最近、何かが俺を見てる気がして
でも実際そんなことはないと思うし
幽霊かもよ、なんて黄くんに脅されて
怖くて夜も眠れない。
あまりにも怖いので黄くんと一緒に 帰ることにした。
それでも、視線を感じるのは 気のせいなのか。
家に帰ってもその視線は続く。
一人暮らしの俺にとっては 恐怖でしかない。
幽霊とかじゃないのかも...
そんなわけない...。
...きっと。
...視線だけではなくなった。
何か聞こえる。
まだなんて言っているかは わからないので、場所的には 遠いのかもしれない。
場所的に、なんておかしくないか。
やはり幽霊などではなく...。
...そうではないことを祈る。
声が近づいてきている。
最初は気のせいだと思っていた。
でも、言葉が聞き取れた。
聞き取れてしまった。
これは...
赤
逃げ場がなくなるほどに近づいてくる その声に恐怖を覚え、
いつのまにか体は動かなくなった。
その声の正体が背後から 聞こえてくることに気づいた時には
赤。
もう遅かった。
計画通り...笑
...今僕も逝くよ
これでずっと一緒。
コメント
1件
え…赤くん!?(⊙⊙)!!