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元ポートマフィアの敦さん【重い愛を添えて】

第6話 - 貴方のせいです

302

2024年07月15日

#中島敦

#文スト

#年齢操作

クマのぱわー！

冷たい風で目が覚める。

敦

（ここは、、）

目隠しをされているようで、周りを見渡せない

ｶﾁｬｶﾁｬと金属音が響く

敦

（鎖か何かか？）

明るい声が聞こえる

太宰

敦さん！！起きましたか？

敦

太宰くん、、ここは、

太宰

あ〜！すいません！今目隠しを外しますね！

パタパタと足音が聞こえる

ﾊﾞｻｯ

目の前が一気に明るくなる。

敦

、、太宰くんも趣味が悪いね、

太宰

お褒め似頂き光栄です

冷たい床

血の匂い

敦

ここは、

拷問部屋だ

太宰

懐かしいですか？

太宰

あ〜！敦さんは、拷問をした事があまり無かったんですよね？

敦

そうだと言ったら？

太宰

いや〜、これからされることをまだ察せていないかと、

敦

、、

敦

なんで、こんな事するの？

敦

何故、僕に関わろうとするの？

太宰

？

太宰

まだ、気づいてないんですか？

太宰

仕返しですよ

敦

仕返し？なんの、、

太宰

ここまで、私の心を荒らして、逃げるなんて、

絶対に許しません

敦

、、、

敦

太宰くんは、僕が憎いの？

太宰

違いますよ！！

太宰

敦さんは、私の、

太宰

私の、、、、

太宰

恩人です！

敦

、、

敦

本当は？

敦

太宰くんはそんな事を言う子じゃないよ

太宰

、、、

太宰

私にとって敦さんは、

太宰

（自分の手で壊したい人）

太宰

、、、

太宰

何なんでしょうね？

敦

、、、

敦

太宰くん、

敦

僕は、どんな太宰くんでも、変わらない

敦

優秀な元部下

敦

それだけだよ

敦

太宰くんは？

太宰

私にとっての敦さんは、超えたい相手ですよ

太宰

だけど、貴方は何処までも離れていく

太宰

だから、私は貴方を手の届くところに置いておく

太宰

、、、

太宰

失望しましたか？

敦

、、いや、

敦

太宰くんの本音をしれて嬉しいよ

敦

だけど、きっと太宰くんは僕を超える事はできない

敦

だって、僕は

敦

君の目標であり続けたいからね

太宰

、、、

太宰

そうですか、

太宰

では、私は貴方の地位を落とします

太宰

そして、何としてでも追い越します

敦

それは、怖いね、

太宰

敦さんは、逃げ続けてくださいね

太宰

私の目標でいてください

敦

、、わかったよ

ちょっとしてから太宰くんは｢任務なので、｣っと言ってどこかへ行ってしまった

次の日

ガチャッ

敦

早かったね、太宰くん

太宰

急いで潰してきました

血の匂いが、鼻につく

敦

、、、

敦

そっか、

太宰

？

太宰

まさか、人を殺すなとは言いませんよね？

敦

、、うん、言わないよ

太宰

良かったです！

太宰

だって敦さんは、私より人を殺してますもんね

敦

、、そうだよ、

太宰

、、、

太宰

敦さんは、何故人を殺したくないんですか？

敦

？

敦

人を殺したくないのは普通の事じゃないかな、

太宰

、、、

太宰

だとしたら、矛盾が起きます

敦

矛盾？

太宰

はい

太宰

貴方は私が来るずっと前から人を殺してた

太宰

そんな不満があるなら、脱走するなりしたはず

太宰

何故、貴方は人を殺したくないのに、ここに何年も残ってたんですか？

敦

、、、

敦

簡単なことだよ

敦

僕には、帰る所が無かったからね

太宰

、、今は帰るところがあると、

敦

そうだよ、僕の帰るところは探偵社だ

空気が、重くなる

太宰

気分が変わりました

太宰

部屋を変えましょう

敦

、なんでか聞いていいかな？

太宰

少し分からせてあげようかと！

敦

、、

敦

(目が笑ってない、、)

