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#pp
Sara
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コメント
1件
うわあ…読んでて胸がぎゅってなったよ。声を失うって、kyにとっては生きる意味を奪われることなんだね。筆談でしか伝えられないもどかしさとか、“なんで俺が”って叫びたくなる気持ち、すごく伝わってきた。仲間たちが待っててくれて、最後に「そうに決まってんだろ」って声が出たとき、本当に安心したよ。おかえり、って言いたくなる話だった。
無声状態 ky編
ksk
ksk
hr
fj
ky
あれ、おかしいな
声が出ねぇ
hr
fj
fj
何か引っ掛かってんのか
咳払いをしてみる
ky
でも出てくるのは空気の抜けるような音ばかり
ksk
仕方ないから大声を出してみよう
は?
何も出て来ねえじゃん
どういうことだよ
あのふざけた声も、伝説とまで言われた音も、
全部もう出ねーって言うのかよ……?
俺は、何をして生きればいいんだ
hr
fj
俺はそっと頷いた
ksk
嘘だろ
どうして
なんで今
なんで俺が
こんなことに
看護師
返事をしかけて、飲み込まざるを得なくなった
そうか、俺、声出せないんだった
なんて、強がりだった
繊細な技術は俺の想像を超えてきた
24時間のうちほとんどをベッドの上で過ごす必要がある上、
面会は禁止されている
娯楽と言えば紙の読み物くらいだった
俺、なんで生きてるんだ?
まだ生きてるんだ……?
正面の掛け時計を見た
俺は昼の間ずっと眠っていたらしい
こりゃ、夜は寝られないな
医者
医者
ふと手元を見ると、寄せ書きの色紙と手紙の束が握られていた
siorメンバーを始めとする活動者仲間や友人から送られてきたものだ
スマホもパソコンも許されない今、俺に唯一許された連絡手段だった
「早く元気になれよ」
「また一緒に遊ぼうな」
「いつまでも待ってるよ」
ようやく、理解した
俺が今ここにいる理由を
俺が生きている理由を
未来を生きる理由
あれから俺はようやく治療に集中することができた
ほとんど目が覚めて眠るような生活に、なんとか適応した
結局一ヶ月も続いたけどな
外で待ってる奴ら……?
俺のこと、ずっと待っててくれた奴らと一緒に
fj
hr
慌てて時計を見る
hrの言う通り声が出せなくなってから三十分も経っていた
ksk
ky
意思疎通は筆談でどうにかするとして、
俺の人生ほんとにどうなっちまうんだよ
今まで実況一本で生きてきたというのに
「はい、今日から君は喋らなくてもいい仕事をやりましょうね」なんて酷いことないだろ
hr
hr
ky
fj
医者
ky
ky
ky
医者
医者
ky
医者
数秒の間が空く
医者
ksk
それ俺が聞くやつだろ、普通
医者
医者
医者
ky
医者
医者
医者
二週間ほど?
そんなの、俺の人生に比べりゃ大した長さじゃねぇ
ky
医者
医者
今日は先生曰く最後の日らしい
俺は一ヶ月ぶりに機械から解放された
医者
医者
ky
クセで筆談をしてしまう
長かったな
医者
看護師
fj
hr
hr
ksk
ky
ky
帰ったら早く実況撮って叫ぶか