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菊くんは優しいヤンキー!

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菊くんは優しいヤンキー!

10 - 菊の家でお泊まり!

♥

2,245

2024年08月23日

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ヌッシ☆

菊くんは優しいヤンキー!

ヌッシ☆

遂に!

ヌッシ☆

第10話!

ヌッシ☆

やっと2桁いった〜!

ヌッシ☆

今は夏やろ?

ヌッシ☆

夏っちゅーたら怪談や!

ヌッシ☆

では!

ヌッシ☆

スt

フェリシアーノ・ヴァルガス

START!

ヌッシ☆

あれフェリちゃん!?

夏休みになった

フェリシアーノ・ヴァルガス

ねぇねぇ!今日さ、菊の家行かない?

本田 菊

え、俺ん家?

フェリシアーノ・ヴァルガス

うん!それで、怪談話とかしようよ!

ルートヴィッヒ

うむ、確かに最近暑いからな。暇つぶしにもちょうど良さそうだ。

本田 菊

怪談ねぇ・・・。確かに面白そうだけど、母さんが許してくれっかなぁ・・・。

本田 菊

ちょっと電話するな。

ルートヴィッヒ

あぁ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

わかったであります!

本田 菊

あ、母さんか?

本田 菊

菊だけど・・・。

菊の母

あら、菊。どうしたの?

本田 菊

今日、俺の友達が俺ん家に行きたいって言ってんだけどさ。

本田 菊

いいかな。

菊の母

まぁ!菊にお友達が?

本田 菊

酷くねぇか母さん。

菊の母

もちろん大歓迎よ!そういえば何人来るの?

本田 菊

友達は2人来るよ。

菊の母

そうなの、・・・あら、人数分の布団あったかしら・・・。

ズテッ!

菊の母

わっ!

本田 菊

え、ちょ、母さん!?

菊の母

あただ・・・。大丈夫よ。ちょっとコケちゃっただけ。

本田 菊

ったく、相変わらずせっかちだなぁ・・・。

菊の母

じゃ、待ってるわね!

本田 菊

あぁ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

どうだった?

本田 菊

大丈夫だって。

フェリシアーノ・ヴァルガス

やった〜!

本田 菊

じゃ、今日の夜に俺ん家な。

フェリシアーノ・ヴァルガス

はーい!

ルートヴィッヒ

あぁ。

ピンポーン♪

本田 菊

お、やっと来たかな。

ガチャ

フェリシアーノ・ヴァルガス

菊〜!来たよ〜♪

本田 菊

おう、いらっしゃい。

本田 菊

ほら、上がって。

フェリシアーノ・ヴァルガス

はーい!お邪魔しマース!

ルートヴィッヒ

お邪魔します。

フェリシアーノ・ヴァルガス

うわぁ!広ーい!

ルートヴィッヒ

おぉ、しっかり片付いてるな。

本田 菊

ハハハ・・・、うちの母さんが綺麗好きなもんで・・・。

菊の母

あらいらっしゃい!

フェリシアーノ・ヴァルガス

あ!菊のお母さん!?

フェリシアーノ・ヴァルガス

ハジメマシテ!フェリシアーノ・ヴァルガスです!

『初めまして』は菊から教えてもらった。

ルートヴィッヒ

(フェリシアーノの行儀が良くなっている・・・だと!?)

ルートヴィッヒ

初めまして、ルートヴィッヒです。

菊の母

初めまして、菊の母です!いつも菊がお世話になってます。

ルートヴィッヒ

いえ、こちらこそ。

本田 菊

こっちまで来るの疲れただろ?ゆっくりくつろいでくれていいぜ。

本田 菊

コーヒーしかねぇけど飲むか?

フェリシアーノ・ヴァルガス

ヴェ!飲む飲む!

ルートヴィッヒ

頂こう。

本田 菊

へーい。(フェリシアーノ、コーヒー飲めたのか・・・。)

本田 菊

ほらよ。

コトッ・・・

フェリシアーノ・ヴァルガス

ありがとう!

ルートヴィッヒ

ありがとう。

UNOとか人生ゲームとかやった。

フェリシアーノ・ヴァルガス

あ〜!楽しかった!

ルートヴィッヒ

そうだな。

本田 菊

じゃ、風呂入るか?

フェリシアーノ・ヴァルガス

ヴェ、ご飯の前に入るの?

本田 菊

あぁ、飯食べたあとだと、風呂に入る気なくなっちまうからよ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

ヴェ〜、そうなんだぁ・・・。あ!俺、菊と一緒にお風呂入りたい!

本田 菊

え。

ルートヴィッヒ

なっ!?

菊の母

あらあら・・・。
(┌(┌^o^)┐ホモォ…)

本田 菊

母さん?

フェリシアーノ・ヴァルガス

ねっ!ルートも菊も一緒に入ろ〜!

