お姉ちゃん
お姉ちゃん
美和
美和
お姉ちゃん
美和
美和
お姉ちゃん
お姉ちゃん
お姉ちゃん
美和
美和
美和
美和
ドアを開けようとして、違和感に気づく
美和
昨日の夜、確かに鍵をかけたはずなのに
美和
美和
若干の不安を覚えながら、私は部屋を出た
小高
美和
アパートを出てすぐ、小高さんに出会った
小高さんは私の右隣に住んでいる隣人だ
右手にアタッシュケース、左手にゴミ袋をさげている
小高
美和
美和
小高
小高
小高
小高
ゴミ捨て場は大学に行く途中の道にある
だから、自然と小高さんと連れ立って歩くことになった
ゴミ捨て場についたとき、私と小高さんはあっと驚いた
美和
ゴミ捨て場が荒らされていた
全てのゴミ袋の口が開けられて、その中身がぶちまけられている
小高
美和
美和
小高
小高
小高
美和
ゴミ特有の悪臭が鼻を刺す
美和
あたりには使い切った消耗品や生ごみ
細かく破かれた請求書などが散らばっている
美和
美和
美和
美和
私は祈るような気持ちで自分のゴミを探した
美和
美和
昨日の夜、確かに出したはずのゴミがなかった
美和
美和
美和
美和
何度、見渡しても見つからなかった
美和
美和
小高
小高
美和
美和
コンビニで買ったサンドイッチも手つかずのままだ
美和
美和
由実
美和
由実
由実
美和
私は今朝のことや最近感じている不安について、由実に話した
ひとりで抱えるには限界だったのだ
美和
美和
美和
美和
由実
美和
由実
由実
美和
由実
由実
由実
由実
美和
美和
由実
由実
由実
由実
美和
美和
美和
由実に洗いざらい打ち明けたおかげか
不安はだいぶ薄れていた
美和
美和
美和
美和
美和
美和
私は狭いベランダに出て、干していた服をとりこんでいく
最後のタオルに手をかけたとき
メモ帳のような小さな紙切れが
ぺったりと張り付いているのを見つけた
美和
濡れていたタオルに、風で飛んできた紙切れが
偶然くっついたのだろうか
美和
美和
美和
タオルから剥がした紙を見ると
美和
紙には文字が書かれていた
『〇月×日 19:30 美和を殺す』と
コメント
5件
なんで?一話目で終わりなの?
はぁ?