太宰

じゃぁ、行きましょうか！

血の匂いが強い、

ここは、もう使われなくなった部屋だったはず

太宰

ここはですね、少し頑固な人を入れるところなんですよ

太宰

拷問器具が、少し変わっていてですね

太宰

大体の人は、ぜーんぶ吐いてくれますよ

敦

、、、

太宰

あ〜、でも敦さんは再生能力があるから楽に死ねないですね、

太宰

まぁ、殺す気はないんですけど

敦

、、太宰くん、

太宰

どうしましたか？

敦

、、僕は何をされても、ここに戻ってこn、、

グサッ

敦

ｸｩｰｰｯｯ

太宰

大丈夫ですよ、戻ってきたいと思わせればいいんですよね

太宰

簡単なことです

太宰

私は、こういうのは得意なので、

そこからは、思い出したくもない

爪を剥がされ、

再生して

指を折られ

再生して、

腕を落とされ、

再生して、

敦

もう、やめ、、

太宰

、、確かに、これだと非効率ですね

太宰

、、これを飲んでください

見るからに怪しい瓶

人が飲んではいけない色をしている

太宰

早く飲んでください

敦

、、これって、

ｺﾞﾌﾞｯｯ

無理やり口を開けられ、口に流し込まれる

敦

ｹﾞﾎｯｯ

太宰

、、敦さん言いましたよね、僕の帰る所は探偵社だって

太宰

今、ポートマフィアが探偵社を襲撃に行ってます

敦

！？

太宰

敦さんを捕えた返して欲しければ抵抗をするなっと、

太宰

そうしたら、なんて言ったと思いますか？

敦

、、

太宰

｢敦には手を出すな、、」っと、簡単に従ってくれましたよ

敦

そんな、

太宰

敦さんのために命をはる！！素晴らしい仲間愛ですね

敦

、、探偵社のみんなは今、、

太宰

さぁ？まぁ、拘束して監禁なんて、生易しいものでは無いでしょうね

敦

、、僕のせいで、

太宰

そう、貴方のせいです

敦

、、、

太宰

私は一旦、任務に行かないとなので、

太宰

それでは、また明日会いましょう

太宰くんが出ていった、

敦

ﾌｩｰ､ﾌｩｰ､

傷がまだ治りきっていない

太宰くんが言っていたのは本当なのだろうか、、

なにかの冗談じゃないのだろうか、

本当に僕のせいで、

太宰

ﾌﾌ､敦さん信じちゃってて面白いな、

太宰

探偵社を襲撃なんて、めんどくさい事本当にしたと思ってるんだから、

やっぱり、敦さんは罪悪感に弱い

太宰

あの現場には、証拠を残してないし、

太宰

まぁ、すぐにバレるとは思うけど、

太宰

だからといって、探偵社も考え無しではない

太宰

直ぐに特攻なんて事はありえない

太宰

なら、そのうちに敦さんを洗脳すればいい

太宰

探偵社は助けに来ない

太宰

あなたのせいです

太宰

あなたの帰るべきところはポートマフィアです

太宰

って、

太宰

探偵社が取り返しにくるまで、長くて1週間だろう、

太宰

そのうちに何としてでも落とす

近くから、足音が聞こえる

中也

おい、太宰

太宰

ｳｹﾞｰ、何の用

中也

敦さんはどうした？

太宰

あー、今他の拷問部屋に移した

中也

手前、敦さんにひでぇ事してねぇよな？

太宰

ハイハイ、してないしてない

中也

チッ、まぁいい、俺は今から敦さんの所に行ってくる

太宰

はぁ？任務は？

中也

速攻で終わらせた

太宰

これだから、脳筋は、、

中也

うっせぇ

中也

じゃぁ、俺は行くから、手前はゆっくり帰ってこいよ

太宰

サボろうかな、、

中也

さっさと行け！青鯖

太宰

ハイハイ、

太宰

(早めに洗脳しないとな、、)

中也に取られるなんて、死んでも嫌だからね

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