コメント
5件
遅いですが連載ブクマ失礼します
コメント無くても書くから!! ぽまえら寂しいぞ..!!🥺🥺 いいし!別に!いいし!!!! 別にいいもん..いいもん..( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )
続き書かないぞ
「お願いがあります!」
恋をした。
どうやら本当らしい。
日差しが強くてあまりすきじゃない夏
そんな憂鬱な夏をぶっ飛ばすように
青春のような、淡い恋だ。
気がついた時にはもう遅くて、
完全に溺れきっていた。
話す度息が出来なくなって
胸を握られたような音がして
鳴り止まない、まるで明るい曲の様で
顔も徐々に赤くなっている気がした。
彼はきっとこの恋心には気付いてない
とてももどかしい事ではある。
でも何気に話してる時が1番だ。
しゃべるだけで楽しい。 目が合って笑い返してくれるだけで。
名前を呼ぶだけでも、
下手に意識しなくていいから楽しい。
まぁ勿論付き合えたら1番だけど....
よく彼は空き教室にいる。
理由はあまり知らないが、 前ちょこっとだけ教えてくれた。
って笑顔で言ってくれた。
確かに太陽が直撃してるし、 東校舎とかさほど大きくないから
景色を見るのにはうってつけだ。
そういう景色には興味は無い方だ。
でも価値があるなら見たい。
でもこの景色はさほど価値はない。
すきな子だから、見たい気持ちもある
...まいっか
時折両思いだって思う時もある。
まぁでも違う「すき」だろうけど。
彼は友達は多いし、凄くいい人だ。
友達多い理由も分かる。
でもそんな彼は、俺を選んでくれる。
趣味は合う方だからかもだけど。
多分彼のお気に入りだと思ってる。
それだけでも嬉しい。
ちょっとでも相手が「すき」なら満足。
ほうかご
ようやく放課後が来た。
うちの教室に入っていく。
入ると真っ先に風が吹いて、
俺の顔面に直撃する。
髪の毛は言うことを聞いてくれない。
彼の姿を探した。
窓のふちに座っている彼。
暴れ狂ったカーテンを引っ張り抑え、
彼は俺の手を取った。
机を数個退かして、 窓のふちに手を置いた。
まぁ、本心じゃないけど、
息を飲んだ。
彼は迷っている気がした。
それを忘れるためにいるのかなって、
それを考えず見ているのかと思った。
また、窓のふちに座った。
風で髪の毛が浮いた。
どうも今日は風が強かった。
一瞬受け入れなかった。
まさかの展開、というのか。
彼が何を溜め込んだのかは知らない。
それでも大きい何かを感じた。
正直言うとあんまり辛くない。
こうやって彼と話せてるし、
楽しいっちゃ楽しいし。
そう言って窓のふちに立った。
座っていたのに、急に立って
思わず彼の手を掴んだ。
腕を振り払おうとした彼。
全力後ろに重心をかけた。
引っ張りすぎて転けそうになった
彼をだきしめた。
手を離した。
さすがに引かれた。辛い((え
続くと思います