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そう言われ
声の聞こえた方に顔を向ける
赤
赤の視線の先には
高青年の男の子が
心配そうにこちらを見つめる
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
桃
赤
お互い自己紹介が終わると
桃
と話題を戻す
ほんとは聞いて欲しくはなかったけど
この悩みは自分一人では解決できない
そう思って
赤は思い切って桃に言ってみた
桃
赤
赤
話してる最中でも
さっきの事を思い出して
涙がぽろぽろと零れる
桃
と桃が言う
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
こっそりと赤の涙を手で拭く桃は
優しく、どこか懐かしい思いが込み上げてきた
桃
赤
と声を上げ
俯いてた顔が上にあがり桃の顔を見る
涙目な赤はぼやけて
桃の照れてる顔が真っ赤な姿は
きっと
見えてないだろう
桃は静かにそっと
桃
照れたような声で
そう言った
赤
赤
俺はお礼の言葉を言い
その場を後にした
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
その後ろで桃が
桃
桃
赤
赤
桃
桃
とお互いに笑顔を見せながら
違う方向へと向かった
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
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また会えるよね、
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
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