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ぼっち少女の恋愛日記 #1

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ぼっち少女の恋愛日記 #1

1 - ぼっち少女の恋愛日記 #1

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2019年05月31日

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結柴イロハ

私は結柴(ケシバ)イロハ。
ごく普通の小学生

結柴イロハ

結柴イロハ

今日から最高学年の6年だ

結柴イロハ

といっても、あまり期待はしていないけど

結柴イロハ

5年の頃、クラスに一人も友達と呼べる人がいなくて、おまけに成績がいいわけでもなく、運動もそんなに得意じゃない

結柴イロハ

その上、泣き虫だし、無口だし、話すのは苦手だし、趣味は周りと違うし

結柴イロハ

何をやってもダメだし、特技が一つもない

結柴イロハ

ただのダメ人間で、いわゆる、ぼっち、というやつである

先生

では、クラス分けをしますー

先生

呼ばれたら、ここに並んでいってくださーい

生徒たち

はーい

結柴イロハ

何に期待しているんだろう?

結柴イロハ

仲良しと同じになることを期待しているのだろう

結柴イロハ

生徒たちはザワザワ喋りながら、何かに期待していた

結柴イロハ

そうして、先生は名前を呼んでいった

先生

如月(キサラギ)ショウ

如月ショウ

はい

男子A

うーわショウそっち?

男子B

2組かよ‪w

男子C

俺と一緒だぜ

結柴イロハ

なんなんだろう、これ

結柴イロハ

一人呼ばれただけなのに、こんなにも言う事があるの?

結柴イロハ

まるでセリフが最初から決められてたかのように

先生

結柴イロハ

結柴イロハ

呼ばれると、私はスっと立ち上がり、静かに並ぶ

結柴イロハ

さっきの人の次だ

結柴イロハ

出席番号9番で、さっきのが8番

如月ショウ

よろしく

結柴イロハ

それは急だった

結柴イロハ

この人、確か去年も同じクラスだったような?

結柴イロハ

よ、よろしく…

結柴イロハ

この人と私は妙な共通点があった

結柴イロハ

それは、黒い服を着ているということ

如月ショウ

結柴イロハ

まあ別になんてことないんだけど

結柴イロハ

そして、クラス分けが終わると、新たな教室へ足を運んだ

結柴イロハ

掃除したばかりか、いつも新しく来る教室には、新鮮な匂いがする

結柴イロハ

とか思ってたら、後ろから肩を掴まれた

榁音サトリ

イロハ!久しぶり!

結柴イロハ

榁音(ムロネ)サトリだ

榁音サトリ

結柴イロハ

誰とでも仲がいいわけではないが、非常によく喋るのだ

結柴イロハ

4年の頃に1度同じクラスになっていて、なぜだか、話が合って、仲良くなったのだ

榁音サトリ

また同じクラスだな!今年もヨロシクな!

結柴イロハ

うん。ヨロシク

結柴イロハ

5年の頃はクラス別れてしまったけど、他に仲良くなった人、いないのか?

結柴イロハ

普通ならば、1度クラス別れて、もう一度同じクラスになると、新たな友人と遊んでるのが多いのに

結柴イロハ

ま、いっか

結柴イロハ

そして、先生は、最高学年としての姿や、最後の1年間、中学についてなど、、、

結柴イロハ

色々話していた

結柴イロハ

今年で卒業か

結柴イロハ

あまり実感湧かないな

結柴イロハ

ただいつも通りに、なかなか起きれない朝に、学校に通い、授業をして、テストをして、給食食べて、掃除して、帰る

結柴イロハ

そんな毎日の繰り返しだ

結柴イロハ

その日までは…

はじめまして、夜空ツキです

この作品を読んで頂き、ありがとうございます!

毎週金曜日に出していく予定です!

宜しくお願い致します!

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