/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
サリア
ま、事情は知ってると思うから早く治してよ。
リーシャ
？？
リードア
分かってる。レターラも早くこの円から出ろ。
レターラ
分かってるから！いちいちそんなこと言わなくてもいいわよ
リードア
そうか？なら始める。
サリア
(あいっ変わらず愛想ないメンバーねー。)
サリア
(ていうか2人までリーシャを忘れてるの？)
パチン！
リーシャ
！！！
バタン
サリア
って危な！！
リードア
大丈夫だ。一時的に気を失っているだけだしな。
リードア
ただ、病は治ったが記憶はどこまで戻ったかは分からない...
サリア
...まぁ、良いわ。私「達」のことを思い出してくれればそれでいいしね。
レターラ
達？
リードア
達？
サリア
やっぱり...
サリア
あんた達、シャリーヌを忘れた訳じゃ無いでしょうね...？
リードア
！！！っ
レターラ
...忘れるわけないじゃない。私の...私たちの家族を。
レターラ
血は繋がってなかったけど、大切な存在だったあの子をっ！
サリア
ま、そんな事はこの際いいの。
レターラ
は？
サリア
まだ気づかないの？この子がしゃリーヌよ。
レターラ
はぁ！？
レターラ
その軟弱な人間が？冗談も程々にしなさいよ。
サリア
冗談でこんな笑えないようなことを言うもんですか。
サリア
本物よ。
レターラ
だからっ...！
リードア
そこら辺にしておけ。サリア。
サリア
んん？
リードア
もしそれが本当の事として、ここまで容姿や性格が変わるものなのか？
サリア
あぁ、容姿はもちろん変わる...と言いたいけど、このこの場合は薬や周りにいた人材が問題なだけだからすぐ元に戻るわよ。
サリア
性格は...そうね。私たちがいなかったから、としか言い様があないわ。
リードア
？？
サリア
つまり、私たちがいた時は守ってあげられた。でも、居なくなったらこの子は1人で自分を守らなくちゃいけない。だから強くなるしかなかったのよ。
リードア
成程...
リードア
それならしばらくは様子見だな。
サリア
そうしてくださいな...っと、そろそろここから出ないと。
サリア
「元」リーシャにも説明しなくちゃいけないしね。
リードア
そうだな。
レターラ
ちょっと！私はまだ納得してないわよ！大体なんでリードアも納得しかかってるのよ！？そもそ...も...
サリア
はいそこまで〜
ドス
サリア
相変わらずめんどくさい子だね〜。
リードア
すまない。あの頃からだがシャリーヌ以外の言うことは聞かなくてな...俺でもとてもじゃないが手に負えなくて。
サリア
あんたを責めてるわけじゃないわよ。
サリア
さて、ちょっくら転移で移動しますか！
リードア
いいのか？勝手に居なくなったりして...
サリア
大丈夫、だいじょーぶ。どうせすぐに私が呼んでおいた騎士に捕まるんだから。
リードア
そうか。
次の瞬間には4人の姿は消え去っていた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
