私は、奈后美 結愛。 中一。 今、飛んだ青春を送っている。
結愛
あ〜あ……
紫音
また、考えてんの……?
結愛
そう。、
結愛
あと2日、、、自信ないな……。
チョコとか渡せないよ……。
チョコとか渡せないよ……。
紫音
う〜ん……。でも、せっかくチョコ買ったんだし
あげた方が気持ちは伝わると思うよ。
あげた方が気持ちは伝わると思うよ。
結愛
そー……だよね……
好きな人にバレンタインデーの チョコを買った。それも片思いの相手にGODIVAを。 緊張して渡すことが出来なさそうだから、 幼馴染の紫音ちゃんに相談していた。
部活終わり。
結愛
あー、疲れたぁ……。
紫音
だねw今日、なんか先生機嫌悪かったしww
結愛
それなぁ、ww
結愛
ウチにだけめっちゃ冷たいしww
紫音
分かるwwww
結愛
部活終わったし、帰る?
紫音
だね、お腹減ったし、
そう言って、明るい気分で学校を出た。
2人であるきながら、 また相談を始める。
結愛
やっぱ、チョコあげれないよ、
無理だから、
無理だから、
紫音
無理なら無理でいーんじゃない?
結愛
え、?
紫音
だって、無理やりあげたって意味ないじゃん、
結愛
そうだけど……
紫音
じゃ、私はここで、
手を降って別れた。
結愛
諦めた方がいいのかな……
結愛
今まで頑張ったのに。
ボソツと言うと、 目に涙が滲んだ。
バレンタインデー2日前、 バレンタインデーは日曜日なので今日渡さなければならない。 心構えがいる1日。
結愛
…………っと……
結愛
今日……。か、
1人で心を落ち着かせている。
紫音
おはよぉーww
結愛
お、おはよ……、う……
紫音
あ、そうか、今日渡すんだったね……なんかごめん、
忘れてた……、
忘れてた……、
結愛
大丈夫、!
ガラッ 教室の扉が空いた。
友吾
おはよぉ。
この子、この男の子が、 私の片思いの男の子。
結愛
お、おはよぉ〜
私は一生懸命いつも通り答えた、
友吾
おう、
友吾
どうした?今日暗い。
結愛
え?wそんなことないよw
友吾
そうか、
結愛
うん、、
紫音
来たね、(((ボソ
結愛
だ、大丈夫、今渡すわけじゃないから、
紫音
頑張れ、。
そして、あっという間に授業は全て終わり、 戦いの放課後を迎えた。
結愛
あー、放課後……、。来た、
紫音
行けっ!!
頑張れ!!、
頑張れ!!、
クラス全員
いけよォ、好きなんだろ〜wwww
バカにされるように クラス全員からそう告げられる。
結愛
や、やっぱ、無理っ!
私は逃げてしまった。
結愛
う、……、グスッ
自分がしてしまったことが悔しくて 泣いてしまった。
結愛
無理だ、……
お腹痛い。辛い。
お腹痛い。辛い。
そこに、紫音ちゃんが 駆けつけてくれた。
紫音
ちょ、なんで逃げんの……、
結愛
こ、怖かったから。
紫音
あのさ……
大きい声で怒鳴られた。
紫音
そうやってさ、?何回も何回も何回も何回も
逃げてるから成功しないんだよ。
逃げてるやつの事なんか誰も好きになんねーから。
鬱陶しいって思われるだけ、それでもいいの?
ねえ?
今日、もう友吾帰っちゃったから
部活終わりに、家行くよ?。
逃げてるから成功しないんだよ。
逃げてるやつの事なんか誰も好きになんねーから。
鬱陶しいって思われるだけ、それでもいいの?
ねえ?
今日、もう友吾帰っちゃったから
部活終わりに、家行くよ?。
結愛
え……、
紫音
え?じゃない。
紫音
本気で恋してるならそんくらいしなきゃ。
と、優しい声で勇気づけてくれた。
結愛
う、ッ……分かった……
紫音
一緒に頑張ろう、
そう言いながら部活に向かった。