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神山高校
杏（類）
・・・（朝起きたとき、僕は白石くんになっていた）
杏（類）
（なぜ、白石くんになっているのかはわからないが・・・）
杏（類）
でも、これは興味深い現象だ
杏（類）
あとで深く考えるとしよう
神高クラスメートA
あ、白石さんじゃーん！おはよう！
杏（類）
う、うん！おはよう！（びっくりした・・・）
神高クラスメートA
一緒に教室いこ!
杏（類）
うん！行こうか
神高クラスメートA
ねえねえ、昨日約束したこと、覚えてる？
杏（類）
え？
神高クラスメートA
昨日したじゃーん！あの話題のアニメ見てみてって！
杏（類）
えーっと、見るの忘れちゃったから明日でいいかな？
神高クラスメートA
もうーしょうがないなぁ
杏（類）
ちなみに名前なんだっけ？
神高クラスメートA
白石さんってもしかして忘れっぽい?
杏（類）
あ、いや、そんなことはないよ
神高クラスメートA
まあいいや とりあえず、勇者の栄光の記憶（ゆうしゃのえいこうのメモリー）見といてね！
杏（類）
うん 見ておくよ
杏（類）
（白石くんにあとでどんなアニメか聞いておこうかな）
司（遥）
（私が天馬くんになってから
みんなから不思議そうな目で見られてる）
みんなから不思議そうな目で見られてる）
司（遥）
（なんでなんだろう）
神高の先生A
あ、天馬くん！おはよう！今日も頑張ってね！
司（遥）
は、はい・・・
神高の先生A
・・・天馬くん体調悪くない？
神高の先生A
無理しなくていいのよ
司（遥）
え、いや別に体調はいいんですけど、どうしてそう思うんですか?
神高の先生A
だって、天馬くんけっこう大きい声で挨拶するじゃない
司（遥）
えっ？どんな風にですか？
神高の先生A
・・・？どんな風って・・・いつもやってることよ
司（遥）
うーんと？
神高の先生A
ま、まあとりあえず教室に行きなさい 遅れちゃうわよ
司（遥）
は、はい・・・
司（遥）
（もっと声を出さないとダメなのかな・・・）
神高 3-D
絵名（志歩）
（東雲さんになってるのは驚いたけどそれより入れ替わりよりも心配なのは私の体）
絵名（志歩）
（私の体、どうなってるんだろう）
絵名（志歩）
（頼むから、変なことはしないで・・・）
神高クラスメートA
ねえねえ絵名！
絵名（志歩）
ど、どうしたの？（めっちゃびっくりした）
神高クラスメートA
絵名ってさ、絵けっこう好きだよね？
絵名（志歩）
そう、なの？
神高クラスメートA
そうなのって、自分のことだよ？
絵名（志歩）
そ、そうだよね
絵名（志歩）
（うぅ・・・なんて言えばいいんだろう・・・）
休み時間
彰人（寧々）
（東雲くんの体全っ然慣れない）
彰人（寧々）
私、どうすれば・・・
寧々？
私って、どういうこと？
彰人（寧々）
えっ！？
彰人（寧々）
（わ・・・私の体？）
寧々？
ねえねえ弟くん
彰人（寧々）
お、弟くんって私？
寧々？
そりゃそうでしょ！逆にそれ以外弟くんなんて居ないよ〜
彰人（寧々）
そ、そう・・・ で、どうしたの？
寧々？
・・・？
彰人（寧々）
どうしたの？
寧々？
い、いやなんでも・・・
彰人（寧々）
そうだ、急だけど私と一緒に放課後話さない？
寧々？
いいけど・・・ なんか弟くんおかしくない？
彰人（寧々）
（あ、やばい 私東雲くんなんだから東雲くんらしく振る舞わないと）
彰人（寧々）
別におかしくないぞ
寧々？
そ、そっか
彰人（寧々）
とりあえず、放課後校門に来てくれ
寧々？
わかった
神高 2−B
瑞希（愛莉）
（瑞希の体だから、一人称がなれないのよねぇ）
瑞希（愛莉）
（瑞希は、ボクだから）
瑞希（愛莉）
ボクに慣れよう
ボク、ボク、ボク、ボク、ボク・・・
ボク、ボク、ボク、ボク、ボク・・・
冬弥？
瑞希ちゃん、何してるの？
瑞希（愛莉）
え、もしかして聞かれてた？
冬弥？
ごめん・・・
瑞希（愛莉）
あ、いやいや大丈夫だよ！
冬弥？
それより、ちょっとお話したいことがあるから、ちょっとこっちに来て欲しいな！
瑞希（愛莉）
えっと・・・わかった！
（冬弥くん、話しかたがえむちゃんに似てるような？）
（冬弥くん、話しかたがえむちゃんに似てるような？）
冬弥？
それじゃ、屋上へレッツゴー☆
冬弥？
いっくよ〜！
瑞希（愛莉）
えっちょっと早いってーーー!
次回 第四話 気づく変化
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