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お借りしたメーカー様

死にかけ少年:曇り様 HERO男子Maker:へろのすけ様 よっこら少年少女:ささえき様 いろんなタイプの男の子: SaKURA様 五百式立ち絵メーカー: iwose様 お姫様メーカー: 闇鍋テルミン様 証明々(顔): △○□×(みわしいば)様 和装女子メーカー: しれぇかん様 我流男青年: Hshbr様 Magicdoll*Maker: 花兎*様 可愛い女を作るめーかー:森野霞様 もっとももいろね式美少女メーカー:ももいろね様 人間(男)メーカー(仮):モロツヨシ様 妖男子メーカー: yunomoto様 はりねず版男子メーカー: table___様 我得ドラゴンメーカー: 謳華様 こんぺいとう** 2メーカー: こんぺいとう**様 お嬢様メーカー:はみこ様 テイク式女キャラメーカー:テイク様 おさむメーカー:おさむくん様 獣悪魔メーカーだった: SIEBEN_WORLD様

それでは行ってらっしゃい

 

ウッド

なんで休日出勤しないかんの?

エドガー

そんなの社長に言ってくださいよ、先輩…

とあるオフィスの屋上

2人の男性が休息を取っていた

ウッド

ダルいからさっさと終わらせて帰りてぇー

ウッド

そうだろエドガー?

エドガー

あったり前じゃないですかぁ

エドガー

俺だってはよチビをいじりたいし

ウッド

俺様をいじろうとすんな、チビなのは認めるが

エドガー

あ、認めたー!

ウッド

自分で地雷を踏みに行ったわ…

エドガー

草生えて草

ウッド

後で覚えとけよなぁ?

今2人がいるのはMGカンパニーの日本支社である

本社はロンドンに置き、従業員数約8万人が所属する巨大企業でもある

エドガー

全然怖くないでーすw

エドガー

ほんとに元ヤンか?

ウッド

あぁ?良いんか良いんか?

ウッド

ここで魔導師の力出してもいいんだぞ?

エドガー

それだけはやめてください(ˉ ˘ ˉ; )

エドガー

誰も太刀打ちできませんから:( ;´꒳`;):

魔導師とは、不思議とあらゆる能力を操ることができる人のこと

この魔導師と言う名称も、人間がつけたもの

言わば世界の怪物である

ウッド

俺様以外の魔導師は見つかってないから対等にできねぇな

エドガー

なんか楽しんでません?

ウッド

少しは…でもほぼほぼ不便だからな

ちょうどそのタイミングで、同じ社員服を着た男性がやってくる

レトナ

ここに居た、やっはろ2人ともー

ウッド

やべっ!?

レトナ

どうしたん、僕何かした…?

ウッド

いやなんでもねぇよ

ウッドの正体はエドガー以外誰にも明かしていない

エドガー

レトナ、なんか俺たちに用か?

レトナ

アルバート社長がさ、もう今日は帰って良いって言ってたよ

ウッド

は?

エドガー

まじ?ラッキー(*^^*)

エドガー

さっさと帰宅しますかー

ウッド

あ、ああ……

ウッド

にしても急すぎじゃね?

レトナ

社長の要件が済んだからじゃないん?

ウッド

……まぁそんなこともあるか

レトナ

んじゃお先に〜

そう言ってレトナはその場を後にした

エドガー

俺たちも行きましょ

ウッド

ああ、社長の要件が気になるがまぁいいや

ウッドもその場を後にしようとする

ウッド

ぐっ……

凄まじい突風が襲う

今日はやけに風が強かった

日本支社周辺─東京

退勤後、2人は久しぶりに東京を散歩する

ウッド

トウキョウって服やら食事やら個性の塊かよ

ウッド

興味ねぇけど

エドガー

先輩は興味無さすぎですよ

エドガー

もう少し世間を見たらどうです?

ウッド

ま、たまには寄ってみても良いかもな

エドガー

なら、ここら辺で良いレストランがあるんですよ!

エドガー

そこ行きましょ

ウッド

そうなのか?ならエドガーに任せるとするか…

エドガー

だけど先輩…俺マネーがないんですよ──チラッ

奢ってくださいと言わんばかりにエドガーは目を輝かせてウッドの方を見る

ウッド

──しゃーない、今日だけだぞ

ウッド

案内してくれるお礼だからな

エドガー

ありがとうございます先輩!

エドガー

んで、食事のあとは服をみてお土産買って──

ウッド

どんだけ使わす気だ!?

エドガー

えっへへw

エドガーがニヤついた

その時だった

ウッド

痛えっ…!

少女

……あ

突然と後ろから少女がぶつかってきた

ウッド

おい、どこ見てんだよ?!

少女

ごめんなさい、今急いでいるので失礼します!!

少女は簡単に謝罪すると、そのまま走っていった

と同時に、何かの気配を感じた

ウッド

……なんだよあいつ

エドガー

いいじゃないですか、可愛かったしさわr──

ウッドはエドガーに一発拳骨をおみまいした

ウッド

変態癖をやめろと言ってるだろ?

エドガー

痛い、痛いです先輩──

何故か逃げるエドガー

ウッド

あっ、待てごらぁ!

ウッド

どこまで逃げてんだよ?

エドガー

捕まった……

エドガー

やっぱ魔導師はつえーな!

ウッド

ただお前が遅いだけだろ…

エドガー

でもこの先見てみてくださいよ

ウッド

ああ?

