クソどもの護衛に行ってきます

唯依の過去のことについては僕が 1番知っていると思う

だからこそ、唯依には護衛を 行って欲しかった

唯依がこれ以上過去に引きずられないように

僕はその手伝いをしたかった

けど、唯依を護衛に行かせてから、

恵にこんなことを言われた

唯依の名字は本当は“有馬”じゃない

“轟”だったんだ

私は昔、“轟唯依”

っていう名前だった

そう、私が轟焦凍の名前を見て護衛をする気になったのもそれだ

“焦凍”がいるから

私と焦凍は双子だった

けど、ある日を境に、私は焦凍と話さなくなっていた

ーーー！！

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

私は燈矢兄とそんな話をした後、 焦凍と入れ替わりで病院に行った

私は、“個性”が出なかった

その時から、焦凍とは1回も話せていない

こんなことも、あったっけなぁ

まぁ、この先の話は、 また今度、話そうかな