ひより
ひより
ひより
ひより
ひより
ひより
ひより
ひより
ひより
いふ
いふ
りうら
いふ
手に持っていた本を一度閉じ、眼鏡を外す。
いふ
りうら
とろけるような声を出し、大きな瞳を細めるりうら。
その声の糖度が、前より上がったように思えるのは、俺の自意識過剰だろうか。
いふ
りうら
りうら
いふ
また冷たい蔑んだ目を向けられると思ったら、予想外の反応が返ってきて、俺は目を見開く。
りうら
りうら
りうら
りうら
りうらは、弁明を試みようとしてるのか、あたふたと言葉を並べている。
俺は呆然として、からかうことも、言い返すこともできなかった。
俺に対するりうらの反応が変わったように思えるようになったのは、この頃だっただろうか。
りうら
いふ
りうら
いふ
りうら
いふ
りうら
いふ
いふ
いふ
りうら
いふ
りうら
りうら
いふ
りうら
いふ
りうら
いふ
りうら
りうら
いふ
りうら
りうら
いふ
9月6日
いふ
りうら
りうら
いふ
りうら
いふ
りうら
9月10日
りうら
りうら
いふ
りうら
いふ
いふ
りうら
見ての通り、ついこの前までは散々冷たい反応をされてきたことが、当たり前と化してきている。
むしろ、りうらから誘われたり、されることもしばしば。
しょう
しょう
りうら
いふ
しょう
いふ
りうら
いふ
じーっとこちらを見ていたかと思うと、無言で俺の足の間に入り込んで、ソファに座るりうら。
そしてスマホを持っていた俺の手を自分の腹部に回し、強制バックハグ状態にすると、満足したのか、またスマホをいじり出した。
いふ
いふ
いふ
りうら
服屋さんに向かって歩いていると、突然シャツの裾をつかまれる。
いふ
いふ
りうら
いふ
「んっ!」と言って手を差し出すりうらを凝視するが、この姫は何を御所望なのか。
りうら
いふ
いふ
りうら
「んっ!」しか言わないりうらの手に自分の手を重ねたら、満足したように「ふんっ」とドヤ顔してから、服屋さんへ連れてかれた。
俺はというと、ただただりうらがかわいくて、りうらの手をぎゅっと握って抱きしめたい衝動を抑えることしかできなかった。
りうら
いふ
りうら
りうら
りうら
いふ
いふ
なんて玄関にも聞こえるように叫べば、「はぁい」と言う言葉と共にくしゃみも聞こえたから、なるべく早く持っていってあげようと脱衣所へ急ぐ。
もう勝手の知れているりうらの家を漁れば、いとも容易くタオルを見つけた。
いふ
りうら
りうら
いふ
水分を含んで重くなったりうらの綺麗な赤髪をわしゃわしゃわしゃーっと拭いてやる。
いふ
いふ
りうら
いふ
いふ
りうら
いふ
スマホを取り出せば、たしかにりうらから連絡が来ていた。
それも5件くらい。
いふ
りうら
りうら
なんて、あははっと笑いながら言う彼を見ていたら、衝動的に唇を塞いでしまった。
彼のよく手入れされている唇がふにっとして気持ちよくて、もう一度だけ角度を変えて甘く口づけを落とせば、彼の顔は真っ赤に染まる。
りうら
りうら
いふ
少し前だったら、もう北極なんて比べ物にならないくらい酷い目で見られて、気味悪がられてたかななんて思ったら、無性に彼が愛おしくなった。
いふ
そう言うと、もともと赤かった顔を更に熱らせ、目を見開くりうら。
ねぇ、前までそんな反応してくれなかったじゃん。
脈アリだって、期待してもいい?
りうら
濡れた髪に体。湿って少し透けている服。熱った頬。大きく開き、潤んだ瞳。
そのなんとも扇状的な姿に、もう一度唇を塞いじゃおうかと、俺の中の悪魔が囁いた。
ひより
ひより
ひより
ひより
ひより
ひより
ひより
ひより
コメント
3件
フォロー&ブクマ&コメ質です! 最高ですね✨ 続き待ってます!
ないくんの行動が気になる(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク 続き待ってます!!
赤くんがちょいデレなの可愛い(๑♡∀♡๑) おもしろかったです!!