エドガーに言われ、路地裏を覗く

そこには

ヤンキー1

ねぇねぇお嬢ちゃん、可愛いね

ヤンキー2

俺たちお菓子持ってるからこっちに来ない?

少女

いや、わたしは急いでいるので…

ヤンキー3

んな事言わずによぉ

少女

きゃ…は…離してっ!!

ヤンキー1

ぐへへへへぇ♡

さっきぶつかった少女がヤンキーに絡まれている

ウッド

うぅわ、エドガーより変態おるわ

エドガー

俺を比べないでくれます?

ウッド

わりぃわりぃ

エドガー

……助けます?

ウッド

当たり前だ、さっきの借りもあるしな

ウッド

エドガー、いざという時はよろしくな

エドガー

まかせなしゃい!

少女

やめて……

ヤンキー2

ぎふふふふ

エドガー

おーいお前たち、なにしてんのー?

ヤンキー3

んあ?誰だてめぇ?

エドガー

へ、その子を助けに来ただけですよ

ヤンキー1

は?一人でか?

エドガー

……お前らの目は節穴か?

ヤンキー3

なに?

ウッド

〈ノーム〉

その瞬間

ドガァアアアアン

ヤンキー1

うわぁぁああ?!

ヤンキー2

はぁああ?

ヤンキー3

おぐぇええ!?

少女

きゃ────

男性たちが立ってたその場所に

巨大な山が出来上がった

エドガー

やりすぎてませんか!?

ウッド

……やっべぇやりすぎた

ウッド

ほらよっと

少女

え……

宙に浮いた少女は、お姫様抱っこをされていた

少女

い、いつの間に…!?

ウッド

危ないからじっとしてな

エドガー

うっわカッコつけてるぅ!

ウッド

カッコつけてねぇわ!

ウッドは少女を抱えたまま華麗に着地する

そしてゆっくりと少女を降ろす

ウッド

そこで隠れてなお嬢ちゃん

少女

は、はい……

ウッド

んで、あいつらは死んでは困るから…〈ウンディーネ〉

ウッドがそう唱えると、土地の一部に水が敷かれる

その水の中ににヤンキーたちがドボンと落ちる

ヤンキー1

な、何が起こってやがるっ!

ヤンキー3

ひいいいいい逃げろぉお

ヤンキー2

うおおおおぉおおお

ウッド

逃がすかよ〈ノーム〉〈サラマンダー〉

ヤンキーの逃げ道は地面が盛り上がって塞がれる

しかも、それは炎で燃えている

エドガー

先輩!火はまずいですって!

ウッド

〈サラマンダー〉は燃え移らないから大丈夫だ

ヤンキー1

何者だよお前っ!

ヤンキー2

おゆるしをおおおおおお

ヤンキー3

いや待て、こいつ子供だぞ!

ヤンキー3

ボコそうぜ!

ヤンキー1

よく見ればそうじゃないか…へへ

ヤンキー2

ぎゃははははははははは!

ヤンキーたちはウッドに襲いかかる

ウッド

子供じゃねぇし、あとチビだからって馬鹿にすんなよあ?

ウッド

吹っ飛ばせ〈シルフ〉

ウッドが唱えると、その後ろから強風が吹く

ヤンキーたちは耐える間もなく盛り上がった壁に叩きつけられた

ヤンキー2

グハッ……

ヤンキー3

……

ヤンキー1

くそ…がっ……

ヤンキーたちは意識を失った

ウッド

良かったね、火が消えてて…

ウッド

はぁはぁ……っ

ウッド

エドガー…あとは……任せるわ

エドガー

逆にボコされたな…お前ら

エドガー

えっと、記憶消去[イレェィス]どこ置いたっけ…?

エドガー

あったあった

エドガーが記憶消去[イレェィス]を起動する

ヤンキーを囲うかのようにバリアが展開、数秒でバリアは消えた

エドガー

とりあえずこれでさっきの記憶は無くなるはず…!

ウッド

毎度ありがとよ…

魔導師の力も、誰にも明かしてはない

そのため、力を見た者にはそのときの記憶を消すようにしている

エドガー

あいつらどーします?

ウッド

放置でいいだろ、〈ノーム〉もあと数秒で元に戻るし

ウッド

んでエドガー、あの女はどこいった?

エドガー

……あれ?どこいったんだろ…

ウッド

あの女だけ記憶消せてないのかよ…!?

エドガー

そうみたいw

エドガー

ごめんごめん( ˶ˆ꒳ˆ˵ )ゞ

ウッド

笑い事じゃねぇ、さっさと探すぞ!

路地裏を出ようとしたその瞬間

グゴオォォオオオオオ──

ウッド

は……?

エドガー

な、なんだこりゃ!?

目の前に、異空を漂う空間があった

エドガー

先輩の力?

ウッド

こんな力持ってねぇわ!

ウッド

なんかやな予感する…

ジュゴゴゴゴ──

その嫌な予感は当たり、空間が物凄い勢いで辺りのものを吸い込み始める

ウッド

ぐっ……弱ってる時にっ…

エドガー

なんでこうなるんですかっ……!

ウッド

知らねぇ……っ

ウッド

吸い込まれんなよっ……

エドガー

大丈夫ですって──

エドガー

あ───

エドガーがバランスを崩す

ウッド

あ──

バランスを崩したエドガーがウッドにぶつかる

ウッド

エドガァァアアアアア!!

エドガー

ごめんなさぁあああああいっ!!

そのまま2人は空間の中へと吸い込まれていき

それはゆったりと閉まり、姿を消した

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