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半妖

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半妖

3 - 半妖 3話

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2020年07月05日

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バシッ!

(、、、あれ?)

おい、、、てめぇら、何してる

いつの間にかねぇさんが僕の前に立っており拳を鷲掴みしていた。

いじめっ子A兄

げ!蓮!なんでここに!

それはこっちのセリフだ。餓鬼の喧嘩に何首突っ込んでんだよ。それに

いじめっ子A兄

ヒッ!!

私への腹いせに弟をやろうとしたのは違ぇだろ、、、

ねぇさんの登場でさっきまで生き生きしていた男達は急に静まり返った。

いや、、、喋れなくなっていたんだ

3対1だろうがなんだろうが私にかかってきても構わないさ、、、だがなぁ

弟に手ぇ出したらタダじゃおかねぇ。最悪

死ぬと思っておけ。

さぁそれでも向う覚悟があるなら来い。

殺してやる

いじめっ子A兄

ヒッ!!イヤだー!!

まるで僕と同じくらいになったかのような格好で彼らは逃げていった。

ねぇさん、、、

ギュッ

よくやったね竜。言っただろう?その小さな脳みそで考えればお前は強いってな

最後の方は言ってないじゃないか!

でも、ありがとう。

それはそれであいつら、二度と手ぇ出せないようにしめておくか

ねぇさん嬉しいけど

わかってる。でもあいつらはあんたの敵じゃない。私の敵だ。

竜にまで巻き込んじゃぁ私は面目ないよ

僕はこの日2つのことを学んだ。ひとつは力は使い方によっては弱くなったり強くできる

2つ目はねぇさんは他人に対して本気で怒るのは僕を守る時だけだと

(あの頃のねぇさんは怖かったなぁ)

竜?

ん?

何ボーとしてるの?早く食べようよ。カレー

うん!

プルルルッ

はい、蓮です。はい、、、、、、はい、、、、、

了解致しました。

ガチャ

父さん?

ええ。今から来いって

まぁ子供の入学式だったからね。流石に気になるのかな?

ふん、なら直接来ればいいのに

蓮、竜、ただいま帰りました。

お嬢、若、お勤めご苦労様でした。

桜さん。お久しぶり

お久しぶりです。

お頭様の居間まで案内します。

いや、いいよ。久々とは言え父上がどこに居るかは見ればわかる。

来たか。

一年トップと聞いたが?

はい。Sクラスに配属され一年代表として立たせていただきました。

、、、。

(相変わらず竜には興味ないって感じだ。イライラする)

(って思ってそうだなぁねぇさん。でもしょうがないよ。僕には不死身以外何もない。)

僕達姉弟は家と外での扱いが180度違うのだ。

流石だな

赤龍寺の名にふさわしい働きをしてくれた。

今は赤龍寺の名は名乗っていません

ほう、拾ってやった恩を忘れたか?

それに関しては感謝しております。

家を出たからって俺からは逃げられんぞ?そもそも我が家を継ぐのが条件で竜も引き取ってやったんだ。契約は守って貰うぞ?

この世界は力が全て。我が家こそ妖魔国の支配者だ。

、、、はい。しかしどうかこの高校生活だけでも赤龍寺を名乗らないことをお許し出来ないでしょうか

(ねぇさんは、赤龍寺の名を出すと当然避けられ喧嘩を売られるのも面倒だとは思っているけど1番は弟の僕が赤龍寺を名乗れないことを1番気にしている)

まぁいいだろう。高校を卒業したらすぐにでも跡取りとして教育する。せいぜいそれまで一般人を堪能するといい。

それとだ。白石家の若造と一悶着あったようだな?

相手はチンピラだが怪我を

させてないか?

威圧したら風紀委員に止められました。

ハッハッハ!流石我が娘だ。

それでは明日も早いので失礼させて頂きます。

失礼致します。

竜。

お前少し残れ。

!!

何故竜だけを?!

大丈夫だよねぇさん。先玄関で待っててよ。

、、、。失礼します。

竜。お前、Aクラスのトップと聞いたぞ?

、、、はい。申し訳a

よくやった。

!!

それだけだ、蓮の元へ早く帰ってやれ

ぁ、、、ありがとうございます。

僕は知っている。180度違うというのは間違えで、父上はちゃんと僕のことも見てくれていると言うことを、

(でもなんで毎回毎回ねぇさんに隠れてやるんだろう)

お待たせ!

竜。なにかされたり傷つくようなこと言われなかったか?

うん。大丈夫だよ

それならよかった。

もう帰られるのですか?

桜さんごめんね?また来るから

行ってらっしゃいませ

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