TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

幽霊さんに怖い話される僕くんです。

他10件 はご想像にお任せします。

……………

ボク

………

ボク

…あの、

……………

ボク

………、

ボク

あのッ!!!!

ぅびゃっピ!!?!!?

ボク

…えっ。

ボク

うびゃ……?

びっ、、くりしたぁ…

心臓止まる…いやもう止まってるわ、

こわ…生きてる人間怖ァ…。

ボク

…え、あの、、

ボク

やっぱり、幻覚じゃない、ッスよね

……………ん?

ほァァ!?!!?

ボク

えっ?

え、えぇぇぇ!?!!!?!

ボク

は?、ちょ、うるせっ、!

待ってください、

見えてる!?

もしかしなくても、

見えとるぅ!?

ボク

ぇあっ、はい

えっ、

えっと、えとー…。

ボク

…?

さ、サインいります…?

ボク

いや、別にいらないです…、

ボク

(っていうか、書けるんだ…?)

あっ、

せやか、すまんなぁ、

ボク

いえ、大丈夫です…?

そぉかそぉかぁ、

ボク

…あの、お兄さん…?は、なんで浮いてるんですか?

あー?

ンなもん、 俺が幽霊やからに決まっとーやん。

ボク

ゆ、れ……

ボク

幽霊!?!?!!?

…自分驚きすぎちゃう?

ボク

いや、…幽霊とか見たことねぇし、

え、そーなん??

俺のこと見えとるし、 見慣れとるんかと思たんやけど。

ボク

そんな訳なくないッスか、

ボク

言っときますけど、俺もう死ぬ覚悟で話してますからね?

なんでや?!

そな重い病気なんか!?

ボク

いえ、別にそんな事ないです。

ボク

ここに来たのだって熱中症で倒れたからですし。

あっ、そーなんや。

確かに、死期が近かったら見える 言うらしいもんなぁ

ボク

まじ、スカ…

おん。

…あー、やけど、

俺、老人の周りふよふよしとったん やけど、

それらしい反応はゼロやったで。

ボク

な、なら…?

どうせガセやねんから気にすることないでっちゅーことやな!

ボク

に、兄さん……!!!

ナッハッハ!!

自分煽て方分かっとるやないかあ!

ええなぁ、オモロいわぁ!

ボク

あ、あざーッス。

…せや!

お礼にちょいと背筋ピーンなる、怖い話でもしよかぁ?

ボク

背筋ピーン…?

おん。背筋ピーン、や!

ボク

いや、別に良いんですけど、

そないな事言わんといてやぁ!

俺ずっと暇やったんやで!?

ちょっとくらい話させてぇやぁ!

ボク

えぇ……、

ボク

じゃあ、おなしゃす。

うっしゃ!

……せやなぁ、

あれはまだ、俺が幽霊になって 3年くらい経った日のことや…、

この病院にな?

ちっこいガキが入って来よった。

名前は潔世一くん。

まだ6歳なりたてのガキや。

まぁるい頬にでっかい目

いっつも泣いとって、 その泣き顔がごっつ可愛いねん。

…引いてんとちゃうぞ。 ホンマに可愛いかってん!

なんでココ入って来よったんかは 俺も知らへん。

でも

でもな?

ニュースがやっとったんや。

昨夜埼玉県どこどこに住む6歳児が何者かに強姦された…ってな。

…せや。

その潔世一くんが着替えるとき、 痛々しい痕がぶわーっとなぁ?

俺でも引くレベルやでぇ?

あんなちっこい体に、 ホンマ可哀想やったわぁ!!!

ボク

…なるほど、

ボク

6歳児に、強姦…

ボク

はは、本当に背筋ピーンなりますね、

せやろせやろぉ?

ボク

はい。
お話、あざっした。

…ん?

ボク

え?

いや、

なに終わらせとんねん。

ボク

………え、?

本番はこっからやでェ?

世一くんが入院してから1日経った日

お見舞い来ました〜言うて、

オカッパの廻くんっちゅー男の子が 入って来よった。

廻くんは世一くんの寝顔見て、

早く元気になって、 一緒にサッカーしようね!

