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主
主
主
主
主
主
主
主
主
第二王妃
第二王妃
あれから3年が経った。
王様
王太子も王へと即位し、 あの頃の令嬢は今じゃ第一王妃へ__
私は、予定通り「第二王妃」となった。
第二王妃
王様
王様
第二王妃
第二王妃
王様
王様
第二王妃
王様
第二王妃
第二王妃
第二王妃
第二王妃
第二王妃
第二王妃
第二王妃
王様
第二王妃
この2人を見ない為にも
第二王妃
第二王妃
"悪役"になってしまわない為にも
第二王妃
先に
自分から一線を引けば____
第二王妃
これで"妬ましい"とも 自分が"みじめ"だとも思わずに済む
決してみじめじゃない、 私はみじめではないから
あの2人を見ていると どうしても胸がざわつくの
私じゃ___ 永遠にあぁはなれないような気がして
___大丈夫、大丈夫なはず。
第二王妃
第二王妃
だから
王様
第二王妃
いつも通りの、 まっすぐとした穏やかな表情だった。
第二王妃
もっと、質問詰めされるかと 思ってたのに
王様
王様
王様
第二王妃
王様
王様
王様
王様
…直視できなかった
その表情を、その言葉を
第二王妃
もっと聞いていたら、 何かが変わってしまいそうだったの
私が今まで見ないように していたものまで、
全部、見えてしまいそうで。
第二王妃
もしかしたら、 怖かったのかもしれない。
この人たちの"善意"に触れるのが。
いっその事責められた方が、 嫌われていた方が、
ずっと___楽になれるのに。
第二王妃
第二王妃
第二王妃
第二王妃
嫌われるような 悪役になりたくないくせに
いっその事さっぱり嫌ってくれた方が、 "楽"だと思うなんて、
第二王妃
なんて、自己中な矛盾なんだろう。
だって、あっちが嫌ってくれた方が___ 私もさっぱり、嫌いになれるじゃない?
分かっている
こんな汚い気持ちなんか、 あってはならない
第二王妃
だから、そんな優しさに触れてしまったら。
本当に優しい人達なのだと 私を邪魔者だと思っていないのだと 知ってしまったら。
本当に、あの二人を憎むことなんて できなくなってしまう気がした。
第二王妃
王妃としての務めだけを果たせばいい。
それ以上を望まなければ、 きっと何も苦しくない。
第二王妃
そんなある日に、突然の事だった。
自分の身体に起きた変化を知らされた。
第二王妃
第二王妃
医師
医師
自分の中に新しい命が宿ったのだ
第二王妃
今思い返しても、 ひどく間の抜けた声だと思う
何だか、実感が湧かない
心地良いような、 少しだけむず痒いような__
第二王妃
そういえば、今まで あまり深く考えた事はなかった
この中に、私の子がいる。
まだ姿も見えないし、声も聞こえないのに
それなのに―― こんなにも"愛おしい"と思うものなのだろうか。
第二王妃
今まで、誰も私自身を "必要"としてくれる人がいなかった
___でも、この子は違う。
この子にとって私は「母」になる
きっとこの子は、 私の所へ来てくれる気がして。
第二王妃
ずっと憧れていたような、 本当の「家族」が…
この子が生まれてくれたら 私はもう、一人ではなくなる…?
第二王妃
本当に初めて、「自分の味方」と 呼べる存在ができるかもしれない
第二王妃
第二王妃
___嬉しい。
どうしようもないくらい嬉しい。
第二王妃
なんだか胸が苦しいほど嬉しくて、 にやけてしまう
だって、この子にとって私は母親で "世界で一番近い人"になることができる
それが、嬉しくて仕方がなくて
そんな未来が 自分にあるのだと考えたら 今までの寂しさなど 全部どうでもよくなった
あの二人のことも もう気にならなかった
やっと私は、 "私の人生"を生きられる
第二王妃
それからというもの
私の毎日は、 少しずつ変わっていった。
第二王妃
第二王妃
朝起きれば、 まずこの子のことを考える
今日は元気だろうか
ちゃんと育っているだろうか
生まれてきたら、 どんな顔をするのだろう
どんな声で 私を呼んでくれるのだろう
第二王妃
庭を歩けば綺麗な花を見つけるたびに、 この子にも見せてあげたいと思った
そうだ、どんな名前にしよう?
生まれたら何を着せよう?
