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なんでだろう。このふわふわする気持ち...。
優希と再会してから、3日が経ってもあのドキドキは
とまらない...。
これは、どんな気持ちなんだろう。
優希
おはよう。なっちゃん
茉帆
えっ、あっおはよう。
優希
すっかり、なっちゃんも変わったね。
優希
しっかり、おしとやかな女子になってるよ。
茉帆
ごっ...ごめんね！
優希
謝らなくていいんだよ笑笑
優希
でも、そんなとこは変わってなかったから嬉しいよ。
茉帆
あっ...ありがとう。
優希
これからもよろしくね。
茉帆
うん！
未来
(やっぱり、あの優希と一緒に居る茉帆って子ムカつく。)
未来
(どうして？転校生で何も知らない奴が優希と喋ってんの？)
未来
(転校生の癖に...。思い知らせてやるわ。)
〜昼休み〜
未来
月宮さん以外の女子、全員集合！！！
菜緒
どうしたの？未来？
紗良
集合ってまたなにかするの？
未来
そうよ。私、ある相手にイライラしてるのよね〜
紗良
誰？もしかして茉帆ちゃん？
菜緒
えぇ〜あの子可愛いし優しいし悪いとこないじゃない？
未来
(うっ...私、優希の事好きって皆にバレちゃう。)
未来
(別の理由で話さないとね...。)
未来
とにかく！私は、馴れ馴れしいあの人が嫌いなの！
菜緒
未来、茉帆ちゃんはまだ転校してきて3日しか経ってないんだよ？
菜緒
そんな事したら、私友達失格になる。
紗良
私も、菜緒と同じ意見。やめた方がいい。
陽菜
茉帆ちゃんは、これからの生活楽しみにしてるのに。
未来
(もう〜なんで！誰も私の意見聞いてくんないじゃん！)
未来
(あっ...いい事思いついた！笑笑)
未来
なら、もういいよーその変わりもうディズニーランドも中止ね！
菜緒
そっ...それは...
未来
んー？聞こえないけどなぁー？
紗良
わ、分かった。
陽菜
(茉帆ちゃんごめんなさい。)
未来
じゃ、明日から月宮さんにシカトをするから。忘れないでねーww
菜緒
(どうしよう....また始まった。)
紗良
(茉帆ちゃんどんな気持ちになるんだろ....)
〜次の日〜
茉帆
(今日は、ちゃんと挨拶をしよう。)
茉帆
(( ´ỏ｀)ｽｰ( ˙ロ˙ )ﾊｰよし！)
茉帆
おはよう！菜緒ちゃん。
菜緒
....
茉帆
(あれ？菜緒ちゃんに無視されてる？)
茉帆
おはよう！
紗良
....
未来
(ふん！いい気味。これからも無視されて思い知るのよ！)
茉帆
(きっと、未来ちゃんが指示してるんだ...)
茉帆
(このまま無視され続けたら、どうしたらいいの？)
優希
おはよう！なっちゃん！
優希
あれ？元気ないね？何かあった？
茉帆
おはよう！ううん全然大丈夫！
優希
そんな風には見えないよ。何かあったんじゃないの？
優希
その顔は無理してる証拠だもん。
茉帆
(うっ...バレちゃう。)
茉帆
大丈夫！朝ごはん食べるの忘れちゃったの！
茉帆
それでお腹空いちゃって💦
優希
じーっ
優希
本当に？本当に無理してない？
茉帆
うん！
優希
なら、良かった💦
未来
(優希、またあの女に話しかけてる...)
未来
(私の方が何千倍も可愛いのに....(怒))
紗良
未来、私もう嫌だよ。茉帆ちゃんに悪いことはできないよ。
未来
どうして！？悪いのはあの人でしょ！？
菜緒
全然悪くない。悪いのは未来だよ。
未来
そんな....
陽菜
次にまた誰かを傷つけるような事をしようとか言ってきたら....
陽菜
私達が今度はシカトをするからね！
菜緒
もう行こ！
〜休み時間〜
陽菜
茉帆ちゃん！
茉帆
あ、陽菜ちゃん！それに紗良ちゃんに菜緒ちゃんまで....
茉帆
どうしたの？
陽菜
実は...
私は、今までの未来ちゃんの事を聞いた。
陽菜
という事なんだ....無視したりしてごめんね！
菜緒
私も、謝りたかったけど未来が怖くて...茉帆ちゃんごめんね！
紗良
これからまた仲良くしてくれないかな？
茉帆
ううん！事情が聞けてスッキリしたよ！
茉帆
もう大丈夫だよ！話してくれてありがとう！
紗良
良かった...
クラスの女子ボス｢未来｣の指示で皆に無視されてた｢茉帆｣。
たとえ、無視されても絆が途切れる事は無いと知り前へ進む。
一方、｢優希｣は幼なじみの｢茉帆｣が戻って喋るうちに...
｢茉帆｣に対する恋心が芽生えたのであった....。
次回｢たとえ幼なじみでも...。｣
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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