TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
帰り道。

一覧ページ

「帰り道。」のメインビジュアル

帰り道。

1 - 帰り道。

♥

401

2022年03月05日

シェアするシェアする
報告する

しゅが❐

単純に赤組でイチャイチャしてもらいます。

しゅが❐

この話は本人様とは関係ありません。

しゅが❐

大丈夫でしたらどうぞ⤵︎ ︎

りうら🐤

今日も疲れたな、、

学校が終わり1人で歩いて帰る。 これが日課だ。

帰ったら何をしようか…などと考えていると後ろから早歩きで近づいてくる足音が聞こえる。

振り向かなくてもわかる、愛しい人。

ないこ🍣

りっうら~!!おつかれぃ!

後ろから少し強めに肩を叩かれるものだから少しよろめいてしまう。

さっきまでの憂鬱な気分が晴れていくのを感じる。

りうら🐤

わっ…と、いっつももっと優しくしてっていってるじゃん!

と怒る。だが声のトーンが少し明るいのがバレているのだろう。

彼は満足げにニヤっとした後に、

ないこ🍣

ごめんって~‪w

と軽く謝る。

りうら🐤

反省してないでしょ!‪‪w

こうやって帰り道の途中で会いいつも一緒に同じ家に帰る。

もう3年はこうしているだろうか。

つんとしている空気に二人の定間隔の足音だけが響く。

しばらく歩いていると彼は何か閃いたようにして

ないこ🍣

ね、りうら手出して

と言った。

何か企んでいるのだろうか。 少し怪しみながらそっと手を出す。

りうら🐤

ん、

ないこ🍣

わ!りうら手冷た!

手を触りそう言い、

ないこ🍣

俺が暖めてあげなきゃだな~笑

ぎゅっと指を絡めてしっかり握る。

それがとても暖かくて気が緩んでいくのを感じる。

りうら🐤

…手、暖かい

ボソリと呟いたあと、いつも何かと理由をつけて手を繋いでいるのを思い出す。

りうら🐤

ない君って手繋ぐの好きだよね

ないこ🍣

好きだよ?

ないこ🍣

恋人っぽいことガンガンしたいじゃん!

そう言った後少し言うかどうか迷ったようにし

ないこ🍣

……りうらは俺だけのものだから他の誰にも取られたくないし

と言い俺から目を逸らすように足元を見ているのが見えた。

その横顔がとても愛おしい。

なんて想ってくれているのだろう、そう思い手をぎゅっと握り

りうら🐤

…心配しなくても
ずっとない君だけをみてるよ

と小さく言うと彼は驚いたようにしてからニコッと微笑み

ないこ🍣

俺も笑

なんて言う。ずるい。

なんて俺は幸せなのだろうか。心の中がいっぱいになる。

不意に彼はすっと近づき

顔を近づけて

ないこ🍣

じゃあ今日は帰ったら

ないこ🍣

最っ高に恋人っぽくて満たされること、しよ?

と言った。

ない君は俺のスイッチが入る言葉をよく知っている。

手ごしにない君の心臓の音が早くなっているのが分かる。

りうら🐤

……手加減はしないから

少し考えてそれだけを言った。

静かにぎゅっと手が握り返される。 それが返事だろう。

今他の言葉を口に出したらきっと俺のドキドキもバレてしまう。

無言でいても二人でいるのがこんなに心地いい。

この先もずっと二人で生きていくのだろうという確信がある。それは多分ない君も同じだ。

このまま、永遠に一緒にいたいね。

ないこ🍣

…やっぱ俺眠くなってきたな

りうら🐤

おい‪‪‪w

この作品はいかがでしたか?

401

コメント

2

ユーザー

やばいひとを見つけてしまったみたいだ…

ユーザー

好きです。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