テラーノベル
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・ご本人様と関係ありません ・個人用なので駄作 ・学パロ ・パラレルワールド、養子、結婚 ・長い ・キャラ崩壊注意 ・何が来ても良い人向け
以下本編 232タップ
灯睟
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灯睟
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どこからかやって来た子供が恋人を「お父さん」と呼んだ。しかし、当の本人は混乱している。子供も彼も嘘を吐いているようには見えない。取り敢えず彼は置いて、子供に話を聞いてみることにした。
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灯睟
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灯睟
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灯睟
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灯睟
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彼が呟いた言葉で、最近のニュースのことを思い出した。どうやら並行世界からやってくる人が増えたみたい。
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灯睟
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灯睟
彼の並行世界の娘、灯睟{ひすい}の手を繋いで家に帰る。一応自分の娘だというのに彼は距離を取って俺に耳打ちをした。
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家につき、彼女に手洗いうがいを促すとドタバタと洗面所に向かったので慌てて追いかける。
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灯睟
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灯睟
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明らかに届いていないのでこっそり風呂桶を置いたら使っていた。子供は素直で可愛い。
リビングでおやつとジュースを差し出すと「頂きます」と両手を合わせて食べ始めた。彼がそんな教育出来るとは思わないので奥さんの品格が表れている。彼女が静かに食べている間、小声で話す。
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悲しくなかった訳ではない。彼の好みのタイプが分からないからこそ、楽しみだった。
灯睟
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灯睟
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彼の口を手で覆って渾名を答える。すぐに手を退けて彼は少し不機嫌な顔をした。
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そう言いたかったが、子供の前で喧嘩してしまいそうで言えなかった。彼が複雑な思いを抱えているのは分かっているつもりだ。
灯睟
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ティッシュを取って彼女の頬に当てる。綺麗に拭くと彼女は目を輝かせた。
灯睟
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灯睟
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苦笑いしか出来ない。実際、彼女の母親を俺は知らない。彼が選んだのはどういう人なのだろう。少しだけ考えていたら呼び鈴が鳴った。
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彼女を任せて玄関に向かう。インターホンのボタンを押すと見覚えのある顔が現れた。
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玄関の扉を開けると彼は俺の頬を掴んだ。縦横に伸ばされて若干痛い。
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彼をリビングに通すと恋人の彼は明らかに嫌そうな顔をした。それに比べて並行世界の彼は娘に会えたからか良い笑顔をしてる。
灯睟
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灯睟
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前髪を弄られて右目の視界が良くなる。俺の顔を見た彼女は目を輝かせた。
灯睟
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灯睟
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灯睟
「子供相手に」と思ったが、これは真実を教えても仕方ない。驚きのあまり、俺はほとんど話は聞いていなかったが。
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そう言うと彼は黙る。言えないのは分かっている。彼は恥ずかしがり屋だから。
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灯睟
本人同士のくだらない喧嘩を聞かせる訳にはいかないので別室に移動する。
灯睟
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灯睟
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灯睟
俺は子供に弱いようだ。彼と出会ったこと、彼と過ごしたこと、全てを思い出して彼女に話す。
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灯睟
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後ろから抱き着かれて体が跳ね上がる。全部聞かれてしまった。恥ずかしさで今すぐ此処から逃げたくなる。
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灯睟
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その一言でなんとなく理解した。白尾町だけに咲いている花がある。俺はその花が好きだ。きっと、並行世界の俺も好きなのだろう。
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灯睟
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灯睟
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灯睟
大人の彼に目を向けると目を逸らした。そんなに恥ずかしいことなのか。俺達の行いを振り返ってみるが、特に思い当たることはない。
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灯睟
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灯睟
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彼の言葉を無視して外に出る。顔が熱いのは気温が高い所為だ。
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さっさと行ってしまった。残されてしまった子供を見ると、期待に満ちた目をしている。
灯睟
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灯睟
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彼と会ったのは小学三年生の頃。俺が白尾町に引っ越し、彼はお隣さんだった。歳が同じなこととゲームが好きなことから、学校でも家でも遊ぶようになった。何もかも全力で明るい彼に段々と惹かれていった。
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そう言うと彼女は部屋を見渡した。何か変なものを置いているのだろうか。一応見渡したが、特に変なものは無い。彼女の方を見ると首を傾げていた。
灯睟
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馴れ初めを聞いて彼女は喜んでいた。話さないということは多少違う部分があるのかもしれない。
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灯睟
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悩んでいたら彼からメッセージが入った。どうやら無事なので家で待っていても良さそうだ。
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灯睟
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灯睟
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灯睟
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灯睟
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灯睟
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灯睟
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仲良しなことが知れて安心したが、二人の警戒心が無さ過ぎる。話し方や身長から見て彼女はまだ小学生だろう。彼女の教育に悪い。
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とても良い笑顔の彼に突っ込まれた。俺も手を出す場所を考えなくてはならないかもしれない。
灯睟
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元気良く手を振る彼女と手を掲げる大人の彼。静かになった玄関で一息吐いたら彼が抱き着いてきた。
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口づけを一つ交わす。彼はタコのように真っ赤だ。その顔が面白くて揶揄いたくなる。
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喧嘩することもあるけど、大丈夫な気がした。まず俺のやるべきことは彼から貰う愛を一つも零さず受け取ることだろう。
おまけ
灯睟
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灯睟
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灯睟
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灯睟
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灯睟
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コメント
1件
内容がワイの好み過ぎて4にかけてます、、(震 思わずコメントしてしまう位いい小説でした!