この作品はいかがでしたか?
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ら「…それが」
ら「ほら」
【なんやこれ…】
【うわ…吐きそう】
【そかどりみーは至近距離戦はまぁまぁできるけど基本的に遠距離攻撃で撃ち抜くだけだから慣れてねぇのか】
ら「何この内蔵の量…」
ら「心臓や肺もある…」
ら「……臓器売買か」
ら「気味悪い趣味しちゃってさぁ…ああ殺してよかった」
ら「…依頼人の幹部も他の被害者の国の幹部も亡くなってそう」
【でも誰か居るかもしれん、調べろ】
ら「知ってる」
ら「こーいう仕事総統がやるもんじゃないんだけどな」
【知ってる、でも死なせる気ねぇからこそやってんだ】
ら「ほんと困ったもんだ」
ら「これから先、危険だからずっとカメラONにするよ、何かしらあったら遠慮なく言えよ」
【おう】
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ら「…人の声がする……」
【まじか】
ら「どの方向か分からん」
【多分まっすぐ行って左】
ら「え、なんでわかるん?」
【さっきやっとハッキングできた】
ら「え、すげぇお前有能」
【早く】
ら「褒めさせろよ」
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ら「…うわ…なにここ…」
複数のある折の中に 人が沢山入ってる
ら「…飢えそうな人もいる…これどうすればいい?」
【……分からん、近くに食料無さそうだしな】
ら「…俺の水でも飲まそう」
「ひっ…」
ら「…ッ」
【おい待て左のヤツ】
ら「へ?…あぁ、こいつ」
「な、なんだよ」
【こいつ今喧嘩中の国のやつじゃね?】
ら「だよね」
【どうする?】
ら「…そーだな、めんどうごとは避けたいし仲間を助けた代わりに言うこと聞いてもらうか」
【いいなそれ】
ら「だろ」
ら「…もう死ぬやつは捨てるか」
ら「申し訳ないが今の俺じゃ手に負えない」
ら「ちょっとインカム切るよ」
【ああ】
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ら「はーい注目ー」
ら「皆様初めまして!まずは自己紹介しますね」
ら「俺の名前は運営国の総統兼暗殺指導隊長を所属しているらっだぁと申します!」
ら「今からこの俺が貴方達を助けて差し上げましょう。」
ら「なので今から俺が恩人となります!」
ら「だから」
ら「死ぬまで肝に銘じください。」
ら「今から1つずつ折を解放します。」
ら「解放されて勝手に1人で外へ出ないように」
ら「出ても良いですが俺は止めないので。」
ら「言うことを聞いてくれる人達は俺がちゃんと助けて差し上げましょう!」
ら「勝手な行動はしないように」
ら「自己責任とお願い致します」
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「あの…運営国の総統様、あの人達は…」
ら「あぁ、あいつら?」
ら「差別とかじゃなくてもう手に負えない程助けられない状態の人」
ら「悪いけどあの人達は救えそうにないから残念だけどここに残しておく」
ら「てか今度戦争するから戦争から生きて帰れたらこの人達を骨だけでも回収して国に送り付けるよ」
ら「言っとくけど俺が親切にしてあげられるのは今日だけ」
ら「だからここから脱出してこの国と俺の国の戦争が終わったら俺らは敵国同士になることを忘れないで」
「言われるまでもなくいくら恩人でも私はただの幹部です。いつか来るかもしれない貴方との戦闘に私には拒否権などありません。」
ら「…あそう」
ら「きょーさん?こっちは準備完了したよ、」
【ああ、おけ】
【でも国に潜入されてることをバレちまった】
【ただ総統が殺されてることはまだ気づいてないがもうそろ気づかれる】
【はよ脱出すんぞ】
【被害者は何人なんや?】
ら「9人」
【意外と数多いねんな】
【どりみーあとは任したで】
【うん】
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ら「あ、ブルちゃん?」
お「俺もいんぞ」
ら「あそう」
お「は?」
ら「いつの間にか来てたんだね」
ら「げ、しゅんさんまで居んじゃん」
お「一応何かしらあった時のためについさっき来たばっかなんよ」
【感謝しろ】
ら「うるせぇ」
ら「最終確認してくるから先行ってて」
しゅ「了解です。」
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もう流石に居ないよな
ら「あれ、もう死んだ?」
やっぱ救えないほど 弱まってたんだな
ガチャ
ら「なッ」
「おい、」
「我々国の緑のやつ持ってきたぞ」
あぶねぇ…
