『雷』
桃青 地雷さんは🔙
のの🐐🎀
すたーとっ ♫👇🏻
ザァーーーザー
青
外は薄暗く、空は厚い雲で覆われている
青
雨は落ち着く気配がない
青
ゴロゴロピカァ
青
雷音を聞いた途端、僕は走って寝室へ逃げた
※もっと暗い※
桃
桃
数分前、雷が鳴った
俺の彼女は雷にいつも怯えていて、ひどいときは過呼吸になるほどだ
雷が鳴った後心配ですぐ青に連絡を入れたが、既読はつかない
いつもならすぐに既読つくのに。
ますます不安になって俺は走った
桃
家に着いて呼びかけるも返答は無し
物音ひとつしなくて、俺は焦った
桃
前、雷が鳴ったとき青は寝室に行ってた
寝室は2階
俺はコートを脱ぎ捨て、カバンも投げて青を探した
桃
寝室の扉越しでそう伝える
‥グズッポロポロ
中からは青のすすり泣く声が聞こえ、俺は部屋の中へ入った
部屋の中に入って、もう一度青の名前を呼ぶ
桃
すると、布団が動き、中から青が涙でぐちゃぐちゃな顔を覗かせた
俺を見た途端、安心したような顔をする青
青
青
雷が相当怖かったのか、喋り方が幼い
青
桃
ひどい雨の時は青を1人にしちゃダメだと俺は強く思った
よく見ると青の身体はまだ小刻みに震えていた
桃
俺が抱きしめてそう聞くと、青はふにゃっと笑った
青
青
青
青
そう言って泣きじゃくる青の背中を何度も撫でる
桃
桃
青
青
唇を噛みしめてそう言う青が愛おしい
1人で雷に怯えながら頑張ってたのに‥俺は抱きしめることしか出来ない
桃
青
桃
優しく頭を撫でると、青は俺の腕にしがみついてきた
青
青からの愛の言葉に俺は一瞬思考停止
今は雷で弱ってるからか‥
ふへっ、と微笑む青が愛おしくて切なくてこれからも俺が守ってやらないと‥って思った日
桃
青
青を守ってやれるのは俺だけだ
のの🐐🎀
コメント
4件
なんかもう尊すぎて死にそう。
雷が怖い青ちゃん可愛すぎる🤦💞