ここから見える景色は
凄く、凄く。綺麗で
何処までも続いていて
一つ一つが小さく見えて
俺も、この中の1つでしかないんだと実感させる癖に
不揃いに光る小さな灯りが綺麗で
大きめの星みたいで
寂しくなった時に、来てしまう。
早く、帰らんとな
今はリスナーさんを笑顔にさせる事が最優先やし
そ~やなぁ、配信は青ちゃんがしてくれてるから…
そろそろ、動画のネタ考えるか
どういうのがええんやろうか
と~いさんに、羽でも生やしたろか
Je
わからん
頑張らなあかんのに
どうしたら喜んでくれるか。とか、その前に
今回の件の事も、みんなに任せすぎな事も、リスナーさんを悲しませた事も、少しカラ元気な俺を見て、心配してくれた子の事も
全部ぐちゃぐちゃになっとる。
Je
ここにいても何も思い付かない
帰って、お酒でも呑みながら考えるか。
Sa
Je
ばっ、と振り返ると
愛らしい、大切な人の姿
もふもふしていて、ぴょんぴょんとした髪の毛、
ダイヤモンドや、ラピスラズリよりも綺麗で、思わず吸い込まれそうになってしまう瞳
全てが好きで、好きで堪らない彼が今此処に居る
Je
Sa
Sa
Je
Je
Sa
Sa
そう言うと、着ていたか~でぃがんを脱ぎ、「ほい、」と渡してくれる
優しいな、桃は
Je
Sa
Sa
Je
Sa
Sa
Je
Sa
そう言うと、暗くても分かるほど顔を赤らめ目線を逸らす
ほんま、敵わんわ
Je
Sa
Je
Sa
Je
ちゅ、とやらしい音をたて唇に触れる
Sa
Je
Sa
Je
Sa
Je
Sa
Je
Sa
Sa
Sa
Sa
Je
Je
Sa
Sa
Je
Sa
Sa
Je
Je
Sa
Je
Sa
Je
Sa
Je
Sa
Je
Sa
Sa
Sa
Je
Je
Sa
Je
Sa
Je
Sa
Je
Je
そう言って、頬を触ると、すり〃と擦り付けて嬉しそうにするから
桃ちゃんには敵わんなぁ、と思いながら後ろから抱きしめる
Sa
Je
Sa
Je
今の俺は、馬鹿な程弱いから
少しの事でも ものすごく傷ついてしまう。
Sa
Je
Je
Sa
Sa
Je
何時間そのままでいだろうか
桃ちゃんの背中が暖かくて…少し寝てしまっていた
Je
Sa
Je
Sa
Sa
Je
Sa
Je
Sa
Je
Sa
Sa
Sa
Je
Je
Sa
Sa
Je
Je
Sa
Sa
Sa
今は、また6人で活動をしている
正直、心細かったからすごく嬉しかった
世の中というのは残酷で
何ヶ月も経った今でも、引きずって叩く人がいる。
でも、それほど彼がやった事は酷い事
それをネットに晒されてしまえば…一生消えないタトゥーと同じだ
ネットタトゥー…と言った気がする
Sa
でも、帰ってきた事で不安になってしまったことがある
まだまだ橙紫推しは多かった様で
橙紫は夫婦ー とか言っている人が多いイメージだ
そういう声を見つけると、なんというか…
やっぱり、紫ーくんの方が似合ってるよな、とか
ほんとに俺が橙の彼女でいいのかな、とか
色々不安になっちゃって、泣いちゃって
俺ってこんなに弱かったっけなって、自分に失望して
知ってる、橙紫がお似合いなのは、承知だ
でも、それでも
なんというか…嫉妬してしまう
でも
Sa
彼が、このグループがあるから
Sa
無理矢理にでも頑張ろうって
全力で、取り組もうって思えるのかもしれない。