作者(歌大好き)
作者(歌大好き)
作者(歌大好き)
あの二人と初めて会ったのは いつ頃かな。
確か琵琶乃と会って相棒として 任務をして帰ってきた時。
先生
桜子
琵琶乃
先生
先生の後ろには誰かの影が見える。 良く見れば、小さい子供二人だった。
先生
桜子
先生
琵琶乃
元々私達には名前がなかった。 今の名前は、先生が付けてくれた名前。
先生
琵琶乃
桜子
先生
桜子
琵琶乃
先生はその言葉を聞いて悲しいように 顔を下に向けた。
でも、たまに先生は唐突に極端なことを 言い出すから雨翠が怒るのも 仕方ないことだと思う。
先生
桜子
琵琶乃
先生のことは敬愛してるけど これだけには呆れてしまう。
桜子
琵琶乃
桜子
琵琶乃
残念ながら私は空じゃないし… 覚えるのは得意じゃない。
彩羽
彩芽
桜子
琵琶乃
彩芽
彩羽
彩羽が彩芽の頭を優しく撫でる。 外見が似てるから血の繋がった姉妹の ようだけれど。
彩羽
琵琶乃
桜子
彩羽
二人はまだ知らない。 世界の残酷さを。 だから、知らなくて良かったのに。
空
桜子
空
あれから追手を撒いて 気付けばもう夜になってしまった。
夜でも横浜の街は明るい。 点されている電気が星のよう。
空
桜子
空
桜子
闇を知らない末っ子だったからか 二人はすぐに私達と解けた。
あの姉妹がいて風殺も 少しは明るくなっていたし。
琵琶乃
雨翠
桜子
空
琵琶乃
雨翠
今までの経験からか皆は 仮眠を少しとれば体力は 復活できるみたい。
桜子
琵琶乃
空
雨翠
桜子
静かに。けれど、はっきりと。
隅の方から力なく泣く声が 聞こえる。 私はその方に、一歩一歩近づいた。
桜子
彩芽
彩羽
桜子
彩羽
あれは二人が初めて任務に 行って──人を殺めた時のこと。
彩芽
桜子
彩羽
桜子
彩羽
泣きながらも私のことを心配している。 あの時は理解できなかった。
彩芽
彩羽
桜子
何も分からないまま 頷いただけ。
太陽が昇ってすぐに 戦いは始まる。
男
雨翠
桜子
私と雨翠で追手を倒して 琵琶乃は、遠い場所での狙撃主を警戒。 空は情報を調べる。
桜子
琵琶乃
雨翠
桜子
空
雨翠
琵琶乃
その時だった──
──ドンッ!!
桜子
琵琶乃
空
空から突然降ってきた何か。 それが割れて、『誰か』が出てくる。
てる子
桜子
鐵腸
雨翠
てる子
流石は最強部隊と言えるだろうか。 迫力が凄い。
空
鐵腸
空
てる子
桜子
琵琶乃
空
その時だった。
後ろから何かを感じたのは──
桜子
桜痴
桜子
桜痴
琵琶乃
桜子
先生の友人で猟犬の隊長 福地桜痴。
警戒を解かないようにしないと。
雨翠
桜子
琵琶乃
空
桜痴
採菊
桜痴
了解。任務開始。
桜子
雨翠
桜痴
鐵腸
桜子
刀を主流で戦う敵とは 刀を主流で戦う雨翠を出す。
福地は二刀流だけど そんなのは私とは関係ないから。
琵琶乃
採菊
てる子
採菊
空
琵琶乃
あっちも始まりそうだけど。 空の体力が少しだけ 心配かな。
桜子
桜痴
桜子
桜痴
──シャキン!!
雨翠
鐵腸
雨翠
──バン!!
採菊
琵琶乃
採菊
琵琶乃
──ヒュッ!
てる子
空
てる子
空
────莫迦莫迦しい。
その地を震わせるような低い声が 耳に聞こえると全員の 動きが止まった。
視線は一斉に俯いた 空へと集まる。
空
てる子
空
空
顔を上げた空の頬には 透明な涙が流れている。
空
必死に怒りを抑えているけど 今にも爆発しそうな、爆弾を見ている ような気分になる。
空
桜子
てる子
空が攻撃を防ごうと構えた時──
──スゥ~
桜子
彩芽
桜子
彩羽
琵琶乃
毒霧が出ている装置を持った 彩羽と彩芽が居た。
────風殺が全員揃ったんだ。
コメント
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TikTokから来ました! この作品凄く好きです! 続きが来るのを待っています!