わたあめ
わたあめ
わたあめ
わたあめ
わたあめ
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
俺は紙巻きを片手にそう呟く
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
ナチス
回想入りまーす
昔から俺はずっと
ずっと
ずっとずっと
彼奴に惚れていた
美味しそうにチョコを頬張る姿
嫌でもしっかりと仕事をこなす姿
動作の一つ一つが
とても綺麗で仕方がなかった
ソ連
けれども彼奴は
俺といることなんてほとんどなくて
枢軸といることがほとんどだった
ソ連
ソ連
ソ連
俺はなんやかんやで彼奴との関わりを増やした
その内よく会って会話をする仲になった
ソ連
ソ連
ソ連
俺は花束を持って彼奴の家にいく
ソ連
ナチス
眠そうな顔をしながらも出てきてくれた
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
内心は断られるんだろう
そう思っていた
ナチス
ソ連
言葉を塞ぐようにナチスは言った
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
ナチス
こうやって無事に付き合うことができた
本当にこのときは
寿命が縮んだ…
ソ連
ソ連
いつも通り紙巻きを吸う
ナチス
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
想定外の言葉で物凄くびっくりした
ナチス
ナチス
俺の手から半ば強引に紙巻きを奪い取った
なぜだかわからないが
心底嬉しそうな顔をしていた
ソ連
こうやって俺が酒や紙巻きを使っていると
すぐに取り上げて使わせてはくれないようになった
お陰で
紙巻きも酒もやめることができたよ
この時が心底幸せだったと思う
しかし…
そんな時間は速く過ぎるものだな
ソ連
あり得ないぐらい気分が舞い上がっていた
なのに…
モブ
ソ連
ソ連
モブ
モブ
ソ連
ソ連
ソ連
モブ
ソ連
俺は幸せの絶頂から
絶望のどん底に叩き落とされた
そんな気分だった
ナチス
応答なし
ソ連
話がしたい
その一心で俺は彼奴に電話をかけた
ソ連
ナチス
ソ連
ソ連
ソ連
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
違う
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う
俺が知っているナチスはこんなのじゃない
もっと優しかった
こんなのじゃなかった
こんなに…
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
それしか声がでなかった
…じゃあ
今まで交わしてきた愛の言葉は?
行為は?
好きといってくれたじゃないか
…全部
全部全部
嘘だったのか
ソ連
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
ソ連
ソ連
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
ソ連
通話
02:08
ソ連
俺は膝から崩れ落ちるかのように座り込んだ
しかし気のせいだろうか
切られる直前に
彼奴の泣き声が聞こえたのは
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
やってやろうじゃねぇか
これから戦争は
どんどん激しくなっていった
昔吸っていた煙草、酒を飲むと
不味かった
口に合わなくなっていた
なんでこんなものが好きだったんだろうか
昔の俺はよくわからんな
そして戦争は
だんだん俺が勝ってきて
ついに…
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
ダンッ
一際目立ったような
発砲音が聞こえた
ソ連
横取りされるんじゃないか
その一心で彼奴の元に走った
今思えば最低だったな
ソ連
ソ連
死体だった
笑顔で
自殺に使ったと思われる銃を片手に
いなくなって
嬉しかった
敵が消えて
同時に
好きな人が消えて
苦しくて悲しかった
胸が裂けそうになりながら
なにか書いてる文字を読んだ
Ich liebe dich
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
もう喋りかけても反応してくれないな
ソ連
…あぁ
ごめんな
少したって
俺は墓の前にいる
自殺はしようとしたが
何回も失敗してしまった
その度に
彼奴が泣いて
もうやめてくれ
ということが夢に出る
ソ連
ソ連
ソ連
独りでに呟く
…もう戻ってはこないんだな
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
俺はとあるものを取り出した
酒を一気にグイッと飲む
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
声が聞こえて見上げると
呆れ顔のナチスがいた
瞬きすると消えてしまった
ソ連
ソ連
この日から口に会わない酒も煙草も
またやりはじめた
ロシアソビエト連邦社会主義共和国
ソ連
ロシアソビエト連邦社会主義共和国
ロシアソビエト連邦社会主義共和国
ソ連
ソ連
ロシアソビエト連邦社会主義共和国
ソ連
また俺を叱りに来てくれよ
なぁ
俺の愛している人
わたあめ
わたあめ
わたあめ
わたあめ
コメント
9件
この物語好きすぎて発狂して奇声あげてたら「ぇ゙ホッ!ヴゥホ!」って言う咳がでた(あたり前)
願い事がああああ⤴叶うならばああああ⤴ナチを素直〜に〜☆
ワタシの癖ー癖〜癖〜