして、おじさんはボクを抱き締めて言った。
おじさん
そして、おじさんは檻をでて笑顔を見せた。
目には涙
だけど、口は笑っていた。
そして、ボタンを押す。
壁が迫ってくる。
ボクたちは廊下みたいな細い道にでる。
おじさん
がしゃん
次は廊下の壁が迫ってきた。
潰される。やばい…
ボクたちは急いで一番奥の穴にはいった。
みんな、穴にはいると、ふたがしまって、
ボクたちは出られなくなってしまった。
ボクたちは小さい穴のなか10匹ぐらいにぎゅうぎゅうにつまる。
ボタンを押そうとしているおじさんが見えた。
おじさん…助けて
だけど、おじさんは聞こえなかったみたいだ。
おじさんは赤いボタンを押した。
ピッ
そして、壁の小さい穴から空気が出てきた。
どんどん苦しくなってきた。
そう…どんどん意識が無くなる。
いつもの散歩道
アナタはボクを抱き締めてくれたね。
その暖かさがとても…
うれしくて、
そして……
なによりも
おじさん
おじさん
飼い主
飼い主
ボクの鳴き声は
相変わらず通じなかったね。
でも、いいよ。
アナタはボクにたくさんの事を教えられたのだから。
とても、嬉しかった。
アナタに
ありがとう。
そして…
君に。
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