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たっつん
はぁ……なんでこんなことに……
たっつんはあの頃のことを思い出してしまった。
いじめっ子
おいwそろそろやっちゃうよ？w
たっつん
やめて……やめろ！
いじめっ子
なに。逆らうの？。うわぁ……僕泣いちゃうなぁ…w
たっつん
泣かないくせにそんなこと言ってんじゃねぇよ！！
いじめっ子
あ？wもうこいつどうでもいいわwどっちかの目見えなくしてあげるw
たっつん
は、は？……
いじめっ子
ﾄﾞﾝ!(目を殴り)
たっつん
い”…
いじめっ子
ふっw調子乗んじゃねぇぞ。
たっつんは泣きながら家に帰った。
鏡を見ると
たっつん
え……あざが……
たっつん
どうしよう……
目の周りにはアザが広がっていた。
両親は離婚し俺一人で過ごしている。だからどうしようもなかった。でも唯一の事を思い出した。
お母さんがいなくなる前に眼帯をくれた事。
たっつん
そうだ。あれをつければいいんだ。
たっつんは眼帯をつけ学校へ行った。 でも付けなくても良かったんだ。 だって今日は高校卒業の日なんだから。
たっつん
学校……行ってくるね
いつもこうやって家を出ている。返事が来るはずもないのに。
いじめっ子
はぁ……とうとうあいつとも別れか……いじめること出来なくなるなぁ… あっwいいこと思いついたw
卒業式本番の時 たっつんが賞状を貰った時 いじめっ子がたっつんの事を殴った
みんなはたっつんのことを心配し いじめっ子は逃げていった。 いじめっ子のせいで卒業式は 中止だ。
たっつん
なんで俺がこんなことになるんだよ……(泣)
そして翌日 先生が俺の家に来た
先生
たっつん大丈夫か？
たっつん
え……先生……何故ここに…？
先生
ほら、あいつのせいで卒業式中止になっただろ？だからここで卒業式しようかなってさ
たっつん
え？
先生は俺の許可なく卒業式を始めた。
先生
たっつん。卒業おめでとう。お前は偉かったよ成績も良かったし、なんなら友達関係も良かった。お前は最高の人間だよ。
先生の言葉を聞いて俺は涙を堪えきれなかった
たっつん
先生。今までありがとうございました。先生がいたから今の僕がいるんです。先生さようなら。ﾆｺｯ(泣)
最後に俺は笑顔で先生にお別れを言った。
あれから10年後俺はカラフルピーチという名のグループを組んだ
じゃぱぱ
皆さんこんにちはじゃぱぱです！
のあ
のあです！
たっつん
たっつんです！
ゆあん
ゆあんです！
シヴァ
シヴァで〜す
どぬく
どぬくです！
うり
うりです！
えと
えとです！
ひろ
ひろです！
なおきり
なおきりだぜぇ
もふ
もふで〜す
るな
るなで〜す！
今では楽しい生活を送っている
じゃぱぱ
そういえばたっつんってなんで眼帯つけてるの？
のあ
確かに……私も知りたいです！
ゆあん
俺も！
たっつん
えっとな…… まぁおしゃれでつけてるだけや！
じゃぱぱ
おしゃれ！？顔出しもしてないのに！？
たっつん
ま、まぁいいやろ！w
今までの事はみんなには話していない。 今の生活を崩さないためにも。 みんなに心配をかけたくないから。
たっつん
なぁみんな。
じゃぱぱ
どうした？
のあ
なんですか？
ゆあん
どうした〜？
シヴァ
ん〜？
どぬく
ん？
うり
たっつんさんどうした
えと
？
ひろ
ひつじかな俺… あ、たっつんどうしたの？
なおきり
どうしましたか？
もふ
？
るな
どうしたんですか？たっつんさん
たっつん
みんなが居なかったら俺…… ううん！やっぱなんでもない！
じゃぱぱ
えぇ〜？変なのぉ……
俺はみんながいるから生きてるんだ。 みんなに感謝やな。
おしまい
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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