本田 菊

ん〜、俺は別にいいけど、ルートはどうする?

ルートヴィッヒ

え"・・・。

本田 菊

?((ニコッ

ルートヴィッヒ

ぐっ・・・///わっ、わかった・・・。

フェリシアーノ・ヴァルガス

わーい!

フェリシアーノ・ヴァルガス

ふぃ〜、気持ちよかった〜♪

本田 菊

((ほかほか・・・

ルートヴィッヒ

((ほわほわ・・・

菊の母

ご飯できてるわよ〜!

フェリシアーノ・ヴァルガス

わ〜!美味しそう!

本田 菊

おい、なんかいつもより豪華じゃねぇか。

菊の母

そりゃあ、菊のお友達も食べるんだもの。こんくらい作らなきゃ!

本田 菊

ったく・・・。

菊の母

さぁみんな!遠慮せずに食べてね!

フェリシアーノ・ヴァルガス

はーい!

ルートヴィッヒ

はい。

本田 菊

・・・いただきます。

フェリシアーノ・ヴァルガス

イタダキマス!

ルートヴィッヒ

イタダキマス。

本田 菊

ご馳走様でした。

フェリシアーノ・ヴァルガス

ヴェー、美味しかった!

フェリシアーノ・ヴァルガス

ゴチソウサマデシタ!

ルートヴィッヒ

ゴチソウサマデシタ。

菊の母

はい、お粗末さまでした。

数十分後

めっちゃ遊んだ。

本田 菊

じゃ、そろそろ寝るか。

フェリシアーノ・ヴァルガス

はーい!じゃあ今日のメインイベント!怪談話をしよ〜!

菊の母

え!?怪談話!?

本田 菊

うちの母さんは怖がりだからな。あまり母さんの前でそういうこと言わないでくれ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

ヴェ、そうなの!?ゴメンナサイ!

菊の母

いや、いいのよ・・・。まぁ最近暑いものね。

菊の母

でも流石にここではやらないで・・・。

本田 菊

わぁってるよ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

わ〜!ベットふかふか!布団もふかふか!

本田 菊

そりゃ、良かった。

本田 菊

そんじゃ、怪談話やるか?

フェリシアーノ・ヴァルガス

ヴェ〜!やるやる!

本田 菊

そんじゃ、まずはフェリシアーノからな。

フェリシアーノ・ヴァルガス

ヴェッ!了解であります!

フェリシアーノ・ヴァルガス

・・・その日はジメジメした雨の日でした・・・。

フェリシアーノ・ヴァルガス

雨の日は朝や昼でも薄暗く、少し怖い雰囲気が漂っていました。

フェリシアーノ・ヴァルガス

俺はそういう雨の日が嫌いでした。何故かと言うと怖いからです。

フェリシアーノ・ヴァルガス

それには理由がありました。

フェリシアーノ・ヴァルガス

5歳の頃、その頃は雨の日が大好きだった。水溜まりで遊ぶのがいつも好きだった。

フェリシアーノ・ヴァルガス

雨の日は雨降りの歌をよく歌っていた。

フェリシアーノ・ヴァルガス

でも、そんなある日。俺と同じで、雨降りを歌っている人がいたんだ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

歳は小学6年生くらいの女の子だった。

フェリシアーノ・ヴァルガス

あの子も、雨降りの歌を歌ってる!って思ったんだけど、しばらくしたら違和感を覚えたんだ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

その子は前で歩いている女の子を指さしながら歌っていたんだ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

なんで指を指しているんだろう?って思ったんだけど。その女の子が歌い終わった瞬間・・・。

フェリシアーノ・ヴァルガス

その前にいた女の子の後ろに髪の長い女の人が現れたんだ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

後ろ姿しか見えなかったけど、俺は一瞬でその女の人がこの世の者ではないとわかった。

フェリシアーノ・ヴァルガス

そして、その女の人はその女の子をどこかへ連れて行った。そして、その女の子もその女の人も帰ってくることは無かった。

フェリシアーノ・ヴァルガス

その日から俺は、雨の日が恐怖の対象になってしまいました。

フェリシアーノ・ヴァルガス

・・・おーしまい!

ルートヴィッヒ

す、すごいな・・・。それ実話か?

フェリシアーノ・ヴァルガス

ううん。雨の日が嫌いなのはホントだけど、今の話は全部作り話だよ〜。

本田 菊

へー、なんで嫌いなんだ?

