私の初恋、。

ドラマ撮影が終わり

優莉いきなり何言ってるんだろ、

拓哉も変なこと言うし、

──な！

るな、！

瑠那！

名前を呼ばれ我に返ると近くに大吾くんの顔があった。

でも心のどこかでちょっと嬉しいなって思ってしまう自分が居る

ご飯を食べ終わり

ぴょこっと瑠那が俺の携帯の画面を覗こうとする

ポツッ

急に雨が降ってきた

俺達は雨宿りのために近くのトンネルの中に入った

ちらっと瑠那の方を見るとうっすら下着が透けて見えてしまった

俺は恥ずかしさのあまりそっぽを向いてしまった

大吾くんいきなり羽織っといてなんて寒くないのかな？

、、、って下着透けてんじゃん！！

さいっっっあく、、 絶対大吾くんに見られた、

子犬のような顔で見てくる

恥ずかしくて私は顔を埋めた

大吾くんと話すと懐かしい気持ちが湧いてくる

トスッ

何かが肩に当たった

“あの日の約束”

そう思いながら俺は瑠那の頭にそっとキスをした。