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ゾムは記憶喪失のフリをする話#24  心霊現象

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ゾムは記憶喪失のフリをする話#24  心霊現象

1 - ゾムは記憶喪失のフリをする話#24  心霊現象

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2021年03月14日

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ゾム

……!

ゾム

……夢か

ゾム

リアルやったな

ゾム

あの夢、ほんまに起きそうで怖いわ

ゾム

……みんな優しいけど、心の中ではどう思ってんのか分からんよな…

ゾム

……みんな俺のこと好きなんかな

ゾム

…必要されとるかな

ゾム

俺はここに居てええんかな

ゾム

……不安になってきたわ

ゾム

生きててええやろか?

コンコン

トントン

ゾム~入るで

ゾム

あぁうん

トントン

どう調子は?

ゾム

楽にはなったかな

トントン

良かった

ゾム

(やっぱ、優しいよな、俺の思い込みやな)

トントン

寝れた?

ゾム

変な夢見たけど……

トントン

どんな夢やったん?

ゾム

……(言ったらアカンよな)

ゾム

……忘れた

トントン

そっかww

トントン

夢ってすぐ忘れるよな

ゾム

そうそう

トントン

ゾムが大丈夫そうで安心したわ

ゾム

心配してくれてありがとうな

トントン

今は苦しいとかない?

ゾム

ないで

トントン

無理したらアカンで

ゾム

うん

トントン

熱は……なさそうやな

トントン

熱なくても、安静にしときや?

ゾム

分かっとるで

トントン

うん(ゾムってこんなに素直やったか?まぁ俺の気のせいやな)

リビングの方で大きな物音がした

ガシャーン!!

ゾム

ビックリした……

トントン

また鬱先生、皿割ったんか?

ゾム

見に行ったら?

トントン

そうするわ

リビングに、行くトントン

トントン

えらい音したけど……

鬱先生

今回は、マジで僕ちゃいます!!

トントン

誰なん?

コネシマ

誰でもない

トントン

?どうゆうこと?

ショッピ

俺ら、台所の近くには居てないんですよ

シャオロン

そうそう、でな?テレビ見ようとしたらな、皿が割れる音してビックリしたんよ

トントン

え?勝手に落ちたん?

コネシマ

そうやねん

ロボロ

何で落ちたんやろってみんなで話とった

ショッピ

まぁ考えられるのは、二つ

ショッピ

まず、一つ振動で落ちた

シャオロン

あぁ~

トントン

じゃあ二つ目は?

ショッピ

ポルターガイスト

鬱先生

何それ?

トントン

心霊現象

鬱先生

えぇ!

ショッピ

まぁ俺の中の説ですけどね

シャオロン

一つ目の振動で落ちたのが、現実的やな

トントン

まぁそれやったら納得いくな

コップが、一つ浮かんで落ちた ガシャーン!

トントン

今、コップが、浮かんだな

鬱先生

トン氏冷静やな!

シャオロン

じゃあ

ショッピ

ポルターガイストですね

ロボロ

この家に幽霊👻居んの!?

ショッピ

そうみたいですね

コネシマ

冷静やな

また一つまた一つコップが、浮かんで落ちた

鬱先生

怖っ

トントン

ヤバイな

ロボロ

ヤバくね?

ショッピ

ちょっとこれは、さすがに……

パリーン!!ガシャーン!! 食器が、宙に浮かんでは落ちている

ヒューン!!

トントン

うわっ!?

鬱先生

大丈夫か!

コネシマ

家出た方がええんちゃう?

ショッピ

家、出ましょう!

小さな子供の声が聞こえてくる

『逃がさないよ?』

トントン

今何か言った?

鬱先生

何も

ショッピ

言ってませんよ

シャオロン

どうしたん?

『一緒に遊びましょう?』

コネシマ

玄関まで行ったけど開かへん!

ロボロ

えぇ!?

シャオロン

出られへんの!?

『私と一緒に……逝こうよ?』

トントン

待て!?ゾムは!?

ショッピ

部屋に居るんですよね!

『駄目!』

トントン

何で忠告してくんねん!

『行かせないよ?』

ヒューン!!ガシャーン!! パリーン!!

トントン

ガラスの破片があって行かれへんな

鬱先生

邪魔すんなや!

『そっか、私と遊んでくれないんだね』

ショッピ

(この声聞いたことある、みーちゃん?)

『私の名前を答えてよ』

コネシマ

名前?

ロボロ

知るわけないやろ!

鬱先生

いや、この声聞いたことないか?

トントン

確かに

ショッピ

名前…みーちゃん

『覚えててくれたんだ……』

トントン

みーちゃんなん?

コネシマ

え?何でこんなこと

『驚かしただけだよ?』

鬱先生

じゃあこの声はどっから?

トントン

後、この心霊現象は?

『声は、裏で話してるだけ』

『心霊現象は、知らないよ?』

みんな

え?

一気に寒気がした我々だった……

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