…
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空はすっかり明るくなって
俺も目が覚めた
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自分もまだ眠くて
意識がはっきりしてなかったけど
、
あと少しで登校時間だってことは
わかっていた
俺は床で寝ているこいつの体を
揺らして
、
耳元で何回も呼んだ
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よく朝にこんな声出せるな
ぐらいに大きな声が
明るい空に響いた
結局こいつを起こして
遅刻しないで済んだ
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家から改札まで走って
、
ぎりぎりのれるぐらいだった
俺はいつもの席に座って
鞄から本を取り出した
すると
俺の隣で座っているこいつに
本のことについて話してきた
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朝からのこいつの圧で押し潰され
なにも言うことが出来なかった
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こいつは
本を無理矢理取り出して
手を合わせた
いつも通り俺に微笑んで
開いてる席に座って
本を読み始めた
次は ~~ …○○ 駅
○○駅でございます 。
ご乗車の方は …
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少し離れてる席に座っている
あいつを見ていたら
もう自分の学校の近くの駅まで
電車は辿り着いた
… はよいかんと …
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俺は席を立ち上がって
電車から出た
…
出たあと
後ろを振り返って
自然にあいつを見た
笑いながら手を振っていて
俺も手を振り返えした
手を振った後は
熱心に本を読んでいる姿があった
… ぁ 、
しおり挟んだままだ …
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… あのしおりは
あいつにもってほしいから
…
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コメント
2件
この,なんか,言葉 で 表せない 感じ の 淡い 書き方 め っ ちゃ 最高 です ! !