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黒木 美琴
黒木 美琴
三途 春千夜
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
一つチーズケーキをみた美琴は彼の机まで近寄り椅子を引き座った。
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
話に気を取られているうちに一口フォークでケーキを口に運ぶ
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
「ケーキできました!!」
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
黒木 美琴
三途 春千夜
塾帰り
黒木 美琴
黒木 美琴
黒木 美琴
母「_____」
黒木 美琴
リビングの方の突き当たり、いつも声がする母の声。聞こえない時、それは1週間に一度ある。
黒木 美琴
父「何こっち見てんだよ!!ゴミ!!」
目に入ったのは見慣れた父だ。
中年太りの無性髭。まるで清潔感のせの言葉もないような髪に服。
酒とギャンブルに依存した典型的な生活習慣病、いわゆる依存者。
黒木 美琴
母の顔は見ないようにする。それが決まりだ。
顔にあざと血が複数あり無様な様。
初めは声をあげていたのだろう。
でも私が物心ついた時にはもう口は閉じていた。
助けなんてこないし。助けてもらおうとしない母がいた。
不規則に響く肌と勢いよく触れる音。まるで理性の失った獣みたい。
すぐに自分の部屋へ向かった。
どうせ私は何もすることはできないししようとしても返り討ちにされるだけの無能。勉強はできても力はない。
どんだけ頭が良くても偉大な力が入って仕舞えば誰も抵抗することも逆らうことも許されない。
そう、これは仕方ないことだ。
そう、これは_____
黒木 美琴
口から出ていたことも自身が気づかないまま小言で去っていく。
部屋へ行くと物をもって服を着替えた。
パーカーにジーパン。そこら辺にあるやつを適当に手に取り着る。
黒木 美琴
この家にいても、部屋にいても慣れることのない小さい頃から仕込まれた親の恐怖。
どこにいても安心できない縄張りはここを出ない限り脳内を呪いでいっぱいにしてくる。
できるだけ物音のしないように、足音のならないように静かにいることが私の役目だと次々思った。
少し雨が降ってきて夏なのに肌寒いと感じる。
不慣れた足踏みに滑らせられながらもたまに靴下を心配しどうでもいいことを考えて…決めてみたりして…そんなことをしているうちに随分遠くまで辿り着いていた。
適当に選んだ今日の聖場、屋根があるところへ行き立ち止まる。
ポケットに入った物を手に取り火をつける。
黒木 美琴
箱から一本取り出しライターで着火する。
黒木 美琴
こうなっている以上私も依存者なのだろう。対して父親と変わらない。
夜中未成年が外に出てタバコ吸ってる。犯罪犯してるし行っちゃうと父親よりもダメ人間だ。
でもそうしていかないと生きていけない。
黒木 美琴
幸せ。この言葉は呪縛のように自身を無縛り解かなくさせる。
本当の自分がどちらかわからなくなっていつの間にかこんなことをするのもなんとも思わなくなる。
DVだってそうだ。一度理性を失い勢いに乗ってやってしまった過ちが次には当たり前になって段々とする理由もあやふやになりただの自己満へと変わる。
弱者を痛ぶることで自分の存在と支配を明白にし心を保つ。
こう考えると弱者はどちらだろうと頭をよぎるが考えても無駄だ。一人一人それぞれ価値観は違う。思うだけでだ。何にも起こらないし起こそうともしない。
先から出る煙が時には心の拠り所になって幸福を与える存在となり、制限のなく自分を縛りつけた。