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25
ドラゴン店長
30
くさわらび
朝、午前7時
マンションの一室で、白石凪は 布団にくるまっていた。
スマホのアラームが 5分おきに鳴っている。
白石凪
止める
静寂。
そして3分後
ピンポーン
黒瀬朔
聞き慣れた声が、 玄関の向こうからした
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
布団の中で凪は小さく笑った。
隣の部屋に住む幼馴染、 黒瀬朔。
小さい頃からずっとこうだ。
凪が寝坊すれば 朔が起こしにくる
忘れ物をすれば朔が気づく。
そして凪は、そんな朔に甘える
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
呆れた声
でも、その声は少しだけ 笑っていた
結局、凪は朔に急かされながら 制服に着替えた
玄関を出るとそこには いつもの朔が立っている
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
凪が慌てて髪を撫でる
白石凪
黒瀬朔
白石凪
朔が手を伸ばして 凪の髪を軽く整える
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
そのやり取りを、2人はもう 何百回繰り返したかわからない
エレベーターを待ちながら 凪がふと思い出したように言う
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
白石凪
黒瀬朔
エレベーターの扉が開く
2人は並んで乗り込んだ
鏡に映る姿は昔より 大きくなった
けれど、並んでいることだけは 昔と変わらない
コメント
1件
みぅだよ🥀 もう、この2人のやり取り、全部が尊すぎてやばい…! 寝坊の凪を起こしに来て、寝癖直してあげる朔の自然な優しさに胸がきゅんとした。何百回も繰り返してきたって台詞が、幼い頃からの距離感を一瞬で想像させて。月曜日の絶望も「代わりに行って」の駄々も、全部朔が受け止めてくれる安心感がにじみ出てた。まだ始まったばかりなのに、この日常が永遠に続いてほしいって思えたよ🖤 次も絶対読みに行くね。