テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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セフィロトの樹

第37話 - 仲間

2024年07月29日

#ファンタジー

#一次創作

#設定崩壊注意

#異世界

#バトル

愛瑠

エドガー

なんでお前らがこの世界にいるんだよっ！

セレナ

えへへ、来ちゃった！

セレナ

なぜここにいるのかは後で話すね！

アン

まさかここまでの仕打ちを受けていたなんて…

アット

あとは僕たちに任せてぇ！

デビット

お前たちは誰だっ？！

セレナ

わたしたちはそこに囚われている仲間よ！

エドガー

囚われていて悪かったな！

ヘンリー

どこの刺客かは分かりませんが邪魔するなら殺すのみです

アン

ただの人間なのに生意気ね？

アン

ギャハハ、だったらその脳みそにトラウマを植え付けてやろうかってんだ！

エドガー

みんな、ありがとう！

エドガー

けどまずは俺より先にウッドを助けてくれ！

ウッド

っ……

セレナ

ウッドさん！？

ジョン

近づかさせねぇよ！

ジョン

せっかくの獲物だからなっ！

アット

ウッドさんは動物じゃないからぁ！

アット

〈スクリーム〉吹っ飛べ！

デビット

ぐっ……

ジョン

おいおいこいつらも魔導師かよ！？

アット

この世界では能力者のことを魔導師と言うんだったねぇ

セレナ

2人はこの人たちをお願い……！

セレナ

わたしはウッドさんを助けに行く！

アット

オーケー！

アン

エドガー、今解いてやんよっ！

エドガー

まじっすか、サンキュー！

アン

さぁさぁ焼き尽くせ〈イフリート〉！

アン

( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ＼ / ＼

アット

わぁお、久々の狂ったアン姉だぁ

セレナ

ウッドさん大丈夫！？

ウッド

くっ……お前よくも

ウッド

ってセレナ！？

セレナ

セレナだよ！！:( ;˙꒳˙;):

セレナ

良かった、無事で…

ウッド

どう見ても無事じゃねぇだろ…

ウッド

てかなんでセレナがここに？

セレナ

わたし以外にもいるよ！

セレナ

話はあと、まずはこれを外すね

セレナはウッドに繋がれていた鎖を解除する

ウッド

ありがとな、けど気をつけろ

ウッド

いつ電流が流れるか分かんねぇから

セレナ

それなら心配ないわ、アットが思いっきり破壊したから

ドミニク

∑(⸝⸝´꒳`)┳━═ ̖́-‬ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ウッド

伏せろっ！

セレナ

きゃっ……

ウッドはセレナと床に伏せる

リチャード

ドミニク、もっと慎重にやって！

ドミニク

ひぃ、ご、ごめんなさい！

ヘンリー

焦らなくていい３対２だ

ヘンリー

ゆっくり追い込んでいけばいいさ

ウッド

…お前らよくも俺の仲間に手を出しやがったな

ウッド

ぜってぇ許さねぇ！

リチャード

面白くなってきたね

セレナ

行くわよ…ってわたし攻撃できなぃいいい

ウッド

大丈夫、そばでサポートしてくれるだけで十分だ

ドミニク

∑(⸝⸝´꒳`)┳━═ ̖́-‬ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

リチャード

(｀・ω・´)▅=┻┳＝━

ウッド

……なに無意味なことしてんだ？

リチャード

なんで効かないの！？

ウッド

そりゃバリアを張ってるからな

ヘンリー

ｽｯ…=͟͟͞͞ (　＾ω＾)🔪

セレナ

ウッド、後ろ！

ウッド

あざっす！〈シルフ〉！

ヘンリー

くっ……ダメか

ドミニク

ヘンリーさん！

ウッド

……よし

ウッド

倒れる覚悟で行くからあとは頼んだ

セレナ

オーケー……ってまじで！？

ウッド

(あまり使いたくないが仕方がない…)

ウッド

〈シルフ〉──テンペスト！

ボｵｫｫｫｫｫｫｫｫーー！

瞬間、超強力な風が吹き荒れる

そして狭い部屋を木端微塵に破壊する

ジョン

へぁあああああああ！？

ドミニク

っぐ……もう…無理！

リチャード

ぁああぁぁああぁあぁああ！？

取締役たちは次々と飛ばされていく

セレナ

す、すごい……

アン

なにごとかと思えばウッドの能力かいな！

エドガー

先輩さすがっす……

ウッド

くっ……まずい

セレナ

どうしたの、もう大丈夫よ？

ウッド

分かっとるわ、能力の制御ができねぇんだ…！

セレナ

嘘でしょ！？

それをしている間にも徐々に風が強くなり街中を襲う

アット

確かに…だんだん強くなってるぅ

エドガー

先輩っ……どうにかしてくだ──

エドガー

ぐはっ……

アン

エドガーさん？！飛んできた何かにぶつかったみたい…

ウッド

ぐっ……

ウッド

ダメだっ…押さえ込もうとしてるが上手くいかない！

サラ

何してんのよ魔導師のくせに！！

その様子を見ていたのか、サラがひょっこり現れる

エドガー

サラさん！？

サラ

既にここら辺の避難はできてるわ

アン

ナイスすぎるけどあんた誰？

サラ

サラよ、お偉いさんだと思ってくれていいわ

ウッド

……がぁあああっ！？

セレナ

ウッドさん、大丈夫…！？

ウッド

俺は大丈夫…っ

サラ

…物理的に止めてあげるわ！

サラ

女の力を見てなさいっ！

サラ

(`･д･⊂彡☆))Д´))ﾊﾟｧﾝ!!

