この作品はいかがでしたか?
102
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わたし
屋上で靴を脱ぎかけた時に
三つ編みの先客に
声をかけてしまった
わたし
わたし
口をついて出ただけ
ホントはどうでも良かった
先を越されるのが
なんとなく癪だった
三つ編みの子は語る
どっかで聞いたようなこと
三つ編みの子
三つ編みの子
ふざけんなッッ!
そんなことくらいでッッ!
私の先を越そうだなんて…ッ!
欲しいものが手に入らないなんて
奪われたこともないくせにッッッ!!
三つ編みの子
って三つ編みの子は消えてった
さぁ今日こそはと靴を脱ぎ
かけたらそこに背の低い女の子
また声をかけてしまった
背の低い子は語る
クラスでの孤独を
背の低い子
ふざけんなッッ、、!
そんなことくらいでッッ、、!!
私の先を越そうだなんて、、
それでもうちでは愛されて
温かいご飯もあるんでしょッッ?
背の低い子
と泣いて
背の低い子は消えてった
そうやって何人かに
声を掛けて
追い返して、
私自身の痛みは誰にも言えないまま
初めて見つけたんだ
似たような悩みのこ
何人目かに会ったんだ
黄色いカーディガンの子
黄色いカーディガンの子
と言った
口をついて出ただけ
ホントはどうでも良かった
思ってもいないこと
でも声をかけてしまった
わたし
わたし
あぁ、、どうしよう
この子は止められない
私には止める資格がないッッ、、
それでもここからは消えてよ
君を見ていると苦しいんだ…
黄色いカーディガンの子
って目を伏せたまま
消えてった
今日こそは誰もいない
私1人だけ
誰にも邪魔されない
私
カーディガンは脱いで
三つ編みもほどいて
背の低い私は
今から
私
コメント
4件
どっかで聞いたことある気がするけど思い出せん、っw、
は、話が重い…