って、話しかけてた。

そんで世一くんが目覚ますと、

世一くんが だぁれ? って聞いた。

そしたらな? 廻くんは俺のこと忘れちゃったの!?って大慌てや。

世一くんはそんな廻くんをきょとんってした顔で見つめとった。

せやから、 ホンマに分かってなさそうやった。

そしたら廻くん、 サッカーしたら思い出すよね?言うて世一くん引っ張り出そうとしたんや。

グイグイやっとると、 外から看護婦と母親の声がすんねん。

多分、帰って来たんやろな?

扉ガッて開けたら、目の前で息子と廻くんがグイグイやっとる。

母親が血相変えて、 廻くんに誰!?って叫んだ。

俺、ホンマびびったでぇ?

知らへん男が自分の息子拐おうとしてんのや。 ビビらへん方がおかしいやろぉ。

そんで。 まぁ別に何ということはなく。

看護婦とか病院のおかげで なんとかなっとった。

廻くんは、 また来るね! って言うとったけどな。

ボク

え………、

ボク

それ、って、

ボク

世一くんは、廻くんのこと、知らない…んですよね。

おん。

見たことも聞いたことも、 みたいな顔やったなぁ!

ボク

じゃあなんで、廻くんは……、

さァな?

俺が知る由もないわぁ〜。

あ。あと、変に首突っ込まん方がええこともあるんやで。 覚えときぃや。

ボク

……………ッス、

まぁこれの怖いところが、

こんなのがあと10件あったことやろうけどな!

ボク

?…、

ボク

……………はっ?

ボク

じゅっけん……?

ボク

えっと、…どゆこと、

つまりなー?

廻くんの他にも、 知らない男の子が世一くんに会いに来とったんよ。

ボク

…どんな子供だよ

ほんそれ

しかも全員知らへん人っちゅーね?

ボク

…背筋凍りました。

ナッハッハ!! そら良かったわぁー!

ボク

よかねぇわ。

(笑)

ボク

いや鼻で笑わんといてくださいよ。

フッフ、ボッくんやるなぁ!

久しぶりに楽しかったわ!

ボク

あぁ、…ドモ。

幽霊に感謝されとんのやぞ!? もっと喜ばんかい!!

ボク

いや現実味なさすぎて無理です。

せやかぁ、?

じゃあ、また来るときも俺の話相手になったってな。

ボク

…、ッス。

ボク

ってか病院送りは懲り懲りですけどね?

そらそーや!

…お。

そろそろお迎えの時間やで〜。

ボク

え、お迎え?

 

あ、____くん!

 

調子はどうかな?

ボク

あ、っと、大丈夫です。

 

そっか、じゃあ熱測らせてもらうね〜

ボク

…ッス。

 

………うん。

 

36℃…異常なし!

 

明日には退院できると思うから、安静にしててね。

ボク

はい。ありがとうございました。

 

はーい、お大事に。

良かったなぁ!ボッくん!

ボク

…はい、あざす。

せや。

もう一個教えたる。

ボク

、?

あの看護師さんなんやで。

ボク

なにが、ですか?

世一くんに会いに来た男共を追い出したんは、あの看護師なんやで。

ボク

………え、、っと、?

あの看護、よう見とれ。

ボク

は、、い、

 

次は…………、

 

401…ってことは、!

 

世一くんかぁ…、♡

ボク

…えっ

なー?

あの看護もカスやねん。

…っちゅーか、

ここの病院がクソッカスやで。

ボク

…世一くん逃げ場なくないですか?

せやねぇ、

可哀想やね!

ボク

……お兄さんも大分カスですよ

フッフ、ボッくん手厳しいなぁ?

ボク

……………、

世一くんも大概やから、大丈夫やで。

ボク

…カワイソ

なー。

カワイソカワウソやで〜。

はぁ〜〜…。

サッカーしたいなぁ、

isg総受け愛され自給自足短編🟦⛓

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

80

コメント

1

ユーザー

関西弁たぁっっっのし!!!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