木葉くんと赤葦くんと別れて、
木兎と2人で帰り道を歩く。
木兎光太郎
浅見円日
木兎光太郎
唇を尖らせる木兎。 何に膨れているんだろう。
これは「どうしたの?」 と聞いても
「別に」 と返されるヤツだ。
木兎光太郎
浅見円日
面白半分で 顔を覗き見ながら言うと、
木兎はたちまち 顔を真っ赤にさせた。
浅見円日
木兎光太郎
木兎光太郎
浅見円日
なんで嫉妬してるのか、 なんで照れてるのか。
一つの仮説が立てられ、
それは動揺する木兎のおかげで 信憑性を増していく。
浅見円日
木兎光太郎
浅見円日
仮説が確信に変わり、 私の胸は弾んでいくばかり。
木兎光太郎
木兎光太郎
吹っ切れたように 顔を真っ赤にして言う木兎に、
いつの間にか 立ち止まっていた私は、
ソイツの大きな手を取った。
今は恥ずかしさよりも 嬉しさが勝っていた。
浅見円日
木兎光太郎
浅見円日
大きな目を いっそう大きく見開いて、
黄金色の瞳と目が合った。
木兎光太郎
浅見円日
木兎光太郎
浅見円日
“それでいいよ”とは、 敢えて口にしなかった。
バレーをしてるカッコイイ木兎も もちろん好きだけど、
私が惚れたのは 人のお菓子を欲しがったり、
分かりやすく カッコつけたりする、
“エース”じゃない君。
まあ、それを本人に言う 予定は今のところないけど。
口にしない代わりに 木兎の胸に飛び込んだ。
浅見円日
木兎光太郎
これからも沢山、 エースじゃない君を見せてね。
“ エ ー ス ” じ ゃ な い 君
fin
コメント
11件
連載お疲れ様!! 最後までめっちゃキュンキュンさして貰ったよ🥹💞 初書きぼっくんまじで好きすぎた🫵🏻💖 またお暇があればハイキュー書いて欲しい👉🏻👈🏻 体調に気をつけて次の連載も頑張って👊🏻❤️🔥 そうそう!! てまちゃんと初めて話してから一年がたったらしいです😼💗 これからも作品いっぱい見させてもらうね😘
ホント … タイトルと繋げるの上手すぎる🥹💞 ” エースじゃない ” ってそういう事かって思ってしまった … 🤭 告白の仕方が ぼっくんらしくて …可愛すぎた ~ !!! 最初から最後まで 青春って感じで最高でした っ !! 🫣 完結おめでと ~ っ !!また更に最高な作品増やしちゃいましたね っ 🫶🏻 体に気をつけて 次回作も頑張ってね 😻
はぁぁぁぁぁぁ良すぎますよまじで、、、です(?)そして木兎の性格を分かってらっしゃるのも凄し…私ならそんな凄い作品書けませんよ……。そして最後にてまりさん、制作お疲れ様でした!お体にお気をつけてくださいね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”