性別はどちらとも愛しい事には 変わりないが、なんだろうな…
考えることが、全部楽しかった
まだ早いと分かっているのに
幸せだったのだ。 自分でも、本当に浮かれていたと思う
第二王妃
第二王妃
母が私にやったような事を 絶対にこの子にはさせない
辛い思いもさせないと誓おう
そして____
第一王妃
同じ時期に第一王妃も懐妊された
第二王妃
第一王妃
第二王妃
第二王妃
元々身体の弱い方だったにも関わらず、
彼女自身もまさか懐妊できるとは 思っていなかったようで
第二王妃
第一王妃
とても嬉しそうな様子だった
それに、この時は少しだけ 距離が近くなった気がして
以前はどこか遠い人のようだったけれど、 初めて同じ場所に立てた気がしたのだ
私にも大切なものが出来たからか、 余裕ができたおかげか
本当に、彼女の幸せを心から願えた
無事に生まれてきてほしい
彼女の子も、私の子も___。
_____あの日までは。
___あら
ここは___どこだったかしら
私は、一体何を…
目の前の医師が、 何度も頭を下げている
第二王妃
……何をしているのだろう、この人は
その姿を見ながら 私はただ、呆然としていたと思う
ねぇ、私の子を見せてちょうだい
もう出産は終わったのでしょう?
医師
第二王妃
何が起きたのか、 すぐには理解できなかった
分かりたくなかった
医師
医師
何が起きたのか知りたくない
聞きたくない
やめて
その先を言わないで
医師
医師
第二王妃
第二王妃
身体に違和感があった
とても、嫌な予感がした
医師
医師
___私の子は、流れてしまった。
頭の中が、真っ白になった。
私の子
あれほど待ち望んでいた
私の初めての味方
私の_____未来
それが全部、なくなった
言葉の意味が分からなかった。
あの子の代わりも
新しい、、未来も
もう、どこにもない
もう二度と、 私のところには戻ってこない。
私は、もう"母"にはなれないのだ
第1王妃は無事に出産したらしい
母子ともに無事だと
王城中が、祝福している
ああ、なんて喜ばしいの
心から喜べる
心から喜べるつもりだった
心から あの人の無事を 願っていた
赤子が無事に 生まれることを
ねえどうして
どうしてあの人の子は生きているの
どうして私はもう二度と授かれないの
あの人は病弱だったじゃない
自分よりずっと身体が弱かったじゃない
ねぇ
なんで
なんで、あの人 ばかり
もちろ ん分かっ ている。
あの 人は 何も 悪くない
私 の子 を奪った わけでもな い
そん な こ とは分 かっ ている
分 かっ て い る に 決まっ てい る
分かっているからこそ 余計に腹立たしかった
どうして何も悪くない人が、 私が欲しかったものを全部持っているの。
どうして私は、 何も悪いことをしていないのに、 全部失ったの。
どうして どうして私だけ
そんなの認めない
そんなの許せるわけがない
そんなこと あってはならない
そうだ、あの子を蘇らせよう
私の子が死んだなんてありえないもの
そうよ そうしましょう
学園時代に微かに聞いたことがある
「 蘇生魔法 」
確か禁止されている "黒魔法"だったかしら
黒魔法等が集まった禁書____
第二王妃
なら、神殿の寄付金を理由に行けば……
___いいえ、神殿にバレないように 持ち出さなければいけないわ
世間にバレたらお終いだもの
第二王妃
第二王妃
神殿長(偽)
神殿長(偽)
魔神
神殿長(偽)
神殿長(偽)
神殿長(偽)
魔神
魔神
神殿長(偽)
神殿長(偽)
魔神
神殿長(偽)
神殿長(偽)
神殿長(偽)
魔神
魔神
神殿長(偽)
魔神
神殿長(偽)
魔神
魔神
魔神
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コメント
10件
王妃さま……ッッ、同情なんてするものじゃないけど憎めない…主様人生2週目ですかね??書き方上手くないですか?
魔神ーーッッ❕❕❕❕✨️ 魔神の再登場で全私が盛り上がっとりやす…🤟💞 個人的には過去編見てても王妃あんま好きやないんすよね。 朱。様の書き方的にもこう…それこそ序盤で朱。様が言っとった「嫌味のある人間臭い悪役」ってホンマにその通りやなと。😑 なんっかな……同情できそうで、人間らしい嫌な部分も入っとるからか、好きになれないキャラですな"σ(Ⲻⲻ Ⲻ )𓈒𓂂 てか朱。様の小説の表現の仕方がエグうまなんよッッ‼️‼️ 魔神と同じく過去回で印象大逆転キャラかなと思いきや、今回の王妃は魔神とはまたちゃんと全然別の「悪役」なのガチ流石っす…❕(`•∀•´)✧

第二王妃ぃぃぃ…🍣くんのお母様はもちろん悪くないし、第二王妃の気持ちも分かる…ほんっっとに、タイミングが悪かった…今までたくさん辛い思いをして、良い人達を遠ざけてまで暮らして、やっと出来た大事な子も流産って…死ぬほど可哀想っていうか、不遇な人すぎる😭 次回も楽しみにしています!