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〇〇
廉、、お願いがある。
永瀬廉
どうしたん？
〇〇
明日から学校行かせてください
永瀬廉
なんで？
〇〇
やっぱり普通に学校行きたい
そういった途端顔色が変わる廉
永瀬廉
……明日部活あんねんけど。
〇〇
うん……
永瀬廉
〇〇先に帰るん？
〇〇
ううん、待ってる
永瀬廉
ほんま？
〇〇
うん。
永瀬廉
神尾とは話さん？
〇〇
うん。そんな話すわけじゃないし
永瀬廉
〇〇から先に話しかけに行ったことはあるん？
〇〇
廉と付き合ってからはないよ
永瀬廉
…
〇〇
ほんと。
永瀬廉
〇〇が心配。
〇〇
心配かけないようにするから。。
永瀬廉
ほんまやな？
〇〇
うん…
翌日放課後になりグラウンドに向かうと
永瀬廉
〇〇！
そういい楽しそうにこっちを見て手を振った廉
我ながらほんとに私が好きなんだと再確認 それと同時に廉から離れたらどうなるか恐怖もあった また暴力をふるわれる…
女子
廉くんかっこいい！
横に来た1人のスクールカースト最上位の女の子が私を睨みながら廉に手を振った
廉は試合に集中して気づいていない。
女子
ねえ〇〇ちゃん。廉くんと付き合ってんだよね？
〇〇
うん。
女子
前に〇〇ちゃんの顔傷がついてたけど廉くんにされたの？
〇〇
ううん…
女子
そっ。
〇〇
……
女子
あ、廉くんきた！休憩かな…
〇〇
…
永瀬廉
〇〇！来てくれたんやな！
〇〇
うん…
永瀬廉
………ありがとう！
女子
廉くんかっこよかった
永瀬廉
どーも。
女子
なんでそんなリアクション薄いの？
〇〇
今日…その…
永瀬廉
ん？〇〇どうしたん？
女子
無視かよ。。
〇〇
私もう帰っていい？
永瀬廉
一緒に帰ろ？1人にしたら心配やし
女子
え？あんたたちいつもそうなの？
永瀬廉
は？
女子
〇〇ちゃんが廉のストーカーなんじゃないの？
永瀬廉
ストーカー？アホか。俺の方が〇〇を愛してんで。
女子
……うそ。
永瀬廉
なんやしお前に俺の気持ちわからんやろ
女子
……
〇〇
廉…
永瀬廉
ん？
女子
ねえ。私いるんだけど
〇〇
…あの…
永瀬廉
お前 〇〇になんかいったやろ？〇〇の顔悲しんでるけど。
〇〇
大丈夫。。
永瀬廉
大丈夫ちゃうやろ？
男子
おい、廉！どうしたんだよ？再開だぞそろそろ
永瀬廉
わりぃ！とにかくお前は帰れ！〇〇はおって？
〇〇
え…うん…
女子
………は？私だけ？
永瀬廉
ええから。〇〇になんかしたら許さんからな？
女子
さすが彼氏〜
男子
廉！
永瀬廉
行くから！ じゃあな〇〇
〇〇
うん。。
夜 廉の家で。
永瀬廉
今日ほんまなんもいわれんかった？
〇〇
うん。廉が守ってくれたから
永瀬廉
良かった。〇〇も俺としか話さんかったし嬉しかった。
〇〇
…うん…
永瀬廉
どうしたん？
〇〇
ううん……
そういいながら私が携帯をいじっていると
〇〇
え…
永瀬廉
どうした？
〇〇
いや…未婚者が増加中って…
永瀬廉
おん。それが？
〇〇
記事なんだけどたまたまGoogleにでてきて未婚者に対してひどいの。
永瀬廉
まあ知らんけど俺と〇〇は結婚するんやろ？
〇〇
え………
結婚 まだ16だよ？
永瀬廉
え？ちゃうの？
〇〇
いつかは………ごめん。恥ずかしくなっただけ
永瀬廉
なんやねん。笑〇〇先寝よってええで。
〇〇
ありがとう……
その夜 廉が何をしているかはわからなかった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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