サラはウッドに近づき強烈なビンタをお見舞した

セレナ

物理的ってビンタのこと！？

アット

音こわぁ

ウッド

うっ……

ウッドはマナの消費もあってかその場に倒れた

さっきまで吹いていた暴風はやんだ

アン

良かった、落ち着いたみたいね

エドガー

ま、まぁ…やり方があれっすけど

サラ

こんなので倒れるって…わたくし強い？

セレナ

そうよ、女の子は強いんだからねっ！

アン

これに関しては同感

サラ

わ、わたしは助けるためにしたことだからねっ！

サラ

警察とかに突きつけないでよね！

エドガー

ちょ…サラさん！

サラはその場から去っていった

エドガー

なんだったんだよ……

アン

とりあえず一旦セフィロトに行こう

セレナ

そうね、話はそれからよ！

エドガーはフォレースを発動し、一同はセフィロトへ向かった

ゲルーゴン

〈ヒール〉で大体は回復しておきましたぞ

セレナ

ありがとうゲルーゴン

エドガー

まるでアルフレッドの能力を奪ってるじゃないか…

ウッド

c(>_<。)ゞ*ｲﾀｲﾉ…

セレナ

まだ後遺症があるの…？！

ゲルーゴン

ビンタは……どんまいですな

アット

女恐るべし……

エドガー

それはともかく、お前らはどうやって俺たちの世界に…？

アン

えっとそれはね──

アット

予知の書で未来を知ったのぉ

アン

ちょっとアット……！

ウッド

予知の書？

ウッド

コクマーで見つけたのか？

セレナ

うん！そこに「ティファレトに行く時、魔導師が彼方の世界に行くのならば助けに行くべし」とあって──

時は事件の前まで巻き戻る

セレナ

入るよー？

アット

ﾄﾞｫｫｫｫｫｫ━ ٩(ˊﾛˋ*)و━ｫｫｫｫｫｫﾝ!!!

ゲルーゴン

壊れますって……

セレナ

あれ？いない……

アン

いや待って……

ゲルーゴン

これなんですか？我も知らぬ扉だな

セレナ

これはフォレース、ウッドさんが持ってるはず…

アン

え、彼方の世界へ行ったというの！？

アット

その可能性がるねぇ

開いていたフォレースが閉じられ、跡形もなく消え去った

セレナ

消えた……やっぱり彼方の世界に行ったのね

アット

これさぁセレナが見つけた予知の書に当てはまるんじゃ？

アン

「ティファレトに行く時、魔導師が彼方の世界に行くのならば助けに行くべし」

アン

確かに……

セレナ

てことは今ウッドたちは悲惨な目に合ってるってこと！？

セレナ

助けに行かないと！

アン

けど今からどうやって？

アット

今からネツァクへ戻るのにも時間がかかるしぃ

ゲルーゴン

……ラッキーですね、この部屋に彼方の世界へ繋がる空間がありますぞ

セレナ

ほんと！？

ゲルーゴン

ああ、今準備する

ゲルーゴンは奥にあった本棚を動かす

そこには、彼方の世界へ繋がる空間があった

ゲルーゴン

これでいつでも行けます

アン

まじだ……

セレナ

ありがとうゲルーゴン！

セレナ

よしみんな、準備はいい？

アン

私はいつでもいいよ！

アット

僕も〈スクリーム〉を使う気でいるからぁ！

ゲルーゴン

すまんが我は行けぬ

ゲルーゴン

ケセドを司るのでな、ここから離れるわけにはいかぬ

セレナ

分かったわ！

セレナ

行くよみんな！

3人は空間へと飛び込んだ

ゲルーゴン

無事を祈るぞお主ら

エドガー

そして今に至ると……

ウッド

予知の書がなければ終わってた…

ウッド

ファインプレーだなセレナ！

セレナ

(*´ ˘ `*)♡ｴﾍﾍ

アット

そもそもぉ、なんで彼方の世界に行ってたのですかぁ

ウッド

それは、魔導師の存在を消すために──

アン

だったら勝手に行かないでよ！

セレナ

もう、しかも消しちゃったらウッドのこと誰も覚えてくれないよ？

エドガー

それはない、俺が絶対覚えてるからな！

ウッド

……ぐっ

急に頭痛がする

アン

……さて、そろそろティファレトに行く？

アット

早くティファレトに行ってみたぁい！

セレナ

2人とも大丈夫そう…？

エドガー

俺は全然平気だ、先輩はどうだ？

ウッド

……なんだよこれっ((ﾎﾞｿｯ…

エドガー

先輩、大丈夫っすかぁああああ！？

ウッド

……え、あぁ行けるぞ！

アット

よぉし、いざとなればゲブラーの双子に任せてぇ

アン

私たちにかかれば怖いものなし！

セレナ

さすが双子、心強いわ……

セレナ

ね、ウッドさ──っ！？

ウッド

……ん？

一瞬、ウッドの左目が血に染まった

セレナ

ウッドさん、今のなn

ゲルーゴン

でしたらティファレトまで案内しようか

ゲルーゴン

ティファレトまでと言ってもそこまでだけとな

アット

ありがとぉ

アン

では出発(o・・o)/

すぐさまアンとアットはゲルーゴンに着いていく

エドガー

早いよアン……w

ウッド

お前らなんでそんなに元気なんだよ…

セレナ

セフィロトの樹

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