人数少ないのってやっぱ 任務中か
てか我々国って…
同盟じゃねぇかやべぇ
カメラONにして…
ら「画面見て把握しろ((ボソッ…」
【……】
「おい、誰か居ねぇのか」
「な、おい!お前どうした!」
ヤバい遺体バレた
「おいお前はやく城に連絡を」
「いやさっき侵入者が居たらしいぞ」
「なるほど、じゃあ俺らも今すぐ加勢に」
ら「それはちょっと勘弁してよ」
「ぐぁ!」
「あッが」
ら「質問に答えろ、答えたら生きて返す」
ら「お前以外にここに来る仲間はいるか」
「いッねぇ…」
ら「そう、じゃあもうお前は用済みだ」
ら「じゃあな」
「まッで」
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ら「うわぁ俺顔面も血まみれじゃあん…髪にも付いてるぅ…」
ら「まじ最悪…」
ら「はよこの同盟国の幹部さん連れて帰らんとな」
そだ、データ取りぬこう
ら「うちの国に役立つものあればいいな」
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【無事終わったんやな、何してんねん】
ら「データ抜き取ってるだけよ」
ら「………はーなにこれぇ…」
ら「…まじきもい」
ら「めんどくせぇなこの国は」
ら「依頼料金高くしてまぢで」
【そのつもりや】
ら「流石金豚」
【クソが】
【んで、なにがあってん】
ら「それがさ〜」
ら「この臓器売買の送り先が我々国なんよ、まぁ他の国へもあるけど我々国が一番」
ら「凄い量のデータがある」
ら「初期データから探ると、このデータ、現在我々国総統の前代が辞める付近で続いてる」
ら「つまりグルか…」
ら「どうする?」
【俺は知らんよ、同盟も判断も俺達幹部やなくて総統であるお前が判断すべき事やろ?】
ら「ですよねー」
ら「…この”ゾム”さんがここに連れてこられたって事はさ、売られたんだろ、」
ら「……今の状況での我々国だと捨てる程の奴じゃねぇな」
ら「多分総統だけがイカれてる、前代総統の最後らへんから始まってるんだから」
ら「総統殺そう」
【やるのはお前だからな】
ら「知ってる」
ら「はー起きろこいつ抱えんのきつい…」
ら「…いや、待て」
ら「総統殺すに関しては幹部に任せよう」
ら「このデータを抜き取って見せれば紛れもなく事実になる、だから敵同士になるけど総統だ、だから総統の座を取るのは幹部次第」
【幹部負けたらどうするん?】
ら「頻繁にだと一応総統だから命令で暫く隔離されるかもだけど一応いつでもできる」
ら「俺は今の総統の命令は一切聞かんよ、幹部からのお願いも内容による、」
ら「だって総統の座を掛ける我々国での大問題になるんだからさ、総統の座に付く為に同盟国だからって甘える訳にも行かないでしょ」
ら「早く帰るよ」
【待てや】
【同盟国として殺るのもおかしくないんちゃうか?】
ら「……なにいってんの?」
ら「もう1回言うけどさ」
ら「俺らが総統を殺したら総統の責任を取るのは誰よ?」
ら「幹部だよ?俺らが勝手に殺していい問題じゃない」
ら「まぁデータを抜き取って見せて信じてくれるかは知らないけどさ、それなりに説得するけど」
ら「とにかくこれは俺らが触れる問題じゃない」
ら「正直俺も助けるべきか任せるべきか頭の中で混乱してる、だから聞いてこないで」
【……すまん】
ら「…早く帰るよ」
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ゾ「…あ、れ…」
ら「…あ、起きた?よかった」
ゾ「…あれ?らっだぁさん?」
ゾ「…なんで俺こんな所におんのや…?」
ら「あー…それがね」
〜化け物説明中〜
ゾ「…そう…なんや」
ゾ「…やっぱ……そうなんやなぁ」
ら「知ってたの?」
ゾ「新人じゃない限り幹部は知ってると思いますよ。」
ゾ「情報管理など幹部がやることだからそれなりに俺らん所にも入ってくるんすよ」
ゾ「…怪しいなぁとは思っとりました」
ら「…へぇ、」
ら「じゃあ信じてくれるんだ?総統の裏のこと」
ゾ「…ええ、仕方ないほどに信じちゃうことっす…」
ら「ふーん…じゃあこのデータあげる、幹部に見せな」
ら「ゾムさんが売られたっていう証拠もあるんだからさ」
ら「あと総統の座をどうするかはお前らに任せるよ」
ら「俺も手を出したいけど総統に関しては俺らじゃ触れられないから」
ら「ただし生死に関わる問題になったら手伝ってはあげる」
ら「それだけは覚えといて」
ゾ「……ええ、ありがとうございます」
ら「……」
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コメント
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やべぇ設定だとしてもゾムさんがらっでぃに敬語違和感はんぱねぇ