フェリシアーノ・ヴァルガス

ジメジメしてるし、髪が爆発しちゃうからさ〜。

本田 菊

あ〜、なるほど。それは分かる。

本田 菊

じゃ、次はルートな。

ルートヴィッヒ

あぁ。

ルートヴィッヒ

・・・それは、俺がまだ小さい時の話だ。

ルートヴィッヒ

俺は好奇心旺盛で、に・・・兄貴を困らせていた。

ルートヴィッヒ

すぐにどっかへ行くから、それで怒られることは多々あった。

ルートヴィッヒ

そんなある日の夏休み。

ルートヴィッヒ

夏祭りの日、その日も俺はあっちこっち走り回っていた。

ルートヴィッヒ

結局そのせいでまた怒られた。でも、俺は懲りずにどっかに行ってしまったらしい。

ルートヴィッヒ

それに気づいた兄貴が俺を探していると、夏祭りのある神社の奥にあった森に気づいた。

ルートヴィッヒ

にい・・・兄貴は『もしかしたら』・・・と思い、その森に足を運んだ。

ルートヴィッヒ

森に入ってしばらくすると、兄貴は俺を見つけたんだ。だが・・・。

ルートヴィッヒ

俺は男の人と手をつなぎながら歩いていたらしい。

ルートヴィッヒ

それに気づいた兄貴が、俺の名前を大声で呼んだ。

ルートヴィッヒ

俺はそれに気づいて、その男の手を振り払い、すぐに兄貴の元へ近づいた。

ルートヴィッヒ

兄貴は、『今の男の人は誰だ?』って恐る恐る聞いたが、俺は、『知らない、男の人って誰のこと?』の一点張りだったらしい。

ルートヴィッヒ

・・・おわりだ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

ヴェ〜、怖かったぁ!

本田 菊

そ、それ、実話なのか?

ルートヴィッヒ

いや、完全作り話だ。

本田 菊

そっ、そうか・・・。

フェリシアーノ・ヴァルガス

じゃあ、最後菊ね!

本田 菊

あぁ。

本田 菊

・・・これは、俺がまだ小学生くらいの頃だ。

本田 菊

その頃の俺はとても怖がりだった。

本田 菊

でも、スマホのYouTubeでよく怖い話を見るような、変な奴だった。

本田 菊

これは、そんな俺がある日の深夜に経験したマジの話だ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

まっ・・・、マジ・・・?

本田 菊

俺は、その日、早くに目が覚めてしまった。その時はまだ全然真っ暗な時間帯で、周りがよく見えなかった。

本田 菊

結局、完全に目が冴えてしまったから、スマホでYouTubeでも見ようかと近くにあったスマホを手に取り、電源を入れた。

本田 菊

電源を入れた瞬間、スマホの画面がカメラ画面になっていた。しかも自撮りする方の画面で。

本田 菊

その時俺は、『あれ、俺、今日カメラのアプリなんて使ったっけ?』と思った。

本田 菊

もちろん、その日カメラを使った覚えもないから、正直変だなと思ったんだ。

本田 菊

疑問を抱いていると、なんだか違和感があった。自分以外に何かが写っている気がしたんだ。

本田 菊

それで、カメラの画面をジッと見てみると、やっとその正体に気づいた。

本田 菊

そこには、俺の体にピッタリくっついた女の子がいたんだ。その子は俺より年下?くらいの子だった。

本田 菊

俺は、びっくりして、すぐにスマホの画面を消した。

本田 菊

結局、1人でいるのが怖くて、その日から暫くは母さんと一緒に寝るようになった。

本田 菊

・・・おしまい。

本田 菊

短かったけど許してくれよな。

フェリシアーノ・ヴァルガス

・・・こっ・・・。

本田 菊

こ?

フェリシアーノ・ヴァルガス

こっ・・・わぁぁ・・・。何その話マジの話なの?

本田 菊

あぁ、マジの話だ。でもそれを経験したのは俺じゃなくて、

本田 菊

主が経験した話だ。

フェリシアーノ・ヴァルガス

え?

ルートヴィッヒ

え、経験したのは主だったのか?

本田 菊

あぁ。

本田 菊

さて、もう寝ようぜ。ふあぁ・・・、眠くなってきたからよ・・・。

フェリシアーノ・ヴァルガス

うっ、うん・・・。

ルートヴィッヒ

そ、そうだな・・・。

ヌッシ☆

おっしまーい!

ヌッシ☆

マジで当時はビビったわ〜。

ヌッシ☆

まぁ今になっては、当時はビビりだったから、そういう夢でもみたのか、幻覚でも見たのかな?って思ってる。

ヌッシ☆

では!

ヌッシ☆

ばい主!

本田 菊

ばい菊。

フェリシアーノ・ヴァルガス

ばいフェリ!

ルートヴィッヒ

ばいルト。

菊くんは優しいヤンキー!

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コメント

5

ユーザー

めっちゃ小さい頃に誕生日パーティーやって写真とったら腕が写ってた奴あった私の実話です

ユーザー

いえーい!ずっと続き待ってましたーぜー

ユーザー

ええ、ちょっと待て最初が私だと!?クソ嬉しいッ☆

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