桃赤 ご本人様とは一切関係ありません
苦手な方ここで❕
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
こいつは同じクラスの桃
彼はサッカー部に所属していて、
かなりの人気者だ。
それなのに
俺に絡んできては、
付き合おう、と愛の告白をしてくる
軽く告白してくるタイプは嫌いだ
だからそんな彼をあまり好まない。
でも、
そんな彼に少し、少しだけ
好意がある。
そんな俺が一番嫌い
ある日の下校時間だった。
今日の天気予報は晴れ
そう言っていたはずだった
けれど、
目の前には大量の雨。
鼻にくる雨の匂い
うるさいけど憎めない雨の音。
全てがぼーっとするものだった
ふと我に返ると目の前に桃くんが 立っている
赤
桃
赤
本当は傘がないなんて言えない
桃
桃
赤
いつもより冷たい気もする。
桃くんなら気にかけてくれそうなのに
そう思うとなんだか寂しくなって、
ふいに彼の袖を掴んだ
桃
赤
赤
桃
まさか言われるとは思っていなかった
とでも言うような驚いた顔
赤
桃
赤
桃
赤
桃
好きな人と相合傘なんて、
嬉しい
けれど、
素直に思いを伝えられない。
桃
赤
赤
嘘ほんとは嬉しい。
どうして素直になれないのだろう
桃
桃
赤
おっと、家だ
通り過ぎるところだったと、
冷や汗をかく。
赤
桃
桃
桃
赤
いつもとは違う告白だった
たぶん、緊張してる。
こんな俺がこの彼に釣り合うとは思えない
返事に迷う
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
彼の後ろ姿を見送ると、
俺は顔を真っ赤に染めた
もし、仮に付き合えたとして
釣り合うとは思えない
逆にまた振ってしまうと
多分、気まずい雰囲気になる。
赤
俺は寝る暇もなく、考えた。
翌日
いつも通りに登校し、
書いてきた手紙を彼の靴箱に 忍び込ませた
告白の返事の内容ではなく、
空き教室に来て欲しいという誘いだ。
赤
俺は今日、きっぱり伝えると決めた
頑張れ俺。
時間はあっという間に過ぎ、
ついに放課後になる
俺は素早く空き教室に移動し、
桃くんを待った
3分も経たないうちに、
ドアの音が聞こえる
桃
赤
顔、真っ赤だ
うまく伝えられますように
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
こうして、
俺の恋は無事に実った
桃
赤
桃
赤
少し、上目遣いしてみる
桃
桃
赤
桃
期待した俺が馬鹿だったか
赤
どうしてか、
残念がってる俺がいる
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
数年後にはお互いの左手薬指に リングが光っていたとか。
今日から毎日投稿!! そして初っ端から短編! ごめんね💧 明日からリクエスト書いていきます🙌🏻
コメント
13件
めちゃくちゃ好きですー!!最高でした!フォロー失礼しますm(*_ _)m
初心な感じいいなぁ(?)
告白の時私もどきどきしちゃった💓 ツンデレ最高ですね🤤