しゅが❐
しゅが❐
しゅが❐
りうら🐤
学校が終わり1人で歩いて帰る。 これが日課だ。
帰ったら何をしようか…などと考えていると後ろから早歩きで近づいてくる足音が聞こえる。
振り向かなくてもわかる、愛しい人。
ないこ🍣
後ろから少し強めに肩を叩かれるものだから少しよろめいてしまう。
さっきまでの憂鬱な気分が晴れていくのを感じる。
りうら🐤
と怒る。だが声のトーンが少し明るいのがバレているのだろう。
彼は満足げにニヤっとした後に、
ないこ🍣
と軽く謝る。
りうら🐤
こうやって帰り道の途中で会いいつも一緒に同じ家に帰る。
もう3年はこうしているだろうか。
つんとしている空気に二人の定間隔の足音だけが響く。
しばらく歩いていると彼は何か閃いたようにして
ないこ🍣
と言った。
何か企んでいるのだろうか。 少し怪しみながらそっと手を出す。
りうら🐤
ないこ🍣
手を触りそう言い、
ないこ🍣
ぎゅっと指を絡めてしっかり握る。
それがとても暖かくて気が緩んでいくのを感じる。
りうら🐤
ボソリと呟いたあと、いつも何かと理由をつけて手を繋いでいるのを思い出す。
りうら🐤
ないこ🍣
ないこ🍣
そう言った後少し言うかどうか迷ったようにし
ないこ🍣
と言い俺から目を逸らすように足元を見ているのが見えた。
その横顔がとても愛おしい。
なんて想ってくれているのだろう、そう思い手をぎゅっと握り
りうら🐤
と小さく言うと彼は驚いたようにしてからニコッと微笑み
ないこ🍣
なんて言う。ずるい。
なんて俺は幸せなのだろうか。心の中がいっぱいになる。
不意に彼はすっと近づき
顔を近づけて
ないこ🍣
ないこ🍣
と言った。
ない君は俺のスイッチが入る言葉をよく知っている。
手ごしにない君の心臓の音が早くなっているのが分かる。
りうら🐤
少し考えてそれだけを言った。
静かにぎゅっと手が握り返される。 それが返事だろう。
今他の言葉を口に出したらきっと俺のドキドキもバレてしまう。
無言でいても二人でいるのがこんなに心地いい。
この先もずっと二人で生きていくのだろうという確信がある。それは多分ない君も同じだ。
このまま、永遠に一緒にいたいね。
ないこ🍣
りうら🐤
コメント
2件
やばいひとを見つけてしまったみたいだ…
好きです。