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()→思ってる事 《》→無線
伊藤ぺいん
あくびをしてまだ眠い目を擦る。
俺の名前は伊藤ぺいん。黄金の風って呼ばれている。まあ、自称ではあるけど…
ロスサントスというこの街で、警察として日々沢山の犯罪を取り締まっている。
今日も今日とて、いつも通りの忙しい一日が始まる。
俺は両手で顔を叩き、眠気を吹き飛ばしてから警察出勤のボタンを押し、無線を1番に合わせる。
伊藤ぺいん
警察無線
いつもの挨拶をするといつも通りバラバラな返事が帰ってくる。
返事を返せるということは今は何も犯罪は起こって無さそうだ。
伊藤ぺいん
そんなことを考え、準備をしながら本署の入口に向かう。
伊藤ぺいん
向かう途中、見慣れたピンク髪と紙袋を被った少女が目に入る。
伊藤ぺいん
そう挨拶すると彼女はこちらに気づいたのか体をこっちに向けて返事をする。
さぶ郎
伊藤ぺいん
さぶ郎
伊藤ぺいん
さぶ郎
伊藤ぺいん
さぶ郎
そんな他愛ない話しをしながら足並みを揃えて本署の入口に向かう。
ガチャ。
するとまたまた見慣れた緑髪三つ編みの男が目に入る。
伊藤ぺいん
ミンドリー
さぶ郎
伊藤ぺいん
ミンドリー
さぶ郎
伊藤ぺいん
さぶ郎
伊藤ぺいん
ミンドリー
伊藤ぺいん
さぶ郎
伊藤ぺいん
ミンドリー
伊藤ぺいん
さぶ郎
伊藤ぺいん
さぶ郎
ミンドリー
そんな他愛のない話をしていると、大規模犯罪の通知が1通入ってくる。
俺は体を方向転換させて屋上に向かう。
伊藤ぺいん
警察無線
呼応するようにそれぞれが無線に情報を飛ばし始める。いつもの感じだ。
今日もきっと忙しくなる。 ヘリアタック出来るように頑張るぞ…!
伊藤ぺいん
客船が終息し、俺は本署の脇の日陰の当たる階段のところで今回の自分の反省をしていた。
ミンドリー
するとそこに、捕まえた犯罪者の切符を切っていたミンドリーがやってくる。
伊藤ぺいん
伊藤ぺいん
ミンドリー
伊藤ぺいん
伊藤ぺいん
ミンドリー
伊藤ぺいん
ミンドリー
伊藤ぺいん
ミンドリー
伊藤ぺいん
ミンドリー
伊藤ぺいん
俺はスマホを取り出してミンドリーに見えるようにスマホを少し傾ける。
するとミンドリーは肩がくっつくくらいに近寄ってきて、そこまで近づかなくても見えるはずなのに俺のスマホを覗き込む。
伊藤ぺいん
そう、これは最近の俺の悩みでもあるのだが、こいつは最近やたらと距離が近いのだ。
伊藤ぺいん
いくら考えても分からない事なのに、ついつい考えてしまう。
やはり仲のいい友達が何かを俺に求めているのではないかと考えると、手を差し伸べてやりたくなるものなのだが、
こいつが俺に何を求めているのかがさっぱりこれっぽっちも分からないわけで…
娘のように仲の良いさぶ郎に相談するのも違うし、誰かほかの警察署員とか仲のいいギャングとかに相談したとしてもミンドリーならどこかからその情報を聞きそうだし、、
もしミンドリーの、最上級に仲の良い、例えば俺を親友だと思ってくれているとして、
ミンドリーからしたら親友の距離感というものがこんな感じだとしたら俺が過剰反応してるみたいでミンドリーに知られるのだけは避けたい……
あー解決したいのに誰にも相談出来ないこの感じモヤモヤ通り越してだんだんイライラしてきた……(?)
俺から聞いたのに急に黙ったせいか、ミンドリーが不思議そうに俺の顔を覗き込んでくる。
ミンドリー
伊藤ぺいん
俺はハッとし、ミンドリーの方に顔を向けて返事をする。
と、さっきまでの距離感を忘れていて、これまでにないくらいに顔が近くなってしまう。
伊藤ぺいん
俺はパニックになってすぐ顔を背け、何故か謝ってしまう。
伊藤ぺいん
パニックになった弊害か、顔が近かった恥ずかしさからか、徐々に顔に熱が集まる感覚がする。
伊藤ぺいん
俺は必死で自分の心臓と顔の熱を落ち着かせる。
すると、急に腰に手が添えられる感覚がする。
伊藤ぺいん
理解する間もなく、腰に添えられた手に力がこもり、ミンドリーの方に引き寄せられる。
伊藤ぺいん
起こったことが全く理解出来ず、とりあえずミンドリーの方に顔を向ける。
ミンドリーは平然とした顔でこちらを見ていたが、俺と目が合った途端、イタズラが成功したかのように、何も言わずニヤリとだけ口角を上げてみせた。
伊藤ぺいん
その一連のせいで俺は怒りと恥ずかしさで一気に顔に熱が集まる。
伊藤ぺいん
ミンドリー
俺は怒ろうとしたにも関わらず、ミンドリーはいつものように優しく微笑み、最大限の優しい声色でどうした?と問うてくる。
伊藤ぺいん
伊藤ぺいん
俺がミンドリーにやめろと制止しようとした瞬間、言わせまいとさらに腰に添えていた手に力を入れて引き寄せ、顔も近づけてくる。
ミンドリー
伊藤ぺいん
俺はさっきと同じくらいの顔の近さについ怯んでしまい声が出なくなる。
そんな俺とはお構い無しに、ミンドリーは少しずつさらに顔を近づけてくる。
伊藤ぺいん
伊藤ぺいん
伊藤ぺいん
ピロン
伊藤ぺいん
ミンドリー
俺はミンドリーが顔を背けて通知を確認したのを見逃さず、すかさずミンドリーから距離を保ち自分の気持ちを宥めるかのようにバカでかい声を上げる。
伊藤ぺいん
伊藤ぺいん
ミンドリー
俺はミンドリーがなにか言おうとしたのを振り払いその場から逃げ出すように駐車場に向かいつよめの風(車)を出して走らせる。
伊藤ぺいん
そう車の中でぼやき、自分の気持ちを宥めながら俺は店舗強盗に向かった。
コメント
4件
最高すぎるンゴ!!! 続きが見たいです!!!✨