夜中沢山のサイレンで目を覚ました
火事でもあったのかと思いながら外を見た。
ピンポーン
家の中にチャイムが鳴り響く
今は25時過ぎ。
一人暮らしで親もいない。
チャイムがなること自体 おかしかった
だが半分寝ている状態、 ドアを開けに行った。
ガチャ
桃
はい、?
青
…桃くっ
桃
青、?
中学校での親友がいた。
そして初恋の相手だった
青
どうしよッ、ポロ
涙を流す君を抱き寄せてみる。
少し君は戸惑ったが安心したかのように腕の中で泣きじゃくる
まるで子供のようだった
桃
これお茶、
青
ありがとう…
青
急にごめんね、
桃
で、どうしたの、?
高校に入って一度も会っていなかったのに。
言おうとしたことを飲み込む
会えなかった理由もあるだろうから
青
…家に火を着けた、
桃
ゴッホゴッホッ
想像以上のことで蒸せた
青
ちょ、平気、?
桃
何とか…
嘘です。平気じゃございません
青
あのね、伝えたかったことがあったんだ、
桃
…何?
青
桃くんのことが好きだったよ、
青
それだけ伝えに来たの、
それを伝えられた時全て分かった。
君はもう覚悟を決めているのだと
青
じゃあね、
青
幸せになってね、
桃
待って、!
青
ビクッ、
桃
…連れてってよ。
桃
俺も、
何日経つだろう。
あの日、君について行くことを決めて良かったって。
これからもずっと。
大好きな君と一緒に居れるから。
君は罪を償い、俺は君を離さない。
さよなら俺の初恋の人。
さよなら君の愛してくれた俺の体
ふぅ、今日も駄作を作ってしまいました。
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