蓮
コントローラーを握ったままキュイキュイと高らかに笑う蓮 蓮とは毎日のように同じゲームで戦っているのに一度も勝てた試しがない 奨も今日こそはと数分前までは意気込んでいたのだが、やはり壁は低くはないらしい
奨
蓮
そう勝ち誇ったように胸を張る蓮に、奨はまた困ったように眉を下げる どうしてこんなにも強いのか それは彼が並々ならぬ負けず嫌いだからであろう しかし、奨だって最年長であり、グループのリーダーも務めている身なわけで、こんな負けてばかりでは威厳が保てない
蓮
奨
蓮
奨
蓮
奨は蓮の肩を押してそのままソファーに押し倒した あまりに突然で予想外の動きに、蓮は細い目をまん丸にして驚いた顔を見せた
蓮
奨
蓮
蓮の細い両手首を一纏めにして頭の上に押さえつけ、空いた手を服の中に滑り込ませる 軽くウエストあたりに手を添わせて撫でると、蓮の体はビクリと跳ね、少しくすぐったそうに首をすくめた
奨
蓮
強気な言葉に反して、蓮の目はキョロキョロと泳いでいて、完全に動揺しているのがわかった いつもの蓮からは考えられない様子に、胸が締め付けられるほど愛おしさを感じるが、簡単に容赦してやるわけにはいかない
奨
蓮
奨
蓮
蓮
舌を絡ませ、深く長く口づける 呼吸をしようと口を開ける一瞬にさらに深く、頭の中までとろけるような甘い甘いキス やっと離れると、蓮は苦しかったのか、少し息を荒げて薄く目に涙を浮かべていた
奨
蓮
恥ずかしさで顔を背ける蓮の顎を捕まえて、逃すまいと自分の方に向け、クイっと押し上げてまた深く口付ける 先ほどよりも激しく深く… 蓮の反応を伺うように薄く目を開けてみれば、それはそれはもう可愛い顔をしていた
奨
思わず漏れてしまった心の声も気にしている暇がないくらい、奨は目の前の恋人に夢中になっていた 奨は苦しそうにズボンを押し上げている蓮のそこをズボンの上から優しく撫で、ピアスの穴が空いた耳を食む
奨
蓮
弱々しく伸びてきた手が、奨のズボンのベルトを外す まだ蓮はゲームのことを考えられる余裕があるらしい その強気な態度に少し笑ってしまう 蓮が自分からすすんで触ってくることなんてあまり無かったので、これはこれでありだなと思いながら、次はどんなことをしてくれるのかと期待に胸を躍らせる
蓮
奨
蓮
蓮はソファーから起き上がると、奨の手を引いてベッドルームへと誘った 真っ暗な部屋の中、カーテンの間から漏れる月明かりの光だけが2人を映し出す 奨はベッドに横になり、蓮は奨の上に覆い被さった
奨
蓮
緊張か少し震える手で奨の服のボタンを外していき、ズボンに手をかける すでにそそり立つソレに蓮が静かにゴクリと喉を鳴らしたのを奨は見逃さなかった 蓮は決心したように自身のズボンと下着を脱ぎ捨てると、ソレの上に跨る
蓮
奨
蓮
そう言いながらも少し震える蓮の両手を奨が安心させるように繋いでやった 大きく息を吐きながら、ゆっくりと腰を下ろす
蓮
蓮
奨
蓮
奨
蓮
(ビュルルッ)
奨は蓮の腰を掴むと、一気に下に下ろした それと同時に蓮は空を仰ぎ、自身のモノから溢れさせた
奨
蓮
奨
奨は自身の腹筋を汚した液を指で掬い、蓮に見せる それは紛れもなくゲームの勝敗を証明するものであったが、負けず嫌いの蓮がここで簡単に食い下がるわけもなく
蓮
奨
蓮
蓮はそう言うと、もう一度奨の手と指を絡ませる そして、ゆっくりと腰を振り始めた それは普段の練習の賜物か、いや、この為に使っていいスキルではないのだが、それはもう見惚れるほどに美しかった 滑らかな腰の動きと月明かりに浮かび上がるしなやかな筋肉と妖艶な瞳に見下ろされた男が耐えられるわけがない
蓮
奨
蓮
奨
綺麗だ…蓮
蓮
時折浮かべる苦しそうな顔をもっと歪めたいと思うが、蓮が今一生懸命腰を振っている こんな貴重な体験をあと何度できるかわからない 永遠にこの景色を眺めていたい
頭の中でぐるぐるといろんなことを考えてしまっていたせいか、蓮の動きが突然止まった
蓮
奨
蓮
奨
蓮
蓮は安心したようにフニャッと笑うとさっきよりも激しく腰を動かし始めた さっきまでとは違う刺激を急に与えられた奨はあっという間に自身の欲を吐き出した
奨
蓮
奨
蓮
満足げに笑う蓮だったが、そんな余裕そうな表情が奨に火をつけることになるとは、本人は全く予想もしなかっただろう 体を重ねて余裕でいられるのを黙ってられるほど、優しくはないからだ
奨
奨は一瞬で立場を逆転させ、今度は蓮をベッドに組み敷いた 蓮は一瞬の出来事で、まだ理解が追いついていないようだった
蓮
奨
蓮
蓮の細く長い足を左右に割って、奨はその真ん中を突き上げる 蓮の動きとは違った力強く激しい動きに、快感はあっという間に高まった
蓮
奨
蓮
シーツをギュッと握りしめて、快感を逃れようと体を捩り、ベッドの上に逃げる蓮の腰を掴んで引き戻し、さらに奥へ奥へと自身を突き上げる
蓮
弓のように体を大きく逸らせて一気に絶頂を迎えた蓮の体はビクビクビクッと跳ねた
奨
蓮
奨
低くも優しい声でそう言うと、蓮の体はまたびくびくと反応していた
蓮
よほど負けるのが嫌なのか涙を溢れさせて懇願してくるが、それが逆効果であることは周知の事実だろう 奨は少し意地悪な笑みを浮かべてそんな蓮を見下ろしたあと、優しく蓮の身体に覆い被さるように体を重ね、甘く蓮の唇に口付けた その行動で安心したのか、蓮は奨の首に腕を回して腰に足を絡めてギュと抱きついてきた しかし、甘いキスの後耳元で低く囁かれた言葉に絶望することになるのだ
奨
蓮
奨
ズチュッグチュグチュパンッグチュッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッグチュッズブッズチュッグチュグチュ♡♡♡♡♡(激)
蓮
奨
蓮
奨
蓮
蓮は自身のお腹を白濁で汚した それと同時に奨のものも蓮の中でドクドクドクッと脈打ち、中にねっとりと濃い白濁を吐き出した。 ぐったりとして動かなくなった体を眺めながら、少し汗ばんだ額に張り付いた少し長めの前髪を払いのけ、チュッとキスを落とす
蓮
奨
そんなに俺とヤりたかったんだ♡
蓮
ずるっと引き抜けば、蓮の中からゴボッと大量の泡立った液が溢れ出てきて、ベッドを汚した まだ生暖かい液が肌を伝う感覚に、蓮は体をブルリと振るわせ、また妖艶に腰をひねる
奨
蓮
奨
結局2人の夜はこの後も朝まで続いた。 罰ゲームがどうなったかはまたのお話…