あの日に出会ったあなたへ

注意 ・地震表現 ・災害等など苦手な方は🔙

「あの時出会ってくれたあなたへ」

あの日

俺の全ての地獄が始まった

幸せだった家庭は

全て今日で壊れた

あの夜。

深夜 4時45分

時刻のアラームがなった。

ﾋﾟｰﾋﾟｯ！！地震です。地震です

ｸﾞﾗｯ...ｸﾞﾗｸﾞﾗｸﾞﾗｯ

ｶﾞｼｬｰﾝｯ

ﾊﾟﾘﾝｯ

" まま〜ｯｯ！！！" ((ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ "

なんでだろう、なんで、俺のせいで...

こんな目に遭わないといけないのｯｯ？、

こんなの、おかしいよ、、ｯｯ

自然災害は

" 嫌いだ "

避難所生活が続いた中

家族を失った俺にもう、何も残ってない

初めて光をみた

星空のように...青く、輝いている人

あの人の名前...

聞けてなかったな、、

いつか会ったら、絶対に、

今度こそ、 気持ちを伝えたい。

"君も本当は...辛かったんでしょ、？"

四年後

4年後に、改めて被災地に帰ってきた。

あとは、思い出の場所

あそこに全部置いてきた。

まだあの頃。

密かに、立てた。

小さな " お墓 "

四年前にたてた、あのお墓が残っていた。

しかもここは、あの人に出会った場所

こんなことを伝えたかったのは、こんな場所じゃなかったはず。

そんな願いも叶わないまま、一人寂しく、話してるだけ

お母さんにも、あの人にも、会いたい、もう一度ｯ

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

この関西弁。この安心感、

何より、誰よりも輝いている

その青い光

" あの日について "