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ギャーーーーーーーーーーー!!!!!(甲高い悲鳴) ふ、不穏のフルコース!!!!あかん胃もたれする!!!!行きなさいエレン!!!!!あなたの馬鹿力は何のためにあるの!!!!()
ねぇちょっとぉ!?アセビくんッ!?ねぇってばぁッ!!!!!!!!このことローザくんにバレたら間違いなく催眠魔法かけてくるよ!?だからさぁッ!!!!!😭😭😭😭
アセビくぅぅぅぅん!!!!😭😭😭そんな事したらうちの子が後追いするぞ!!!!()
注意はあらすじへ
次回かその次で最終回です
グラベン
アセビ
グラベン
グラベン
アセビ
グラベン
グラベン
グラベン
アセビ
アセビ
グラベン
グラベン
アセビ
アセビ
グラベン
グラベン
グラベン
おぎゃあ…おぎゃあ…
グラベン
初めてアセビを見た時
ちっちゃくてふにゃふにゃで、可愛かった
グラベン
グラベン
グラベン
この時は何も知らなかった
知らずに呑気にしていた。ただずっと可愛いと思ってた
グラベン
それから数年がしてアセビもだいぶ大きくなった
俺はよくアセビの子守りをしていた
アセビ
グラベン
なんでもアセビは外に出たことがないんだとか
だから言葉も喋り方も変だし
何を考えてるかも分からなかった
だからたまに本を貸して、勉強を教えた
アセビは本が好きになったみたいだった
アセビ
グラベン
アセビ
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
アセビの家の地下室には本がたくさんあった
前適当にぶらぶらしてたらたまたま見つけた地下室
俺はそこに勝手に出入りしては本を取ってきていた
アセビ
グラベン
グラベン
アセビには謎が多かった
と、いうよりも''ぺリプローズ家''に謎が多かった
グラベン
グラベン
何故か一度も外、地上に出たことがない。その理由も知らない
一度疑問に思って聞いてみた。外に出れない理由を知ってるか
そしたら「知らない。ただ、10歳になるまで出ちゃだめって言われた」って言われた
親にはたいそう大事にされ転びでもしたらすぐに飛んでくる
その割には自分達で子守りをせず俺に子守りをさせる
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
アセビ
ただちょっと不思議ないとこ、そう思ってた
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
そこにあった本とふせん
多分アセビの親が書いていたであろう筆跡
グラベン
ずっとめくった
頭が真っ白になりながら読んだ
きっと俺が知ってはいけなかったこと
知らなければ平穏に過ごせていたはず
逆に知らなかったことにすれば良かった
のに
無視できなかった
あれを見てからアセビと過ごすのが辛くなった
どう接すれば良いか分からなかった
でも、できる限りアセビが喜ぶことがしたいって思った
だから外に連れて行った
アセビ
アセビは外に出るのが怖いようだった
地上に繋がる道を歩いている時手を握っていた
たびたび強く握ったり、弱くなったり
アセビ
グラベン
ずっとそれを繰り返していた
親の言いつけを破るのは初めてだったらしい
サァァ…
グラベン
アセビ
地上に出た時アセビの目は輝いていた
グラベン
アセビ
アセビに空と雲を教えた
空は色が変わること、雲は形が変わること
沢山教えた
時期にアセビは静かになって空を見つめてた
親に見つかって怒られるのが嫌だったから今日はもう帰ることにした
それからも俺とアセビはよく遊んだ
アセビが大きくなるにつれ俺の鼓動は早くなった
そして教えちゃいけない、だめなのに
アセビを助けたくて、つい
グラベン
言ってしまった
グラベン
グラベン
アセビ
そして、教えてしまった
俺はアセビを抱きしめた
そして一緒に死ぬと約束した
アセビを1人にしたくなかったから
忠告もした
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
グラベン
忠告した
アセビが心配だったから
グラベン
アセビ
そしたらアセビは…
…アセビは…
…人殺しになってしまった
お父さんを、その手で
グラベン
アセビ
アセビの目には何も写っていなかった
グラベン
アセビ
アセビ
アセビ
アセビ
アセビ
アセビ
グラベン
アセビ
グラベン
アセビ
グラベン
グラベン
アセビ
アセビ
アセビ
グラベン
アセビは笑った
覚悟が決まった顔をして
アセビ
グラベン
グラベン
アセビ
グラベン
カンッ
それからアセビと俺は昔話をした
今まであったこと、全部
面白かったこととかも
だって
アセビと話せるのはもう最後だったから