それは突然起こった。
照に6本のガーベラを渡された
辰也
えっ?
辰也
ガーベラ?
照
うん
辰也
なんで?ガーベラ?
辰也
なんかあるの?
照
いや
照
別に。
辰也
そっか...?
照
今日も遊んでくれてありがとな
辰也
う、うん!
辰也
ありがとう!
照
また遊ぼ
辰也
遊ぶ!!
照
じゃ!
辰也
ばいばーい!
俺はこの時は何もわからなかった
ただ花をくれただけだと思っていた。
辰也
なんでくれたんだろ?
ガーベラに意味があることを知らずに。
でもずっと
心の片隅に
なぜ6本なのか
なぜガーベラなのか
知りたい気持ちがあった。
調べればすぐに答えが出てくるのに
俺は何故か調べたくなかった。
照から直接聞きたかった。
照side
俺は今日ふっかに6本のガーベラをあげた。
俺はその意味を知っている
きっとふっかは分からないだろう。
気づいて欲しいような
気づいて欲しくないような
複雑な気持ちで胸が押し潰されそうになっていた。
でもいつか
ふっかが6本のガーベラを
いや
ガーベラの花言葉を知る時が来るのだろうか
きっと知ったらびっくりするだろう
6本のガーベラは
『貴方に夢中』
という花言葉だから。






