ユメルバ・ディアナ
…生き返る、
ユメルバ・ディアナ
そんなこと、可能なんですか?
神様
当たり前だ、私は神だぞ?
ユメルバ・ディアナ
いや、そうではなく…
神様
ん?
ユメルバ・ディアナ
…私が今更、生き返ったとしても、
ユメルバ・ディアナ
きっと、イノセント・ゼロには勝てない…
ユメルバ・ディアナ
足手まといになるだけだ…
神様
……
神様
いいからさっさと生き返れ
ユメルバ・ディアナ
え
神様
全く…足手まといとか関係ないだろう
神様
彼らは貴様を信じて、ずっと戦っている
ユメルバ・ディアナ
!
ユメルバ・ディアナ
私を…信じて…
ユメルバ・ディアナ
!そうだ、マッシュは…!
神様
ふっ、彼なら今、別の空間で筋トレ中だ
ユメルバ・ディアナ
じゃあ、もしかしてマッシュも…!
神様
そうだ、生き返れる
神様
だから、貴様が時間を稼ぐのだ
神様
彼が、希望なんだろう?
ユメルバ・ディアナ
…分かりました
ユメルバ・ディアナ
私を、生き返らせてください
ユメルバ・ディアナ
お願いします
神様
…いいだろう
神様
だが、生き返るには絶対のルールがある
ユメルバ・ディアナ
…そのルールとは…?
神様
貴様の大切なものをここに置いていけ
ユメルバ・ディアナ
!
ユメルバ・ディアナ
…私の、大切なもの…
ユメルバ・ディアナ
…うーん……
ユメルバ・ディアナ
…あ、これでいいですか?
バァン!!(杖をだす)
神様
…え、杖?
ユメルバ・ディアナ
はい!
ユメルバ・ディアナ
これが私の大切なものです
ユメルバ・ディアナ
私が初めて、友達と遊んだ時のものなんです
神様
…そうか
神様
だが、お前の1番大切なものはそれではない
神様
お前の大切なものは、
" 友人との思い出 "だ。